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スピッツについて語りたい

私の人生、数えてみると75%をスピッツの楽曲とともに過ごしてきました。なぜスピッツの楽曲は、これほどまでに私の心を捕らえて離さないのか・・・少し語ってみたいと思います。

私とスピッツの歴史

初めてスピッツを知ったのは「君が思い出になる前に」が発売されたとき。当時はテレビよりもラジオにハマっており、たまたまかかったのがこの曲でした。

なかなかいい曲だなぁ、なんてエラそうなことを考えながら、スピッツという聞きなれない名前をメモ。しばらくあとに今度は「スパイダー」が流れてきて、まさに天地がひっくり返るような衝撃を受けました。

すっかり心を奪われ、その日のうちに収録アルバム「空の飛び方」を購入。のちに卒業ソングとして有名になる「空も飛べるはず」や、これまた心を撃ち抜かれた「青い車」とも出会うことになります。

そこから先はもうスピッツ三昧。ドライブ中や通学途中に聞く音楽は、すべてスピッツ。電車の中で「おっぱい」のサビを歌ってしまったのは良い思い出です。おかげで通学途中に聞くのは断念しました・・・。

スピッツが知られるまで

一般的にスピッツが知られるようになったのは、1995年に発売された「ロビンソン」でしょう。「今田耕司の渋谷系うらりんご」という番組のエンディングテーマに1ヶ月だけ使われましたが、その他のタイアップは特になし。にも関わらず「ロビンソン」は超ロングヒットを記録し、スピッツの名前は全国に知れ渡ることに。

当時の私はすでに立派なスピッツマニアでした。「ふ、ようやく気づいたか...」などと、黒歴史に残りそうなセリフを吐いていたものです。

スピッツの魅力

スピッツの魅力といえば、やはり「詩の世界」でしょう。

スピッツの歌詞は今でこそわかりやすいものですが、初期の頃は極めて特徴的でした。1stアルバム「スピッツ」に収録されている曲などは、読んだだけでは意味がわからないものがほとんどだと思います。

一曲目なんか、タイトルが「ニノウデの世界」ですから...私が理解できるセンスを遥かに超えています。

そんな詩の世界も、スピッツらしいとしか言いようのない旋律にのると、なんとなく世界観を理解できるような気がするのです。

なんなんでしょうね、あの不思議な感覚。甘くて、切なくて、ちょっと冷んやりするけれど心地よい。極めて触り心地のいい接触冷感のシーツに包まれているような感じ(ひどい例えだ・・・)。

詩の世界、メロディ、声質、すべてが合わさってあの世界ができている。メンバーの4人が出会っていなかったらこの世界は生まれなかったと考えると、いやもうホントに感謝感謝です。

最後に

とりあえず今回はさらっと語りました。もしスピッツに出会っていなかったら、私は今の私ではなかった。そう思えるほどに、彼らとの出会いは強烈で幸せなものです。また機会を見て、スピッツ愛が溢れるままに書いていきます。

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