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2018年読んでよかった本

このハッシュタグをやったら楽しかったので、他にも今年行ってよかったこととか、読んだ本とかなんかそんなことを淡々と語りたくなってしまった。

というわけでまずは今年読んでよかった本。Twitterの方と同じく7冊。

本屋の新井(新井見枝香)
タイトル通り書店員新井さんの日常を描いたエッセイ。本屋さんぶらついてたらどーんと積んであってパラっと立ち読みしたらぐっと引き込まれてお買い上げ。文字なのに深夜ラジオを聞いている気になる。ちなみによく行く本屋さんだったのであの印象的なPOPもこのPOPも新井さん作だったのかーとそわそわしてしまった。これからも通いたい本屋さん。新井ナイトにも行ってみたい。

クリームソーダ 純喫茶めぐり(難波 里奈)
子供の頃、外食が少ない家だったのでたまの外食で注文OKの出るクリームソーダはとても特別な飲み物だった。アイスを鎮めると少し泡がでて氷に触れてるところは少ししゃりっとしていて二度美味しい。飲むと炭酸が喉を刺激して非日常が溢れる。大人になって珈琲頼むことが増えたけど今も元気のないときは飲むと途端にわくわくする。そんな大好きなクリームソーダの本。そしてソーダ水の色も濃さも様々でアイスののせかたもお店によって違うし、グラスも美しい。全国に行きたいお店がわんさかできてしまう1冊。

みそ汁はおかずです(瀬尾 幸子)
怖くない料理本。ステップも材料も少ない。料理の苦手な人間にはとてもやさしい。できる人にとっては当たり前すぎることが載ってるのかもしれないけれど、ほんとこのレベルで説明してもらいたいんですよ。そして苦手なくせに毎日ちょっと違うものた食べたい面倒な人間なので、たくさんバリエーション載っててありがたい。そうかそれとそれを組み合わせたら美味しいのかみたいな新たな発見もある。

don't like this(鶴谷 香央理)
メタモルフォーゼの縁側でもおなじみ鶴谷香央理さんの漫画。どんな話ともどこがおすすめなのかもうまくいえないんだけど、作中に流れる空気が大好き。友達の話を聞いているような、そんなに好きじゃないことももしかしたら好きになるかもしれないな、と身構えていた肩の力を抜ける本。

狭い部屋でスッキリ心地よく暮らす(すばる舎編集部)
その隙間そうやって使えばいいのかーとか、ここにちょっとフックつけるだけでこんなに便利になるのかと驚きまくりだった。暮らしがどんどん楽になっていくのありがたい。ここ数年毎年心地よく暮らせるようにものを整理することを目標にしていて徐々に進んでいるものの、2019年こそスッキリ心地よくなったと言えるようにしたい。

それからはスープのことばかり考えて暮らした (吉田 篤弘)
吉田篤弘さんの本はいろいろ好きなのがあるけれど、今年読んだ中ではこれがとても好き。出てくるスープの味が気になって気になって飲んでみたくなる。自分の食い意地にも気づく本。

駆け出しクリエイターのための お金と確定申告Q&A(桑原清幸)
今年から個人でもお仕事するようになったので知っておかないといけないと、何か一冊わかりやすい本がないかと探した時に出会った本。疑問=不安状態だったので読み進めていくとどんどん心が軽くなっていきました。確定申告がんばりたい。


番外
実は私今年初めて本を出版しまして(普段つぶやいてる文具やライフハックとは何ら関係ないコンピュータサイエンス方面の本なので内容は省略します)、本好きにとって自分の本が本屋で売られてるってめちゃくちゃ嬉しい。見本誌が届いた時は小躍りしながらいろんな角度で写真とったし、発売日よりちょい早で入荷された本屋さんのツイート見て思わず現地に行ってしまった。漫画家やってる友達が新刊発売したら本屋に行ってこっそり新刊台見てしまうって言っててそういうものかーと思ってたけど今ならわかる。見てしまう。本の感想をツイートしたりブログに書いたりAmazonレビューなんてほんともう天使かな?って思った。素敵な人達にいいことあって欲しい。


2019年も色んな本と出会いたいなー!

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