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僕の考える20枚シナリオの書き方

概要

本文はシナリオセンターで20枚シナリオを書かれている方に向けて、こうやったらいいんじゃない? みたいな提案ができたらと思ってます。
少なくとも私はこんなふうに20枚シナリオ作ってます。

こうやったらいいんじゃない提案

1.新井一さんの出題意図を理解
2.お題についてのインプット
3.ざっくりプロット
4.仕上げ

1.新井一さんの出題意図を理解

他の方の20枚シナリオ聞いていると、「それこのお題じゃなくてもできね?」って話聞くとゲンナリします。
面白いつまらないは個人によって異なりますが、お題に答えてるかどうかっつうのは明確に評価できる材料かなと思います。
多分ですが、プロデューサーとのやりとりもそんな感じなんですよね。とりあえず与えられたお題に対して明確に答えるには? っていうのを意識したいところです。

2.お題についてのインプット

他の方の20枚シナリオ聞いていると、「それどっかで聞いたことある」って話聞くとゲンナリします。
どっかで聞いたことある話なら、どっかで聞けるわけでライターとしての個性欲しいですよね。
そしたらやるべきは市場調査です。
アマゾンやらネットフリックスの検索ウィンドウでお題となっている「ハンカチ」だの「窓」だの検索してみて、いくつかお話ざっとなぞってみるのが有効かと思います。
何本とか何時間はその時使える時間次第でいいと思いますが。

3.ざっくりプロット

インプットしたらアウトプットです。
インプットしたもののログライン作ってみて、それをアウトプットするもよし。オリジナルで出来上がったならそれをテキストに起こしてみるもよしです。
20枚シナリオについては別にオチをつけなくてもいいことですが、とりあえず、ハンカチとかマッチなら「主人公が(お題を)〇〇する話」
(例:「小学生がハンカチをプレゼントする話」「中年男性がマッチを落とす話」)って一言でまずまとめて、そこから3幕構成を意識して、ペラ7枚ぐらいかけそうなエピソード3つ用意しておけば準備は完了です。
(例:少年、豚の貯金箱を破ろうか破るまいかで悩む → 少年、ハンカチ屋で挙動不審になりながらハンカチ買う → 少年、転校しちゃう子にハンカチプレゼント)

4.仕上げ

あと書くだけです。個人的にはどんなに調子良くても一気に20枚書かないようにします。客観性が失われるからです。
あと、展開に悩んだら書き途中で放置しちゃっていいと思います。休憩すると閃くこともあるので。
ついでに書き途中で浮かんだ疑問はメモにしておいて講師にまとめて聞くのが有意義です。

以上、なんらの実績にのない人ですが、なんらかの役に立てば幸いです。
「シナリオセンター」と検索すると「意味ない」なんて言葉が追加でリコメンドされますが、意味があるかないかは本人の姿勢次第だよなと思ってます。
シナリオセンターで意味のある時間をすごされたらいいですね。


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