こと葉たち コトバ君の詩




ボクは
コトバ
みんな
ボクを
使ってくれて
ありがと
うれしいんだ
ポロポロ
口からこぼれたり
カキカキ
紙に書かれたり
スラスラ
筆から生まれたり
ピコピコ
板にうき出して
もらったり
キモチちゃん.と
合わせて
この世に
現れて
うれしいんだ
とうめいな
房がついた
お数珠みたいに
つなげてくれて
ありがと
フクザツカイキ
だったり
キソウテンガイ
だったり
ドンデンガエシ
だったり
キミョウキテレツ
だったり
しても
なんだ
かんだ
いっても
キライキライ
いっても
ボクを
顕してくれて
ありがと
たまに
イジワル
イジヤキ
ジタンダ
カジカンダ
キモチちゃん.が
グレながら
口先とがらせてるけど
だいじょうぶ
不安だったんだね
教えてくれて
ありがと
あと
コトダマとか
いわれると
ちょっと重荷
ふつうにしてたい
ふつうにしてたい
たまにふざけたい
タガはずしたい
つまり
自由にしてたい
とにかく
ボクを
表してくれて
ありがと
太陽みたいに
照らしてくれて
ありがと
どんな
気持ちも
おなじに
大切
ありがと
言葉にしてくれて
ありがと
大好きな君の
一瞬になれて
ほんとうに
嬉しい
消えても
嬉しい
形変わるけど
形変わっても

嬉しい



ボクも
ボクの
大切を
大切に
するよ

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