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【RX 遠藤】 2024.04.07 JBCF大阪クリテリウム マスターズ 優勝


1 レース展望

大阪の堺浜で開催された2024マスターズ第5戦。皆勤賞のためリーダージャージを獲得したが、4月末の西日本クラシックでJBCF戦は一区切りをつける予定なので、それまでにリーダージャージを着用して優勝したいというのが最大モチベーション。
コースは平坦でブレーキする必要がない、流れるコース。クリテリウムというよりもスクラッチのイメージ。下図の左下のコーナーがきつそうに見えるが、全開で行っても減速せずに曲がれる。ゴール前のクランクも下総ほどキツくはなく、ストレート部分は思ってた以上に短い。
風は穏やかであるものの、西(図の左側)から東へ吹いていたため、最終コーナーで前にいないと勝負にならないので、バックストレートで風を受けてでも前をキープして、そのままなだれこむイメージで出走。

レースコース


2 レース内容

リーダージャージ着用のため、最前列からスタートするもクリートキャッチ失敗で苦笑い。気を取り直してローリング3秒ですぐにリアルスタート。

スタート前


序盤から切れ味鋭いアタックが何回かあったけど、すぐに戻ってくるだろうと思い無視。無視とはいえ淡々と先頭交代をしながら詰めていく。lapclipを見ると、殆どの周回で前3番手以内にいたようだ。
soleil de lestの吉岡選手とMiNERVA-ASAHIの中村選手がフワッと抜けたところで、なぜか集団がペースダウン。中村選手逃したらどうなるかわかる?と言いたい気持ちを抑えて、半周程で単独ブリッジ合流。
淡々としたペースで3人で回していたが、中間スプリントポイントで自爆気味に踏んだ吉岡選手がドロップ。

何度目かの2人逃げ


ここからは、何度目かのまさやん(中村選手)と2人逃げ。こちらとしては集団から10秒以上広がれば積極的に行きたいが、泳がされてるのはわかってるので、スプリントのための足は残しておきたい。1,400W超で踏めば、勝負になるのは元プロの辻選手くらいしかいないだろう。一方、中村選手としては逃げ切りたいという思いからグイグイ前を引く。勝つ確率を高めるためにどう走るかを考えると、(ローテはするけど、同じ強度で引かないのは申し訳ないと思いつつ)スプリント濃厚と思っていたので、何周か逃げた後に集団に吸収。
直後にカウンターのカウンターで練習仲間の清水さんが単独で抜け出すもラスト2週で吸収。あっという間にラスト周回。
さぁ、バックストレートでだれがかける?というところで行くのは中村選手。すぐに番手を取り、鋭角コーナーへ。ここを始めてしっかりと攻めたら横並び、そこから早めに加速してクランクを先頭で抜ける。直線区間に入っても他の選手の気配や影、音は聞こえない中で、久しぶりに感じる99%の自信と1%の不安。自転車レースで一番楽しく興奮する時間。2位とは10m程の差をつけて先頭を駆け抜けることができた。

ゴール直後


3 今後の予定

リーダージャージを着て勝つという目標を達成出来たので、東西のクラシックはノープレッシャーでレースを楽しめそう。
GWからはニセコクラシックに合わせた練習にシフトするので、そこまでリーダージャージをキープできれば出来過ぎかな。

表彰式

※写真提供をいただいたカメラマンの皆さま、ありがとうございました。

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