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スリーアウトチェンジ/スーパーカー

今日も今日とて、風強かったですね。昨日より寒かったような気もしましたが、なんでしょう風の勢いだけ春到来なんでしょうか。なんか体感的には北風みたいな感じがするんですけど。なんなら先月より寒かったりしませんかね、今月。なんとなく、春がどんどん圧縮されて、気づいたら暑い日になってそうな気がします。極端すぎー。

ですが。なんていうか、気持ちの上だけでも春だと思いたい。もしくは春がすぐそこまできてると思いたい。そんなはかない願いを抱きつつ、今日は出歩くにあたってこれ聞いてました。みんな大好きスーパーカーさんの記念すべき1stですね。

なんて言いましたが。個人的に、このアルバムに春のイメージって特にないんです。実は。マジすんません。たしか、リリースされたのは4月とかそんなんだった気がします。なんですけど、ぼく自身がこれ聞いたのは、出てから随分経ってのことでして。冬だったんじゃないかな。結構遅めですねー。当時はまだ、フラゲだ初回盤だってそこまで血眼になってたわけじゃなく。ある種のタガが外れたのは、もうちょっと先の話でした。

まあそんな感じなんですが。最初にアルバム聞いた時から、今も思ってることがありまして。こう……なんか知らないけど、ものすごい勢いでキラキラしてんな、と。なんていうか、天然のスパークリングワインの泉みたいな感じあります。いや、泉っていうより、間欠泉みたいなイメージかも。プシャアアーって空に向かって噴出してる感じ? です。スパークリングワインが。強炭酸の。

ラストの「ANSWER」をのぞいたすべてのアルバムがそんな印象なんですよねー。そんなのどうやったら表現できるんでしょうね。どうやったんでしょうね。音の感じとしては、シューゲイザーっぽいというかオルタナ全開というか、どっちかというとキラキラから縁遠そうな感じすらするんですが。不思議です。

折りに触れてちょこちょこ聞いてるつもりなんですが、今回聞いてみて、ちょっと新鮮みありました。意外と久しぶりだったのかもしれません。いやーやっぱりかっこいいですね。何年経っても収録曲の曲名がいまいち覚えられないですが。でもかっこいいですよね。大好きなんです。

結局90年代っぽい雰囲気とかが好きなのかもしれないって思います。ぼくの好みとして。まあ90年代に青春を送ったっちゃ送ったんで、当然な気もしますが。轟音ギターっていうか、ディストーション? バリバリの歪みまくった感じとか。あと、ベックさん「Odelay」みたいな、ブレイクビーツっていう潮流もあった気がします。

スーパーカーさんは、以降「JUMP UP」「Futurama」と続くじゃないですか。轟音ギターは少し鳴りを潜めて、ブレイクビーツっていうか……まあブレイクビーツか。そんな感じの複雑なリズムが入ってきて。そういった変遷もね、若き日のゆぼ青年のハートを撃ち抜きまくったわけなんですねー。懐かしき遠い日の思い出です。

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