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週3日の自炊で食材を使い切るレシピ 9月後半 #週3レシピ

●初めて読まれる方へ(企画内容をご存知の方はすっ飛ばしてください!)
週3レシピは、ファッション雑誌の着回しコーデのように「常備食材に旬の食材や定番食材を5つほど買い足して、週3日の自炊で使い切るためのレシピ」です。

私が週3レシピを提案し、平野くんが実際作ってレビューする往復書簡形式でお届けします。平野くんが書いてくれた第一回のレシピレビューはこちら。
常備食材や基本の調味料については初回を参照ください。

それでは9月後半の食材行きますよ〜。今週は「きのこウィーク」です!

●9月後半の食材

旬の食材:しめじ、えのき、舞茸、エリンギ、しいたけなどから好きなきのこ4種、ゴーヤ
定番食材:ベーコン、かつお節(小さい使い切りサイズがおすすめ)

きのこは種類によって独特の旨味と香りがあり、秋の食卓に大活躍してくれます。今回は私がよく作っている、4種ほどのきのこを甘辛く味付けしたおかず「きのこの当座煮」を作ってみたいと思います。そのまま食べても良しアレンジしても良し、そして冷凍もできる優秀なおかずです。

●きのこの当座煮の作り方

好きなきのこを4種類買ってください。最近は数種類のきのこがパックになって売っているのでそれを選んでも良いと思います。きのこは火を入れると傘が減るので、多すぎるかな……?と思うくらい買って良いです。1種につき2パックくらい。きのこの下処理はこちらを参照ください。日本で食べる一般的なきのこは水洗いしませんのでご注意を!

適当に切ったらフライパンに油を少々敷いて、どっさりきのこを入れます。強火にかけ、あまり箸で突かず最小限の回数で混ぜるようにしてください。突きすぎると水っぽくなります。

こんな感じでクタッとしてきたら、醤油:みりん=大さじ1:大さじ1の割合で入れてください。味が足りなければ少しずつこの比率で入れます。調味料の水気がある程度飛んだら完成です。

これらを使って週3日分の一汁一菜を作って行きます。

では曜日ごとに作り方をご紹介します。

●月曜日のレシピ

一汁:油揚げと玉ねぎのみそ汁
そろそろみそ汁の作り方はマスターできたでしょうか……!みそ汁に入れるたまねぎは、1cm幅のくし切りにすると、玉ねぎの甘みが味わえておすすめです。お好みで油揚げを入れたり、薬味(ネギ、三つ葉などがあれば)を入れたりしてください。

一菜:きのこの当座煮
きのこの当座煮をそのまま味わってみましょう。甘辛い味付けはご飯に会います。もし冷蔵庫に一味があれば、ピリ辛にしてもおいしいです。

●水曜日のレシピ

一汁:きのこのみそ汁
だしが沸いたら当座煮を入れて、味見をします。当座煮自体に味が付いているので、みそはちょっとだけにしておくと味が濃くなり過ぎなくて良いと思います。写真のみそ汁は小松菜を追加しています。

一菜:ベーコンとゴーヤのおかか炒め
ゴーヤの季節は過ぎましたが、めっちゃご飯に合うおかずが爆誕したのでぜひ作ってみてください。
ゴーヤは5mm幅に切り、塩もみして10分置き苦味を和らげます(ゴーヤ1本に対して、塩小さじ1。塩もみに関してはこちらが詳しい)。その間にベーコンを1cm幅に切っておきます。
塩で揉んだゴーヤを水洗いし、熱したフライパンに油(油は好きなのを選んでください)を敷いて、中火で炒めます。ゴーヤが軽くクタッとして火が通ったら、ベーコンを入れて炒めます。量やフライパンのサイズによっても炒め時間が異なるので、30秒ごとにつまんで食べて、火の通りを確かめてください。具材全てに火が通ったら、醤油を少なめに入れ全体を混ぜ合わせます。味が回ったら火を止め、かつお節を好きな量(1パックくらい?)入れ、和えて完成!

●土曜日のレシピ

一汁:即興スープ
冷蔵庫の残り物でそろそろ即興スープができるようになってきていると思うのですが、どうでしょうか……。笑 私が作るのであれば、シンプルに卵の中華スープですかね。

一菜:ベーコンとキノコのチャーハン
最後に残った当座煮でチャーハンを作ります。
当座煮をざっくりと刻み、ベーコン1cm幅に刻みます。炒める前にご飯も茶碗一杯準備しておきます。フライパンに油を敷き、中火にかけます。当座煮、ベーコンを入れて炒め、ご飯を入れて混ぜ合わせます。ほんのちょっと中華だしを入れて、味見してください。味が足りなければ塩をします。味が整ったら皿に盛り付けて、コショウをふって完成。

きのこの汎用性の高さを知って欲しくてきのこづくしにしてしまいました。飽きてないと良いのですが。汗 当座煮は余ったら冷凍して、別のお料理に使ってください。

その他きのこの当座煮のアレンジ
・当座煮をベースに水溶き片栗粉を加えてあんかけを作り、焼いた厚揚げにかける
・当座煮を軽く刻んでご飯に混ぜ、きのこご飯にする
・焼きそばや焼うどんの具にする

これからどんどん秋らしくなってきて、お料理も楽しい季節になりますよ。それではまた10月!


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