見出し画像

山のち♨湯 ~宝登山→梵の湯③

山のち♨湯

登山とまでは言い難いが
山に登るのは好き。

すれ違う人々との「こんにちは~😀」「お先どうぞ~」の挨拶
初めて出会った人と広がる会話
この先、どうなっているのかとのワクワク感
頑張って登った先に広がる光景🌄
そして達成感
時には頂上や中腹で飲むコーヒー☕にカップラーメン🍜
運転しない登山では頂上でビール🍺など
残る疲労感😴

などなど・・・

そして何より疲れた体を癒す『湯』

欲を言えば『♨温泉』ならさらに格別かと。

そんな『山』『湯』
いつの間にか無意識のうちに組み合わせて過ごしてきたかもしれない。

そんなこんなで

山のち♨湯


さて、山のち♨湯 ~宝登山→梵の湯②の続きです。
今回③  いよいよ『♨湯』となります。

前回↓

たくさんご覧くださりありがとうございます。

今回選んだ♨湯は・・・・

宝登山  山麓駐車場から近い温泉施設

Googleマップによれば約15分くらい。
有料道路を使う、使わないのどちらもそう変わりません。

秩父川端温泉 梵の湯(ぼんのゆ)

今回初訪問となる温泉施設です。

梵の湯さん 入口

場所が ややわかりづらいかも。
私は有料道路出口の信号を右に折れて向かいました。
大きな案内看板がありますのでそちら注意して見てください。
信号左へ折れてのルートがわかりやすいはずです。
上のGoogleマップの通りがいいと思います。
沸くわくで伺いました。

駐車場は広いです。
入口を背にしての駐車場

入館料は大人 平日900円 土日祝祭日  1,030円
会員になると少しお安くなります。

入館後、館内に掲示されていました梵の湯さんのご紹介がこちら↓

関東一の重曹泉とあります。

温泉分析書によると泉質は
ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉(低張性・アルカリ性・冷鉱泉)に相当する   ・・・とあります。

こちらが温泉分析書

梵の湯(1号井戸)と凡の湯(2号井戸)を合わせた混合源泉です。
源泉温度は20.7℃
今回は真っ先に温泉分析書のもとへ向かったほど泉質には興味津々でした。

何よりも濃厚な成分です。
事前調べにて「温泉達人 温泉紀行ライター 飯出敏夫氏」
「カリスマ温泉ソムリエ 板倉あつし氏」による監修の温泉であることを知っての今回の初入湯となりました。
お二人はここ数年、年に一度以上は湯仲間の集まりにて交流させて頂いています温泉界の重鎮でしていつもお世話になっております。

その温泉達人 飯出敏夫さんによる 梵の湯推薦文も見つけました。
どれだけ貴重な温泉、泉質なのかは以下でおわかりになるかと。

「秩父川端温泉・梵の湯」を推奨する
                    温泉紀行ライター 飯出敏夫
秩父エリアでは希少な泉質の療養泉で、
高濃度の重曹を含む美肌づくりの名湯

 秩父エリアの温泉といえば、大体が単純温泉か単純硫黄泉、または温泉法上の温泉しかなかった。そんな中、ここ秩父川端温泉の泉質は、源泉温度16.1~16.5度のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉である。源泉は2本あり、1号井戸の溶存物質は実に3.119g/kg、2号井戸も1.567g/kgと濃厚な成分を含む、きわめて高濃度の重曹を含んだ食塩泉で、アトピーなどの皮膚病などに卓効があるほか、美肌効果にも優れた療養泉だ。秩父エリアでは、まさに稀有な泉質の温泉である。

 梅澤勲社長はこの奇跡的とも言える良泉を評して「関東一の重曹泉」を標榜するが、正確には旧泉質名では「含重曹食塩泉」になる。この泉質は私の数々の入湯経験からみて、含硫黄-ナトリウム-塩化物泉(または炭酸水素塩泉)とともに、もっとも美肌効果の高い泉質だと思う。もちろん、泉質別適応症として慢性皮膚病、きりきず、やけどなどが挙げられる療養泉である。

温泉紀行ライター 飯出敏夫氏による 梵の湯推薦文より引用
http://bonnoyu.com/pg29.html

ヌルスベ~~ でいつもまでも浸かっていたい いい湯♨でしたよ。

とにかく成分量がすごいのです。

ナトリウムイオン、塩化物イオン、そして炭酸水素イオンの数値が大きく驚きです。
ここ梵の湯へは私の居住地からは車🚗で約1時間で行くことができます。

埼玉秩父方面へ行った際は、また立ち寄りたい いい湯♨となりました。

こちらが内湯である大浴場
おそらく当日の女湯かな?
こちらが露天風呂
こちらも女湯と思われます。
※お風呂の写真は梵の湯さんサイトからお借りしました。

特に印象に残ったのが『湯口』
※湯の出てくるとこで、これを愛する「ユグチスト」なる方もいらっしゃいます。ここnoteにても作品投稿されてます。

源泉から引いてきて『湯口』から浴槽へ入れることが多いですが
ここ梵の湯の『湯口』
温泉を浴槽内に直接注入することにより、温泉の劣化を防ぐ構造になっています。
よくある湯口の中にパイプがあって、直接、浴槽に注がれていました。
写真としてお見せ出来ないのが残念ですが、私としては初めてお目にかかった湯口でした。
さらにぬるスベ~~と感じた次第です。

