むさしの食レポ的な何か
今日、記憶に残っている中で2回目の「むすびのむさし」での食事を体験した。
と言うのも、初めて行った時の経験が全く記憶にない(セットの中にある揚げもみじが衝撃的な美味さだったこと以外)ので、これではいけない、広島県民として如何なものか、ということで親に同伴してもらいむさし本店へ。
むさしと聞くと、「むすびのむさし」とCMでも謳われているようにおむすびのイメージが一般的だと思うのだが、店内には他にもうどんや蕎麦のセット、更には私が昔食べた(であろう)天ぷらセットまで用意されていた。
その上、ひとくちに「むすび」と言っても様々な種類があり、俵型のもの、三角形にゴマが振られたもの、そして絵文字のような底面に海苔が貼りつけられたものなどがメニュー表には描かれていた。
ここ数日、白米という悪魔と禁断の契約を交わしてしまった(訳:白米ってめっちゃ美味しいよね)ため、私は俵むすび、そして母はスタミナうどんを注文。
私が頼んだおむすび(山菜むすびだったはず)が見出しの画像だ。美味しそうでしょ。美味しいのこれが。
中には梅、昆布、たくあん、漬物(赤くて酸っぱい)が入っていた。
そんな事よりも“お米が非常に美味しかった。”どれぐらい美味しかったかと言うと「米一粒一粒が口の中で主張する」というような表現がしっくりくるほどお米が美味しかった。なんなんだあれは。家で炊かれるご飯と何故こんなに違うのだ。
あっという間になくなってしまう俵むすびが恋しくなってしまい、親が注文したうどんを手伝いながら最後のひとつをいつ食べようかと考えていた。
すると気がつけばうどんも無くなっていた。
どういうことかと言うと、うどんもとても美味しかったのだ。
とろみの付けられたスープに肉やネギ、さらににんにくを加えたスタミナ満点のうどんだった。麺は細めで、柔らかく非常に私達一家が喜ぶうどんだったのだ。だから一瞬でなくなった。当然の事である。
そんなわけで最後のおにぎりを食べ終わって一服しようとお茶を飲むと異変に気がついた。
「あれ…これシソの風味する?」
そう、お茶からシソの香りがするのだ。
先程までこってりとしたうどんを食べていた私にとってそのさっぱりとした香りは私をいくらでも食べられるかもしれないという錯覚に陥れた。やめてくれ。今一応ダイエットしなきゃとか考えてるんだから。
まだまだ食べたいという思いを抑えつつ会計を済ませてもらい、店を出た。
本当に美味しかった。何故今までこんなに美味しいおにぎりを避けるように生きてきたのか。もはや不思議でならない。
そして日頃の不思議であった「何故県外から来たバンドマンは『むさしのおにぎり』がケータリングで出されると喜び、話のネタにするのか」が解明された気がする。あれは嬉しいわ。
また行こう。
別のメモからコピペして貼ったためか、画像が挿入できなかったのでここに置いておきます。
これが私の頼んだ俵むすび
これが母の頼んだちからうどん(スタミナうどん)
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