2022/10/8の夢

普段と比べ異質な夢を見たので、メモとして。


入眠

美人ティックトッカー三人組が転校してきたその日、巨大ヤマアラシが校内に入り込んだ。

巨大ヤマアラシは人間の体を貫通するほどの強力な針を飛ばして、捕獲しようとした者をことごとく返り討ちにした。

校内が恐慌状態となる中、私は危険な巨大ヤマアラシから美人ティックトッカー三人組を守る為に闘う事を決め、木の盾を装備した。

長い長い死闘の末、ヤマアラシの針はついに弾切れとなり捕獲に成功した。

針のなくなったヤマアラシを抱えると、ヤマアラシからテレパシーが送られてきた。

「私は元々は人間だった。呪いでヤマアラシにされた。もはや人間に戻ることは出来ないが、針をすべて打ち出した今、もう危害を加えることもない。殺さないで欲しい。」

逃してあげたいと思い、周囲を説得していると、美人ティックトッカー三人組が言った。

「あんたが捕まえたヤマアラシだ。あんたの好きにしたらいい。」

続けて国語教師が言った。

「逃してあげよう。そのほうが国語っぽい気がする。私が学校中の人の気を引くから、その隙に。」

国語教師は何故か持っていた大量の花火に火を点け、校内を火花と煙で埋め尽くした。

美人ティックトッカー三人組は、花火を背景にダンス動画を撮影をした。

花火騒ぎに乗じて学校を抜け出し、ヤマアラシを人気のない山に逃した。

「ありがとう。この恩は忘れない。」

そう言って山に入っていくヤマアラシの背中には、新しい針が生え始めていた。

目覚め


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