【Poiboy】アプリのコンセプト文をチューニングした話

この内容は、マッチング業界のデザイナーが集まるMeet upで、発表したものです。

発表した内容を、以下に書いていきます

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こんにちは、青野です。まず自己紹介させてください。
新卒でヤフーに入って、そこでWebデザインを担当していました。去年の8月にDiverseに転職しています。 

今はPoiboyというマッチングサービスのデザイナーです。
私が8月に入社したときのPoiboyのコンセプト文はこんな感じでした。

恋愛を楽しむ女性のためのマッチングアプリ。
女性の、ポイ(いいね)から始まる、女性主導のマッチングサービス。20代前半の女性から支持されるアプリ。と書かれていました。

この文章をみたとき、私の正直な感想は(う〜ん、よくわからないなぁ)でした。

私が入ったときはデザイナーがいなかったというのもあり、メンバーに聞いても明確な答えが返ってくる訳ではありませんでした。共通認識を持てていなさそうだったので、自分のマッチングアプリの理解のためにも、方向性は変えないつもりでコンセプト文について考え直してみました。
事業部長や開発リーダーと議論し、新たに書き直したのがこちら

「女子大生が、たのしくイケメンを見つけるアプリ」になりました。
捕捉すると、「女子大生」は暇な時間を持て余す遊びたい若い女性を総称して言っていて、「イケメン」は、顔/印象/ミーハー要素/エスコート的な行動のなかで魅力的な特徴がある人、と定義しています。

こうしてコンセプト文をチューニングしたのですが、これは「どんなアプリなのか?」の解像度を少し上げることをしたと思っています。

そしてコンセプト文を決めるまでには3つのプロセスがありました。
それが今日のメインです。

まずは1つ目、そもそもマッチングアプリって?という前提を確認しました。

この図はPoiboyの位置付けを表したものです。いろんな出会いやその後の関係があるけれど、Poiboyはあくまでも実際の出会いのきっかけでしかないんだよ、という図です。

なのでコンセプト文に、2人のその後の関係性「恋愛」が入ると意味が広くなりすぎる。大事なのは、その後の2人の関係を想定した結果、じゃあ「どういう風に出会ったら良いの?」がPoiboyの立ち位置を決めると思っています。

次にPoiboyが解決しなきゃいけない課題です。
マッチング業界全体の課題ではあると思っていますが、女性は相手に対しての「いいね」のテンションが重いものになっています。これは女性のマッチ率の高さから「いいねをしたら、この人とメッセージしなきゃいけない、会わなきゃいけない」と、その後の展開を強く意識してしまうからです。

理想としては、こんな感じです。
Poiboyでは、この相手を選ぶときのテンションを軽くしていきたいと思っています。


3つ目の、近い体験を参考にする。
これは私個人のやり方ですが、Poiboyの描く世界に近い、実際の体験を引っ張ってきて観察してみると、サービスの価値になるヒントがもらえたり、提供したい体験が想像しやすくなると思っています。

では、Poiboyの描く世界に近い「実際の体験」ってなんだろう?既にPoiboyにあったキーワードや機能から連想していきます。こうすることで、poiboyの方向性をブラさなくしています。


これらの言葉から私が連想したのは、、、、


ホストクラブ。女性がお金を払ってまでして主体的に男性に会いに行く、の究極だと思うんですよね。

はい。行きました。
URL:【体験レポ】人生初のホストクラブに行ってきた(ちなみにこのnote、いいねはされないがview数はとても多いという興味深い結果が出ていますww)

行ってみると、サービスとして参考になるところがたくさんありました。

例えばコンセプト文において参考にしたのは、女性から選ばれているイケメンの定義です。上位に入るホスト、No.1〜No.6たちはキャラが被っていなくて、それぞれ際立った特徴があったところから参考にしています。


そういった3つのプロセスから、このようなコンセプト文に決まりました。

今までは認識の齟齬から、議論が堂々巡りになることが多々ありました。ですが今回、共通認識を持てるようになったことで議論が前に進むようになりました。

どんなAppなのかが想像しやすくなることで、施策も提案しやすくなりました。入社したときはバグ修正など「マイナスをゼロにする」施策がメインでした。(それもすごく大事な施策です)
それが、新たな機能や情報をいれて検証してみるなど「Poiboyが目指してる世界に近づける」施策を提案しやすくなりました。

そして、今までは数値を登録からメッセージ、離脱まで、とまんべんなく追っていたのですが、「特にスワイプ率を見よう」と見るべき箇所にメリハリをつけれるようになりました。
特に追う数値がわかると、そこがアプリの評価のポイントにもなりました。

では、まとめです。

どんなアプリなのか?の解像度をあげることをしました。そうすると共通認識が持てて、議論が前に進むようになりました。
コンセプト文をチューニングするときのプロセスは、①前提を確認する、②解決したいことを把握する、③近い体験を参考にするで実行した、という話でした!

以上です。長々とありがとうございました!


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Yu Aono

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