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第3話:大学生とビル群と

どうも、ゆちです。
またの名をまこと言います。

にしても時間がキモい

 いきなり画像を貼って恐縮ですが、(こんな恐縮見たことないぞ?)これは昨日私が大学時代のサークルの同期のLINEグループに送った文面です。Twitterなど私の媒体にはちょいちょい出てきますが千葉大学お笑いサークル、15期メンバーです。リアクションが無茶なお願いであることを物語っていますね。そりゃそうだ、日曜だもの。明日仕事だもの。

 とはいえこんな無茶なお願いでも来てくれる人はいるものです。しかも2人も。奴らは1時間以上かけて都内(しかも埼玉寄り)から神奈川県中央部にあるゆち宅まではるばる来て終電で帰って行きまして。正常な生活習慣を身につけた貴方には到底理解できないでしょうが、残念ながら奴らは若手芸人です。規則正しい生活という概念などあるわけがありません。そう、若手芸人という職業はちょっと目立つ大学生くらいなものなのです。なまじお笑いサークルで活躍していた彼らを見ていると1ミリも変わってないのです。最終学歴が高卒から大卒になった程度でしょうか。

 昨日はせっかく楽しかったから思い出を書きたいなと思ったものの大学生すぎることしかしてませんでした。ワンルームに集まってダラダラエピソードトークしてネトフリでかぐや様観て宅配ピザ頼んでお酒飲んで無くなったらコンビニに買い足しに行って…むしろ大学生より大学生です。今朝職場じゃなくて西千葉に向かっちゃいそうでした笑

 まぁんなことはどうでもよくてですね、私は今新入社員が陥りがちな「大学生に戻りたい症候群」の真っ只中なんですね。つい3ヶ月前くらいまで留年がかかってたので来年は絶対大学行きたくない!なんて思ってましたが喉元過ぎれば何とやら、まぁ大学に行きてぇですよ。院生が羨ましいですよ。心の声すぎて私の中の江戸っ子が出ちゃいました。茨城出身ですが…
私たちは大学生から社会人に変わってしまったのです。まるでSMSが主要なメールアプリから電話番号認証コード受付専用機に変わってしまったかのように、面白かったバラエティがいつのまにかグルメ系情報番組っぽい何かに変わってしまったかのように…(コラ、ゴールデンに進出したテレ朝の深夜枠って言わないの!)

 さて、23卒の人たち以外にとっては大学ってそんなに楽しいの?って話でしょうが、楽しいんだなぁ、それが。何より私は4年間で東京という街に取り憑かれてしまいました。(千葉大だぞ?総武線の端っこだぞ?)でも、18歳まで茨城で自転車通学をしていた田舎者にとっては東京の街はいささか眩しすぎました。私の実家はつくば市なので茨城の中では都会だぞ!なんて思っていましたがそんなチンケなプライドなど新宿のビル群の前では無に散ります。なーにが茨城の中では都会だよ!五十歩百歩も良いとこだ!もし広辞苑の電子書籍が出たら五十歩百歩の項には私の自撮りと実家の写真を載せれば十分なくらいです。もしかしたらそんな人たくさんいるのかもしれませんね。ていうかそんな私みたいな人たちが東京一極集中を推し進めてるとも言えましょう。なんか話が真面目になった!気持ちわりぃ!

 今でも、私は東京という街に受け入れられてないのかななんて思ったりします。私くらいの顔面のクオリティだと都心でナンパはほとんど喰らいません。強いていうなら職安通りの路地裏くらいなもんです。そりゃそうでしょう。ちょっと視点を変えれば私より綺麗な方がいっぱいいます。私くらいのレベルにお呼びがかかるのは千葉であり柏、大宮なんですね。特に千葉駅はナンパスポットが1ヶ所しかないのでまぁ喰らいます。LINEを交換したらもう友達だったなんてこともあったっけ…

 やっぱり私にキラキラし過ぎる都会は似合わないのかもしれない。いや夜の六本木で働くんだぞ?大丈夫か?まぁ魂は狭山湖に置いておくことにします。大沼さんの勇姿と共に…

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