Skype、マイクのトラブルにじっくり取り組んでみました【Mac版】
皆さんは、Skypeが好きですか?
私は普通です。使い始めたのは大昔で、たぶんSkypeが出始めた頃からのユーザーです。こんなに長く使っている理由は、私自身と話し相手双方の慣れで、簡単に他の音声チャットに乗り換えられないでいるからです。
こんな私ですが、以前から次のような悩みを抱えていました。
最初の接続時に、マイクのノイズが酷く、相手から指摘される
音量調整が上手く行かない(効かない)ことがほとんど
最近では上記に加え、
今まで使えていたヘッドセットのマイクが使えなくなった
この記事について
この記事は、Skypeでほぼ毎日音声チャットしているMacユーザーの私が、なかなか解決できないでいた悩みをスッキリ解決したときの経験談です。
もし、あなたも同じようなお悩みがあったら、どうぞ参考にしてください。
結論
緊急対策(一時しのぎ)
もっとも致命的なことはマイクそのものが使えないという現象です。その対策として「Apple純正のイヤホンマイク」使うことで解決しました。ただし、ノイズや音量調整などのは未解決のままです。
恒久対策
Macのシステム設定(サウンド)の見直しと是正。
「サウンド」の3つのオプションをすべてオフに設定
「出力と入力」の「入力」タブでは「マイクポート」を設定
「出力と入力」の「出力」ダブでは「ヘッドセット」を設定
Skypeの設定(ショートカット ⌘ , )ダイアログの「音声/ビデオ」
注)デバイスが純正品かに関わらず必ず必要です
「マイク設定を自動調整」オプションをOFFに変更する
私の場合は、上記の設定見直し変更によりすべて解決しました。
引き続き少し詳しく解説しますので、必要に応じて読んでみてください。
経過・概要
ここでは、具体的な解決方法の理解を深めるために、私が実際にハマっていた沼や、解決の糸口を発見した経過などについて概要を述べたいと思います。
ことの発端
私は毎週1回、社内メンバー3人とスカイプで音声会議をやっています。思い起こすと4週間ほど前でしたか、冒頭から「あれ、声が聞こえないけど、どうしたの」と異口同音声が一斉に上がりました。
実はもともとはApple純正の有線イヤホンマイクで会議に臨んでいたのですが、一年ほど前に近くの家電量販店のバーゲンセールで、500円でエレコム製のヘッドセットを手に入れました。しかし、このヘッドセットは有線でミニジャックがヘッドフォンとマイクがそれぞれ分かれていました。
残念ながら私の主力マシンM2 Mac miniはヘッドセット用のミニジャック(マイク・イヤホン両用)1個しかありません。
当初はWindowsPCで使うつもりで買って、そのまま使っていて、あまりに音質が良いので、これをMacで使うためにはケーブル変換器を用いてミニジャック1個に束ねればOKだと考えました。
500円の格安ヘッドセットをMacで使うためだけに、その倍以上の出費をして変換器を購入するのも「なんだかな、、、」という思いはありました。
しかし、実際にMacに繋いでみると見事に動作しました。これでメデタシメデタシで終わるのかと思っていた矢先に冒頭で述べたようなトラブルに見舞われてしまったのです。
どのような沼にハマったのか
私は次のような仮説を信じてしまうというヘマをやらかしました。その仮説と、沼にハマった背景について振り返ってみます。
誤った仮説
Mac OSの更新により、純正以外のデバイスに対してAppleがイジワルしているはず
今までスカイプ及びMacOSのシステム設定を変えることなく使えていたから、設定には問題ないはず
ノイズや音量調整の問題は、通信環境の不安定さなど外部の影響によるものであり、設定をいじっても無駄のはず
誤った仮説にハマってしまった背景
前述の仮説を立てたことには理由があります
10年以上前に購入したApple純正の無線キーボートとトラックパッドをつい最近まで使っていましたが、OS更新を重ねるたびにトラブル発生頻度が高くなる傾向を体感しました。
最近の出来事ですが、私は業を煮やして古いApple純正デバイスを最新版デバイスに交換したらピタッとトラブルから開放されました。
Appleは純正かそうでないかということだけでなく、おなじ純正品でも古い規格のママになっているモノに対しては詰めたい対応をしているとしか思えません。
マイク絡みのノイズや音量のトラブルに遭遇したときは、主にOSのシステム設定をいろいろいじって見ましたが、効果はありませんでした。
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