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引越し作業しながら考えた

引越を3日後に控えているのにもかかわらず、荷造りも掃除も終わらない状態で書いた現実逃避のような下書きnoteを思い出したので公開したい。無事引っ越せたがこのときのことは忘れてはいけないと思っている。

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まもなく引っ越しだ。まだ荷造りは終わっておらず、引っ越し屋さんからもらったダンボールが足りるか震えている。前回の引っ越しではおかわりしたが今回は収めるないといけない。引越し先が今より狭い家だからだ。

ものが多いのに今より狭いところを選んだ理由は単純に住むことになった地域が小ぶりの家が多いからだ。掃除もそんなに得意でない方だし、この機会にものを減らそう。収納が充実してるという理由で選んだ今の家だったが、活用は苦手であればあるだけ置いてしまうことを学んだ結果としては妥当だと思う。

6年住むと本当に物が増えた。最近でこそ1 in 1 outをやっているがはじめるまでにものが増えすぎていた(1 in 1 outは現状維持でいい人がやることだとわかっているがいきなり1 in 3 outとかできないのでせめてもとやっている)。

家族も私と同じ荷物の多い仲間だったのに今回の引っ越しを期にすっかり身軽になっていた。早く追いつきたい。

自室以外の部屋もなぎまゆさんの片付け方で粛々と進めている。

自分の癖も見えてきた。掃除道具は買ったところで安心する。分散させると存在を忘れる。納戸、キッチン、脱衣所の棚の奥で発見される使ってない同じアイテムの多いこと多いこと…存在忘れて二度買い。膝から崩れ落ちそうな気持ちになる。

これは自室でも言えたのだが引き出し一つとかだと好きだから、気に入ってるからと残しがちだけど、一箇所に集めて種類ごとにわけて総量見ると「持ちすぎだろ…」と減らせる。なぎまゆさんの本にもあったけど1箇所に集めるの本当に大事。

一連の引越し作業を進めながら片付けは自分の「好き」と「ダメさ」と向き合う作業だなと思った。ダメさというか苦手なこと、根本的に難しいことなどマイルドにしておきたいところだがダメさとしか言いようがないと日々内省を繰り返している。

一部整理しきれなくて続きは新居でとなってしまったが、荷造りで適当に放り込むのではなく同じアイテムは同じダンボール。これだけは守って詰めている。

同じアイテムは一箇所

すぐに確認できる場所に仕舞う

趣味も生活もこの2つが私の大原則だと身にしみた。

数年分の負債を返してるようなものなので作業はものすごく疲れる。片付けのためには前夜よく寝るのが大事だということは昨年夏に気がついたのだけど、今回は片付けで疲れてきた時の対策がわかってきた。

疲れてきたら今回買い換えるアイテムをネットで眺めることでパワー補充をしていた。今物を増やすわけにはいかないから検討ページを作ってそこにスクラップしていく。見たときはこれしかない!と思ったものも数日立つと別のいいものやそもそもいらない暮らし方ができるのではなんて浮かぶから今後の買い物は慎重になろうと思った。片付け本などで散々書かれてたことだけど体験するって違う。

あとはYouTubeでルームツアー動画を見たり、Instagramで好みの部屋の人をフォローしたり、脳内で暮らしたい雰囲気をもくもくと作り上げると少し元気が戻ってくる。

私の取説が充実した引っ越し作業だった。

つらつらと書いたところで片付けに戻ろうと思う。


2019月

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