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#002 ホテルからのランチデート編

ベッドでもベッド以外でも
相性抜群なシゲル

初めて会ったときは
時間が限られていたのにも関わらず
彼の上からおりることができなくなっていた私

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ゆっくり話をすることができなかった

彼の愛ネコの話も聞き忘れていたので
会った日の夜に
お礼の LINE とともに聞いてみた

彼の愛ネコ あきくん
保護猫で年齢はおそらく 10 才前後のオス
私が以前飼っていたネコとほとんど同じだった

親近感がわいた

その3 日後 
今度はゆっくり会いたいと LINE をした

「 僕もそうおもっていました 」

「 じゃあ 連絡してよ 」

おもわず本音が出た

会えそうな場所と時間を伝える
彼と会いたい気持ちと同じくらい
もう 1 度致したかった

「 ホテルでもいいいよ 」

はっきりと伝えた
すると

「 ホテルは行くとおもう 」

同じことを考えていたようだ

「 デフォルトだよね 」

共感の返信

「 それも大切だからね 」

彼はホテルだけではなく
食事やドライブも一緒の時間を過ごしたいと
いってくれるのだ
その言動に好意がもてた

私としては
ホテル以外でのコミュニケーションから
もう致すことははじまっているのだ

それと同時に私と致したことが
とても気持ちが良かったと褒めてくれた

これもまた嬉しい

次回のデートは少し早めに集合をして
ホテルからランチに
いこうということになった

私の町まで迎えにきてもらい
港の方にある彼お気に入りのホテルにいく

そこは私が青春時代に
1 番好きなホテルだった

最後にいった日からだいぶ時間が経っている

数年前、名前も部屋もリニューアルしたらしい
きっと様子が変わっているだろう

それはそれで楽しみだ


前回と同じように
シゲルは自慢のスポーツカーで迎えにきてくれた

このドアの重み
いつ感じても大好きだ

彼は車を走らせ港方面へ向かう
1 時間くらい走っただろうか

車中でも話は尽きなかった
家族の話・世間のニュース・少しだけ政治の話

こんなにもエロ以外の話を
面白おかしく聡明にしてくれる人はいなかった

とにかく彼から出てくる言葉は秀逸なのだ

ホテルに到着

数年前にみていたホテルの印象とは少し違っていた

ラブホテルとはおもえないくらいの
高くて広すぎるくらいのエントランス
高級感を感じさせる
照明の暗さと装飾品が絶妙だったのを覚えている

しかし今みているホテルは
確かに素敵ではあるが
いつものホテルより少しだけ立派かな?という印象

ホテルが変わったのではなく
私が変わったのだろう

最後にこのホテルにきてから
国内外さまざまなホテルに泊まった
結婚し子供を生み
自分の力で生活できるくらい成長した

こんなにもみえる景色は変わるものなのだなと驚いた

部屋はどうだろう
完全にリニューアルされ前の面影は一切ない
すごくおしゃれな内装だ

部屋にこだわりはない
シゲルに部屋を選んでもらった

ホテル代は男性にお願いしているので
いつも部屋は男性に決めてもらっている

どの部屋のグレードにしているか
こっそりみているのは秘密である

シゲルは落ち着きのある
おしゃれな部屋をチョイスしてくれた

部屋に入りすぐ浴槽にお湯をはってくれた

このお湯はりも慣れ不慣れが
如実に出る行動だ
湯加減もちょうどいいと
この人はお風呂も手馴れてるな?
一緒に入る派かな?と想像してしまう

前回できなかった浴槽でのプレイや会話を楽しんだ
さんさんと陽がはいる真昼間の風呂場も
それはそれでエロかった

軽く 1 時間は入っていただろう
その後も彼とのお風呂での時間は
いろんな意味で大事な場所になる

その後は間髪入れずベッドへ移る

今回も彼の上がお気に入りだ
そして彼は今日も冷たい視線で私をみている

何度いっても休んでも
やめることをしない 2 人

何時間ベッドの上にいただろうか

私が楽しんでいる雰囲気を壊さないよう
シゲルが口をひらいた

「 15時に帰るとして
その前にランチを食べるのであれば
そろそろホテルを出ないといけないけどどうする? 」

彼はいつでも選択肢を与えてくれる

ランチを食べるか
もう少しホテルで楽しむか

私は悩んだ末
ランチを選んだ

ホテル以外の時間も彼と楽しみたい

さらに彼は
「 港沿いでパスタ、お寿司、
少しドライブしながら浜でカフェもあるよ 」

さすがである

今回はホテルから近いという理由で
港沿いのパスタを選んだ

事後の食事にいくかは毎回悩むものである
時間に限りがあることがほとんどで
必ずしっかりシャワーを浴び
身支度を整えることができるとも限らない
特にシゲルとの行為は
乱れに乱れたくさん汗もかいてしまう

本当は待ち合わせの時のような
完璧に仕上げた状態で食事をしたかったが
そうもいってられない
失礼のない程度に身支度を整え
ホテルを後にした

車中でも会話が途切れることがない 2 人

それはレストランでも変わらなかった
港の景色をみながらのランチ
楽しい会話に
美味しい食事

久々に文句なしのシチュエーションだった

今日はさらに彼のことが知れた日

次はどんなデートになるだろうか
次回またシゲルに会うのが楽しみだ


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