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Keep It To Yourself/The Tibbs

なにか心にモヤーンとしたものがある時。要するに今なんですが。この日記にそんなモヤーンをぶつけてみたい、と思うわけです。なんですけど。大概の場合は、うまいことぶつけられないままに終わります。どう書いたらいいかわかんないからです。何をどう書いても「なんかちょっと違うような……」「これはさすがに盛りすぎじゃないかな……」などと、100%の言ってやった感が得られないことが多いです。

書き始める前は、「なんかこう、ワアーって感じで、グワーって感じで、こうドーンときてドラアーって具合で」と、漠然としたイメージだけはあります。それと謎の勢いか。しかし、いかんせん漠然としたイメージなんで、字にし出すと「こんなんだったかな……」みたいなことが起きます。よく起きます。

今風にいうと「語彙力ない」って一言で終わっちゃうんでしょうね。まあそれはそうなんですが、それとはまた別のところで。「こういうのも、『夢の終わり』っていうんかなー」と思ったりします。その、可能性を具現化するみたいな意味での「夢の終わり」です。

なんかこう、ずーっと夢の終わりを見なくて済むようなのはまずいんですかね。一生可能性の世界に浸ってるような感じって。もちろん、具現化することがいつもバッドエンドになるとは思いません。しあわせな結末を迎えることもあると思います。なんですけど、バッドエンドでもハッピーエンドでも、終わりには変わりないですよね。いつまでも終わらせないのってまずいんですかね。意外と身が持たないんかな。

こんなようなグダグダした話、その気になればまだまだ延々と続けられるんですが。そうするとCDの話がなくなるんで、この辺にしときます。何に対して気を使ってるのかわかりませんが、一応。「そんなに大きくないボリュームの中に、CDの話も少しは混ぜ込む」ってのが、この日記の基本スタイルなんで。スタイルを守ろうとした結果、別の形で弊害が出てる気もしますが。

あのー……ティブスさん。多分「ザ・ティブス」って読むんだと思います。ちょっと前に、どこぞのニュースサイトで見かけましてね。ビビビときたんですよ。「これはいいはず!」って。その直感は当たってました。今も聞いてるんですが、いい感じです。ただ、とても2024年のアルバムとは思えない何かもあります。

サイトには「60年代ガレージを再構築したが云々」みたいなことあった気がします。ぼくが聞いて思ったのは、ガレージというより、ソウル/R&Bっぽい感じあるかな? というものでした。R&Bといっても、60年代とかみたいな、昔のR&B感ですかね。

どっちにしても60年代のCDっぽい感じってことで。でも今年リリースの作品なんで、音量とか音の圧? なんかは、やはり今っぽい気もするんです。だから、「俺は一体いつの時代のアルバムを聞いてるんだろう……」みたいな気持ちになる瞬間も、若干あります。まあーそんなの、アルバムの良さと何ら関係ないんですけどね。いやマジでいい塩梅ですよ。だと思います。さっきみたいなグダグダ話をしてる時なんかは特に沁みるような気がします。ホントかよ。

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