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ALLYステッカーのデザイン

こんにちは。Diverseでマッチングアプリのプロダクトデザイナーをやっている青野(@aono099)です。PRステッカーのデザインを担当したので、それの紹介をします。

Diverseは、「LGBTフレンドリーな企業である」ことをPRするステッカーを作りました🌈

sticker_コンセプト

弊社は社名にもあるように「Diversity(多様性)」の考えを持っており、社員一人一人の個性を認めています。そういった「受け入れる・認める」をキーワードにデザインを決めました。

よく象徴的に使われる「旗」のモチーフを使わなかったのは、LGBT当事者への課題解決プロダクトを作っていないこともありますが、指針を示しながら前に進むイメージよりかは「受け入れる・認める」の方がDiverseらしいと考え、このキーワードにフォーカスしたという意図になります。

※このステッカーは、弊社で行われてるLGBT研修を受けた人がもらえます



Diverseで行なっているLGBT施策🌈

1)様々な性的指向・性自認を学ぶ「LGBT研修」
弊社ではLGBT施策として、小田さんを中心に「LGBT研修」を実施しています。この研修は、LGBTの定義や、LGBT以外の性的指向・性自認についても、改めて理解を深める場です。こういった取り組みはNHK Worldにも取材されました。

2)パートナー申請制度
法律婚をした社員と結婚に準ずる同性のパートナー関係の構築した社員には結婚祝い金、特別有給休暇(5日間)が支給されます。家族として認めているよという制度になりますので、慶弔休暇・介護休暇・育休なども同じように受けられるものになります。まぁそもそも異性間でしか法律婚が認められないのもおかしな話だな?となりますね。
ざっくりとした説明になりますが、弊社の福利厚生についてはこちら。


また会社のSlackには、lgbt や womens のチャンネルがあり、LGBTやフェミニズムにまつわるtopicsを共有する場があります。私もここで知識を得ることができ、比較的オープンな職場なのかなと感じています。



LGBT施策を行うといいこと🌈

会社が多様性を認め、社員の心理的安全性を担保することは、「みんなにとってのWIN-WINになる」ということだと思っています。

GLOBIS知見録にて、増原裕子さんが述べていたことが分かりやすかったので引用します。

ダイバーシティ経営ということでLGBT施策を行うメリットは何か。もちろん前提としてCSR的な人権の課題という側面もありますが、大きく3つのメリットがあると言われています。採用面のメリット、生産性の向上、そして離職の防止です。
働きやすい環境をつくることによって、LGBTの人たちの働きがいがさらに向上します。そんな風にして、いろいろな施策を組み合わせることで企業価値が向上するとどうなるか。社員にも、これからその会社に入りたいと考える人たちにも、投資家や取引先にも、そしてお客様にもファンが増えます。いいことだらけなんですね。
引用:なぜ企業はLGBT施策をする必要があるのか?


ステッカーは「ALLY(理解者)」を見える化してくれる🌈

ALLYはアライと読み、理解者のことを言います。調べると「LGBTへの理解があり支援の姿勢がある人のこと」とありました。(堅い文章だ)
つまり、ステッカーを貼ることは「私は、誰かがLGBTであっても、人として理解したいし支援できる人でありたい」という思いを見える化しているのです。

この理解者がいることがわかると、LGBT当事者にはなんとなく安心してもらえる。それが少しずつ心理的安全性につながっていくよ、といった施策になります。デザインにおいても、貼りたくなるようなかわいらしさ、親しみやすさ、わかりやすさを意識しました!

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LGBT当事者は、想像以上に不利益や偏見を受ける恐ろしさを抱えています。いつかステッカーなんか貼らなくても、当たり前に恋愛や出会った人や自分のことを語り合える世界になってくれたらと思っています😌✨
その世界への1歩としてのステッカーのデザインでした。

ステッカーを得るチャンスがあったら、ぜひPCなどに貼ってくれると嬉しいです😚🌈🌈🌈

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