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9/27【ニュースの訳】性別区別のないバービーを発売

タイの新聞『Bangkok Post』から、ニュースを1つ取り上げて日本語に訳します。今回はweb版に記事が載っておらず、日本語訳だけ掲載。(訳し間違いがあるかもしれません)

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バービー人形で有名なおもちゃメーカー・マテルは、女子にも男子にもスタイルに合わせられる性別不問の幅を持つ人形を発売した。子供たちは伝統的なステレオタイプから離れるだろう。

この人形はロング・ショートに取り換えできるウィッグを備え、服もドレス・ズボン両方を持っている。「誰でも受け入れる」遊びをすべての子供に提供するとのことだ。

「子供は性別の基準によっておもちゃを決定づけられたくないものだ」マテル社ファッションドールデザインの上席副社長キム カルモンは言った。「おもちゃは文化の表れである。世界的に、包括的であること(個々が異なる存在として受け入れられる)のプラスの影響を推奨している。我々は、ラベルフリーの人形ラインを作る時だと感じた」

親やフェミニストの中には、子供服やおもちゃの性差を表したマーケティングは女子の大志を制御し、幼少期からジェンダーステレオタイプへ強いると主張する者もいる。

トランスジェンダーやノンバイナリー(自分を男でも女でもないと認識する人)だと考えている子供の数が増加しているために、おもちゃに対しても、より広いジェンダー・アイデンティティーを求める要望が増えている。

新しい「全ての性別を含む」人形によって、ども子供も自身を自由に表現できる とマテル社はいう。

イギリスの女性権利グループ「The Fawcett Society」による調査によると、商品マーケティングは女子や男子ができることについてもステレオタイプを強いている と10人中6人が同意した。

バービーは1959年に初めて発売され、そのときは水着とハイヒールを履いていた。活動家の中には、不健康で女性らしさのステレオタイプだと挙げる者もいるが、バービー人形はマテル社の中でも最も人気のあるおもちゃの一つであり続けている。

マテルは、様々な肌の色・プラスサイズ・ヒジャーブを着たもの・インスパイヤを与える女性(アメリカ公民権リーダー ローザパーク・宇宙飛行士 サリーライド)などのバービー人形を発売して、うまくブランドイメージを転換した。

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広島に住んでいた頃、お世話になった英語サークルで「英会話を楽しく身につけながら、国際的視野を広めることが大切」と教わりました。サークルでは教材として『Asahi Weekly』を利用していました。タイでは現地の英字新聞から世界のニュースを知りたいと思っています。