ある日の夕暮れ
僕は泣いていた。
時刻は5時を回っていただろうか?
夏の夕暮れがポツリと一人泣く僕を優しく照らしていた。
僕はただ一人夏の公園で泣き続けていた。
その日は大好きな彼女とデートに行く約束をしていた。
前日からルンルン気分で(早く会いたいなぁ〜)なーんて思ってた。
楽しみにで仕方なかった。眠れなかった。
そんなこんなで結局朝まで寝付けずにその日が来てしまった。
(今日は久しぶりのデートだし、いっぱい話していっぱい思い出を作ろう。)そんなこと考えながら朝9時に彼女との待ち合わせをしている公園に向かった。
公園に着くとまだ彼女はまだ来ていなかったが、ルンルン気分の僕はそんなこと気にすらしなかった。
数分遅れで彼女がきた。
彼女『お待たせ〜少し遅れちゃった!ごめんなさい』
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