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未来の約束②

前も書いた。未来の約束。約束は未来にするものだから、文法的にちょっと変とやっぱり自分につっ込んでしまう。

お付き合いしているBさんと、会話の流れでまた旅行に行きたいねと言われて、「これはまさに『未来の約束』ではないか」と勝手におぉとなった。旅行は二度目なので、「また行きたい」という表現になったのが時間が経ったことを実感させる。

幾度もBさんとの関係に疑問を抱いている私だけど、なんだかんだと関係を構築していることに気づく。

昨日夜中目が覚めてしまい眠れなくなり、何を考えてたかってBさんのこと考えていた。同居の話を具体的に妄想してみて、あれはどうか、これはどうかと考えてみたり、今度会うときは数か月後で心境にどんな変化があるかなぁと考えてみたり。私も意外に未来を考えているのだ。その日暮らしの自分が。

昨日、予定を入れるのは好きじゃないと書いたけど、そんなことないのかもしれない。ちゃんとわくわくするものは待ち遠しいと思えるくらいの心は持ってるんだって思って、ちょっとヨッシャとなった。的外れも甚だしい気がするが、自分の中に残る普通の感覚が感じられたとき、やっぱりちょっとだけ安心してしまう。大事なものなくしてなかったと。

そんなわけで旅行の計画を立てる楽しみが一つできたのであった。

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ちなみにですね、海外で仕事している=海外をエンジョイしている、ではないです。出張でちょっと行くのだと限られた時間でエンジョイしなければとなりエンジョイするんですが、私の場合長期滞在で生活しちゃってるから、すべては途中から日常化し、最初新鮮だったことがほぼウザイに変わり、あーめんどくせぇな、なんなんだよボケ、となるわけです。

何が言いたいかって、私は出張じゃなくて普通に旅行がしたい。非日常が欲しいわけです。ここ重要なのです。

たまに、いや頻繁に、周りの人から「海外で仕事してて毎日刺激があって楽しそう」とか呑気なこと言われますが、そんなことないから。ね。実際は「おいおい、またかよ、ふざけんなよ」とつぶやきながら過ごしてるんで、非日常が日常になってるという点、ご留意いただきたいと常々思うのであった。