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艶やかタイルと木目が溶け合うスタイリッシュな二世帯エクステリア

お住まいの目の前にスーパーがある、という立地条件の青木様邸。
やはり常に来店客からの目線が気になります。
特に隠したいのは玄関への出入りや、寛ぎたいお庭や室内への視線。
とはいえ、手前にレイアウトした駐車場を背の高いフェンスやゲートで囲めば、どうしても狭さや暗さが生じてしまいます。
また、せっかくのシンプルモダンな外観が構造物で覆われてしまうのも残念です。

そこで設けたのが、玄関前とお庭への目線だけをカットするさりげない目隠し。
玄関ポーチ前には胸や腰ほどの高さまでを隠してくれるデザインウォールを。
お庭へは木製フェンスを伝わせて、ナチュラルな目隠しを施しました。
ソフトなニュアンスの素材や高さを抑えた塀を取り入れることで、景観もやわらぎ、景色にもゆとりが生まれました。

こちらが施工前の状態です。

そして、こちらが完成したエクステリア。

ワイドも奥行きもゆとり溢れる外観は、とてもスッキリとしたデザイン。
緑鮮やかな植栽も彩りを与え、潤いのある空気感が感じられます。
遠くから見ても視線が入りにくい設計で、玄関の出入り等への快適性も重視しています。

建物のグレード感を高めるシンプルモダンなデザインと贅沢なゾーニング

真っ白な外壁と木調の縦格子が特徴のシンプルモダンテイストな青木様邸。その外観のグレード感をさらに高めているのが、天然石調の大判タイルを貼り合わせたデザインウォールをファサードとした外構デザインです。

塀の前には、やさしげな樹形のシンボルツリー、タイル貼りの門柱と交互に配された白壁は奥行きのある景観を生み出します。
足元にはグレーのタイル貼りステップが玄関へと誘い、木の温もりたっぷりの木製フェンスとも心地良く馴染みます。

使う色数や素材を絞り込んだシンプルで気品溢れる外観は、前のスーパーに訪れる多くの人が思わず足を止めて見入ってしまうほど。
その大胆なレイアウトも目を引くポイントの一つです。

玄関前には、2台分の駐車場を余裕をもって配置するため、玄関から斜めの角度でアプローチやサイクルスペースをゾーニング
視覚的なゆとりに満たされた空間は横にも縦にも広がりが感じられ、敷地にはさらなる余白すら感じさせます。
落ち着いた中にもスタイリッシュな存在感が感じられる理由、それは敷地を活かした空間レイアウトと、建物との絶妙な一体感といえそうです。

ポーチの前にはピンコロ積みの個性的な花壇に。
安山岩ならでは重厚感のある質感からは、趣も感じられ、植物もよりおしゃれに引き立ちます。

ご実家のデッキ材を再利用し愛着の湧くウッドデッキに

二世帯住宅でもある青木様邸。
元々はこの敷地にご実家が建てられており、お庭に新たに設置するウッドデッキには、元の家に使われていたデッキの材料を再利用しました。
その素朴な木肌には、ある程度の年月を経ないと生まれない深い味わいが感じられます。

親世帯、子世帯、二つの世代で過ごすデッキでのひとときは、特別な憩いの時間になりそうですね。
夏にはお子さんたちとプールを出して遊んだり、BBQも楽しみたいと今から夢を色々と膨らませているそうです。
ご家族の思い出が詰まったデッキが、また新たなステージで生まれ変わる…古いものを上手に活用することで、他の素材では得がたい愛着のある場所を築くことができたようです。

新調したセランガンバツ材と退色した既存の材が混じり、何とも言えない味わいが生まれます。

5台が駐輪できるサイクルスペースと車2台が収まるゆとりの駐車スペース

二世帯のご家族が一緒に暮らすお住まいには、当然ながら人数分の車や自転車の置き場も必要になります。
広々とした駐車スペースは2台分が余裕をもって停められるよう、1台分は縦列、もう1台分は縦置きに。

その奥には最大5台分の自転車を駐輪できるスペースを設け、サイクルラックを設置しました。
設置場所は駐車場の一番奥としたため、車が駐車されていれば自転車が人目に触れにくく、盗難にも遭いにくい配置です。
もちろん、玄関にもアクセスしやすい位置で動線もスムーズです。
機能とデザインを兼ね備えたエクステリアは、ご家族全員が心地良く快適に使える場所になりました。

お庭への目線トはデッキに合わせたナチュラルな木調の「エコモックフェンス」でほどよくカット。

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