モレスキン

旅の収集その1〜駅スタンプ〜

電車に乗るのが好きで行った先々で駅スタンプを押して集めるのが好きだ。スタンプには各駅の付近の特徴が描かれていて楽しい。

実家周辺は近くに駅のない場所だったのでああいうものは家族旅行で行った先にあったのを見つけたのが最初だろうか。集め始めた中学の頃で確か100均の3冊1組のA6サイズのノートに押していた気がする。100均自体も珍しくていつも学校で使うB5のノートじゃないサイズのそのノートが可愛くて仕方なかったのも覚えている。

高校に入ってしばらく遠出することもなく集めなくなってすっかり忘れて十数年。大人になってからまた再開した。今ではモレスキンのポケットサイズを使っている。理由は単純で丈夫だからだ。2011年の1月から使っているのでもう丸7年。まったく問題ない。ちなみに日付がわかるのは日付スタンプを押しているからだ。日付を見ると色々押した時のことを思い出せて便利だ。

一人旅の時はもちろん家族や友人と一緒の場合も時間に余裕があれば一言断って押す。初めて一緒に旅する場合はあまり周囲にそういう趣味の人間がいないのか少し驚かれる。しかしそんな私に慣れてくると今度は相手が先にスタンプの設置場所を見つけて押しておいでと言ってくれたりする。そんな時とても嬉しい。

最近はいたずらや盗難もありスタンプを外に設置せず駅員室の中に保管されていることがあり、改札周辺で見つけられないこともある。そういう場合は駅員さんに駅スタンプありますかと聞くと出してもらえる。とはいえ混雑している駅だとためらわれるので混雑していない駅は聞いてみる。すると大抵ニコニコしながら出してきてそしてゆっくりたくさん押していってと優しく言ってくださる。ありがたい。

一つ自分で決めているルールがある。それは「1度しか押さない」だ。スタンプ帳以外のものに試し押しをする場合もあるけれど、本番のノートへは1回だけと決めている。向きを間違えてもどこか絵柄が欠けてしまっても1度だけ。一球入魂。

そんなこんなで使ってきたスタンプ帳の残りページもわずかになってきて次のノートを何にするかの楽しみができてきた。サイズは今のと同じくらいがスタンプのサイズに合っていて持ち運びもしやすい。まったく同じ物を継続して使ってもいいし、同じサイズのコラボや限定柄でもいいかもしれない。新しくしたらまた数年使うことになるからじっくり吟味したい。しかしそろそろどの駅を押してどの駅を押してないかわからなくなってきたので索引を作ってみることにしよう。

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