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【イベントレポ】地下アイドルマーケティング戦略と検証 〜1年7ヶ月の実体験を通して学んだ観点から〜

2019年4月7日、元オタクネーションの汐垣飛鳥さんが自身の体験から学んだ「地下アイドルマーケティング戦略と検証 〜1年7ヶ月の実体験を通して学んだ観点から〜」というイベントを行った。

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この講義の内容は、汐垣飛鳥さんがアイドルをセルフプロデュースで活動してきた実体験をもとに話は進んだ。
自分が地下アイドルとして活動してきて、大変だったこと、そして意識してきた売り方などのマーケティング観点での話、経費の使い方などなど、アイドルの裏側赤裸々に語っている姿がとても印象的だった。

オタクネーションとは?

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「ただのドルヲタがアイドルを始めたらどこまでいけるかという自由研究」というコンセプトで、2017年7月23日にセルフプロデュースでデビュー。
そして、2019年2月17日に最高の形で解散。

20歳にしてセルフプロデュース、そして、今までにない斬新なコンセプトが話題となった。
ワンマンライブでは100人以上の動員を達成するなど、実力も持っている。
オタクネーションのメンバーであり、創設者であり、プロデューサーの汐垣飛鳥さんの経営能力やプロデュース力はとても注目されている。
そして多くの人から応援される人間性が彼女の一番の魅力である。

地下アイドルマーケティング戦略と検証のイベント内容

イベントは、独自の資料のパワーポイントや資料を元に進められた。

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内容は主に、自分がセルフプロデュースやアイドル活動を続ける上でマーケティング戦略を考え、実践していたことの話。
その中でも、やはりオタクネーションの歴史を紹介しながらの講義はとても印象的で、実体験が元だけに話もおもしろく、わかりやすさも抜群だった。

アイドルにはストーリー性が大切〜衣装の工夫

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1stワンマンライブでは「100人動員できなれば解散」や、ラストワンマンライブではクラウドファンディングを活用するなど、ファンからも応援が絶えないようなことを立て続けに行っていたように思う。

今回のイベントでも「アイドルはストーリ性がすごく大事だと思う」と、ファンと一緒に創り上げていくことや、ストーリー性をとても大切にしていたことを語っていた。

その点で、衣装もかわいすぎるものやかっこよすぎるものは避けていたという。
初期の衣装、2個目の衣装、共にどこか何か足らない…!というものを敢えて表現して作ってもらい、解散前の最終型のラスト衣装では「オタクネーション完成型」というものを作成してもらったとのこと。

オタクネーションラスト衣装

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衣装ひとつにしても、楽曲ひとつにしても、
アイドルを応援する上のヲタク目線をしっかり考えられているところが、オタクネーションの強みだったように思う。

アイドル=ストーリー性

と言っても過言ではない程、ヲタクはアイドルにストーリー性を求めているフシが確かにある。
ファンは、アイドルの成長ストーリーを見て感じて、何か感銘を受けるのだと思う。

それをしっかり計算して、地道にプロデュースしてきたオタクネーションはスゴイ。
ビジネスマンとしても、もっと評価されるべきだ。

新曲は3ヶ月に1回は出す!〜シェアリングエコノミーを活用して経費を押さえた〜

アイドル活動で絶対に不可欠なものが「経費」。
やはり、駆け出しの頃は苦労も多かったようです。そんな時に、よく活用していたのが、シェアリングエコノミーと呼ばれるもの。

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ーー「3ヶ月に1度は新曲を出す。無理なときは新しいカバー曲を披露する」

ストーリー性を重視して、プロデュースを行っているため、かなり経費が苦しいときなども多々あっただろう。
彼女はそんなとき、シェアリングエコノミーを活用していたという。(※)

※シェアリングエコノミーとは?
物・サービス・場所などを、多くの人と共有・交換して利用する社会的な仕組み。

オタクネーションでは、「ココナラ」というアプリを活用して、安く曲を提供してもらったり、練習場所などの確保をしていたという。
このことからも、どうにかうまくやりくりしながら夢を叶える方法はないか、やりたいことを実現できる方法はないか、
彼女がたくさん考えて、模索してきたことがわかる。

経費がないから、できない。
お金がないから、できない。

本当に夢を叶えるための言い訳がきかない世の中になったと思う。

どうにか方法を探し、実現する。

そんな彼女の姿にきっと、オタクネーションのヲタクは心を打たれていたのだろう。すごく気持ちがわかる。(笑)

とても印象的だった「がんばりすぎていませんか?」という言葉

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冒頭には「がんばりすぎていませんか?」という言葉から始まったこと、イベント中にも幾度となく「みなさん、がんばりすぎていませんか?」と問いかけていたことがとても印象的だった。

ーー「人は勝手に成長していくものなので、がんばらなくていい」

アイドル活動を懸命に走り続けた彼女だからこそ、とても説得力のある言葉に感じた。

「1stワンマンライブでは“ワンマンライブのチケット、残り何枚”みたいなことを曲中で叫び、買ってもらえるようにかなりがんばった。
逆に、2ndワンマンライブでは反省を活かして、そういったことは一切辞め、チケットは買ってくれるとヲタクを信じて、予算もクラウドファンディングを利用するなど周りに頼る機会を圧倒的に増やした。」

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「そして、めちゃくちゃ大変な思いをしてがんばった1stワンマンライブと2ndワンマンライブの動員数はほとんど変わらなかった。
1stの時、あんなに大変な思いしてがんばったのに、結果がほとんど変わらないことが驚きだった」

(ちなみにどちらも動員数は100人を越えているからスゴイ。)

彼女の周りを巻き込む力は、何事もひとつずつとにかく考えて考えて答えを出し、行動に移してきたところにあると思う。
20歳でこんなにも頭も気力も使い、全身全霊かけて活動に望んだアイドルは果たしてどのくらいいるだろうか…。そんなことをつい考えてしまった。

何だか応援したくなる、汐垣飛鳥さん。

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彼女は、何だか無性に応援したくなってしまうという魅力をすごく持っている。
今回の経営セミナー、マーケティングセミナーのようなイベントも、終了後には「この人を応援したいな」と思うような、とても人間性が垣間見えるイベントだった。
まさか、それも彼女の計算下なのか…!と、ちょっぴり考えてしまうほど。

今やアイドルは、グループ性やパフォーマンスよりも個を見る時代。
そして、そんな時代だからこそ、賢くなければアイドルはやっていけないと思う。
何もかもゼロから始め、確実に形にしていった汐垣飛鳥さん。
ビジネスマンとしても、一人の女性としても、今後どのような人間になるかとても興味深いですね!

汐垣飛鳥さんTwitterはこちらから♡

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参考&引用:オタクネーションブログ画像引用:汐垣飛鳥ツイッター&ヲタクの皆さんのツイートからお借りしました🙇‍♀️

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