お風呂の入り口はこんな感じ

入れ替え制かは不明・・;

男湯、女湯が入れ替え制なのか固定なのかはわかりませんでした。
サウナは低温と高温で2部屋に分かれてましたよ。

梵の湯さんサイトには監修者のお二人も登場しております。

梵の湯さんサイトから借用
最強タッグペアにお手伝い頂いたのですね。

さて、いい湯を満喫した後は
これまた楽しみでありますお食事です。

「山のち湯」「旅のち湯」なんて旅やおでかけをする際は
どうしてもランチの心配してしまいます。
それもあって、今回の宝登山から近く、お食事もできる温泉施設梵の湯さんをチョイスしていました。

まずは名物 味噌ポテト

そして秩父に来たなら わらじかつです。
わらじかつ丼

蓋が閉まらないのが秩父流かと
大きい~

わらじかつをメインとしている飲食店では薄めのお肉を使用していますが、ここのは厚めで、これもいいかな・・という感じ。
たれがご飯にも絡んで美味しかったです。

そしてこちらが連れのオーダー
天ぷら付きもりそば

揚げたて天ぷらが美味しい。
写真のおそばは普通盛り。私は大盛りの方がいいかな・・

ちなみにここの食事メニューは通常と大盛りの2つの設定があります。
また、一度会員カードを作ると、さらに割引きとなります。
何度か立ち寄る可能性のある方はその方がお得みたいです。

尚、館内はフリーでWifi使えます。
山登りで撮り過ぎた(笑)写真をクラウドに保存するのに便利でした。

ちなみに食事は発券機で購入します。
購入と同時に厨房へオーダーが入るしくみです。
券を持っていかず、そのまま席につき、モニターに番号が表示されるのを待ちます。

サインもたくさん掲示してありました。
秩父には何度も訪れていますが、梵の湯さんの存在知りませんでした~

ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉の濃厚成分を肌に感じ、お肌すべすべになり、美味しい秩父ならでは名物も頂き、大満足でした。
宝登山での疲れもすっかり癒すことができました。

宝登山ハイキングの後の♨温泉としておススメです!

梵の湯監修の飯出さん、板倉さんに敬意を表して・・
いいゆ!
※温泉達人コレクション いいゆ!てぬぐい

いい湯♨~~

認定させて頂きます。

①、②、③と3回に渡りましたが
山のち♨湯 ~宝登山→梵の湯
以上となります。

いつの日か、この旅をなぞって頂ける方がいらっしゃれば嬉しいです。
↓↓ 秩父川端♨ 梵の湯 サイト ↓↓

ここまでご覧くださりありがとうございました。

また山に登ることがあれば
山のち♨湯
続けていきます😊


編集後記)
※梵の湯監修者へのお礼も含め・・
以下はお時間あれば・・という感じでご覧ください。

実は
山のち♨湯にて「梵の湯」さんへ向かうことを事前に決めていたので下調べをしていました。
その際・・・

これは館内に掲示されていました。
右上の写真はヘリテイジリゾートかな?

梵の湯を訪問された方の記事にて、館内にこういう掲示があることを知る。
ん?
ん?
記事内に聞き覚えのある(というより年に1度以上はお会いしている)

温泉達人・飯出敏夫

食の達人・板倉あつし

の文字。モデルの方は存じあげませんでしたが。

あらためて館内掲示を確認すると・・・
(というよりまず目に入ってきましたが 笑)

温泉ライター 飯出敏夫の 温泉Check!で
秩父川端温泉 『梵の湯』が A級温泉として
・・・紹介されてました。

先生方
梵の湯さん 結構近くにありながら、存じあげませんでした~
お薦めのとおり、いい湯でした。ありがとうございます😊😊😊

温泉紀行ライター 飯出敏夫氏の
『温泉百名山』
大人気で書店に並んでます。
山と温泉♨が好きな方におススメです。

電子版はカラーで綺麗な百名山と温泉がご覧になれますので、こちらもおススメです😊
現在、続 温泉百名山(仮称)の出版へ向けて準備しているそうで、こちらも楽しみにしています。

山も湯(♨温泉)もいいですね。



この記事が参加している募集

至福の温泉

アウトドアをたのしむ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?