見出し画像

こんなときだけど先を思い描けた

今年のGWはひたすら本を読んだし手放しもしていた。本と過ごしたGWだった。

GW最終日の夜こんなツイートをしていた。

この2冊は私の中のテッパン本で、もやもやしたり不安になったりする度に読み返している。読む度にそうそうそうだったと姿勢を正したり、新しい気づきもある。そして本の中のワークをやっているうちに生活も整ってくれる。

実は今回この二冊の間にもう一冊読んでワークをやった本がある。

プロフェッショナル仕事の流儀で知った柴田陽子さんの本。履歴によると買ったのは昨年12月。そうそうなんか読むのがしんどくなってしばらく置いていたのだった。本は読み時があるので途中で「今は違うな」と思うとためらいなく一旦積む。

数ヶ月経ったし、「減らす技術」今進めたいことも明確になっていたので、今が読み時かも?と読み始めてみた。

読んでいて気づいた。すっかりわすれていたがこの本には「どんな自分になりたいか」を書き出すワークがあるのだった。私は昔から未来を思い描くのが苦手だ。学びたい学問、なりたい職業はあったからそれを目指すことはしたけれど、自分がどうありたいか、どんな生活をしたいか、そのために今年は、来年はその先はと思い描くのが苦手だ。なんだかうまくできない。たぶん前回積んだときはこのワークの初っぱなで詰まったから続きが読めなかったのだ。

しかし不思議なことに今度はするっと出てきた。何か夢ができたわけではない。でも、こんな自分になれていたらいいなという思いが書けた。

今気持ちに余裕があるのか?と考えてみたがそんなことはない。むしろ余裕は全然ない。否応無く3.11の頃が思い出される仕事の減り、今までと異なる仕事の仕方、楽しみにしていた映画やライブもことごとく中止や延期になっている。口にはださないけれど漠然とした不安や疲れがそこかしこに漂っている。

それなのに先を思い描けた。そのためにどうするか具体的なアクションプランも立てることができた。

この先のことは正直わからない。未来に向かって計画立てても予想外のことがおきて思いどおりにはいかない可能性の方が高いと思ってしまう。だけどそれはさておきという気持ちになっていた。

書けたことに不思議に思いながら、他のワークもして、一度は詰んだこの本を今度は最後まで読んだ。その後毎日書いたことを見返して、ちょっとにまにまして(なれたらハッピーだと思うことなので)、そのためにやると決めたことを毎日淡々とこなしている。そのうち今だからなのかもしれないとも思いはじめた。自分の周りの世界がどうなるかわからないからこそ、自分がありたい姿が見えてきた。この考えも面白い、だって今までもこの先どうなるかわかっていたわけではないのに。

もう夢や目標があって日々邁進してる方からしたら何を今更と思われるかもしれないが、私からすると長年できてなかったことですっかり浮足立ってるので生暖かく見守ってほしい。

最後にGWに積んでしまっていた本を崩そうと思ったきっかけを紹介したい。

フローティングライフさんのこちらのインスタライブ。

この配信を見ながら一緒にワークをやって、積ん読のタイトル一覧と2日にわけて「読書」という計画を入れた。結果今こうなっている。
フローティングライフさんは他にも気軽に始められるワークをたくさんUPされてるのでおススメしたい(GW中いろいろやった)。あとステーショナリーが惚れ惚れするほど美しいので使ってみたい。

ちなみにフローティングライフさんの配信を知ったのは、文具ソムリエールの菅さん主催の文具ライブバトンカキモリさん (ノート愛用中)回を見ていたところ、次がフローティングライフさんでそこで知った。偶然が重なったというか、好きが繋いでくれた縁でどこ向いて感謝していいのかわからないくらいあちこちに感謝したい。

この先を考えると怖い気持ちはやっぱりあるけれど、それでも怖いだけじゃなくて、自分が思い描いた姿に向けて進んでいこうと思えたことをここに書き残しておきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?