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嗅げちゃう鼻

変なタイトルになってしまった。大した話でなく、思い出してみると面白いなと思った話。性的描写入るので苦手な人はご遠慮ください。

私は鼻が良い方だと自分で思っていたけども、Bさんはそれ以上に鼻が利く。というか敏感らしい。

私は強い人工的なにおいが苦手で、特に男女とも良い香りの香水なんてものには出会ったことなく、大変すいませんが全部平等に臭い。だから香水は公害と呼んでる。自然のもの、スパイスとかハーブとかそういうものは大丈夫である。少々誇張すると、香水はだめだけどインド人の体臭はOK(コリアンダーとクミンの香り)。唯一つらいのはオッサンの加齢臭。これだけは吐きそうになる。

Bさんに会って最初の頃に、「排卵前か生理前の女の人(小中学生とかでも)が電車とかで近くにいるとくらくらする」「セックスした後の女の人は近くに行くと分かる」という話を聞いてちょっとびっくりした。要するにフェロモン的なあれだよな。そしてそれが本当なんだろうなという出来事があった。

生理が始まる前日にセックスをしたとき、明かに今までと違う、なんつうか焦点があってないような感じで「なんかあんのだろうか」と呑気に思っていたら、「排卵日か生理近い?」と聞かれて生理が近いと答えた。そしたら射精直後にもかかわらずたったままだった。強いフェロモン的なあれによりくらくらして、ムラムラするのだそう。「やばいやばい」を連呼していた。あ、この人ほんとにホルモンを嗅げるんだと感心した。

しかし、前述のことを考えると、生理前の小学生や中学生女子にもくらくらしちゃうってなかなか不便だよなと思った。

私ははてさてどうだったかなと思い返してみて、不思議なことに外国人(東アジアを除く)の体臭に惹かれやすいと思った。今のところ今いる国と前の国ではほぼなかったけども、例えばインド人(コリアンダーとクミン)、特有なにおいがあるのだけど不思議と引っ張られる。体臭と関係あるか知らないが、なんとなく生命力と直結するのではと思った。その人が発する強いにおいが生命力の強さに感じられて引っ張られるような。においでなくても、顔の濃さとか、目つきの鋭さとか、髪の毛や髭の剛毛さとか、なんとなーく生命力強そうな人。

適当な考察だけど、本能的にはそういうのあるんじゃないかと思う。日本人て生命力弱そうだからあんまりないのかなと、また偏見を付け加える。あながち間違ってないと思うけど、差別的な発言はこの辺りにしておく。

何の話だっけ。あ、鼻が利く話。フェロモンとかホルモン嗅げちゃう話。嗅げるのと嗅げないのどっちがいいのだろうかとふと思ったのであった。