クロ現女性のひきこもりをみて思ったこと

クローズアップ現代女性のひきこもりをみて
国はこれから「社会で働いていない人はこんなにつらいんだよ~。無職、家事手伝い、主婦の人は社会との繋がりがないことに本人も気づいていないレベルで苦しんでいたんだよ~。実際に調査したらこんなに苦しんでいる人がいてこの人たちはこれから社会と繋がれてこんなに幸せになれるよ~。国も今まで引きこもりの男女の苦しみに寄り添ってなかったよごめんね~。これからは引きこもりの人の苦しみを解決します!社会と繋がりをもてるように手伝います!そしてみんな外に出て働こう!」という風潮にしたいのかな、と思いました。
そもそも国にとって無職、家事手伝い、主婦の人の精神的苦しみの解決自体はどうでもよくて、その精神的苦しみを利用して国内総生産を上げるのが目的でしかないと思います。だからいきなり"改めて調査したら女性のほうが引きこもりが多かったです"とか言い出したのかなぁと。
一番めんどくさいのは、引きこもりの問題をそのまま受け取って「引きこもりの人はつらいんだ。つまり社会と繋がらないというのはそんなにつらいことなんだ!」と思ってしまう人が増えることですね。
そういう人が増えると結局どうなるかというと、家事手伝いや主婦の人の肩身が狭くなるだけです。
主婦、家事手伝い、は今までメリットが十分ありました。それがいきなりデメリットばかり語らせようとする国に不信感があります。
どんどん主婦家事手伝いはラクしてるとか、本当はつらい思いをしている、とかいう社会の風潮にさせて主婦や家事手伝いの人を働かせたいんだと思いますよ。
国は引きこもりの辛さに寄り添っているようにみえて全然辛さに寄り添ってないのでこの番組を見た人はそのままを受け取らないでほしいですね。
日本の国内総生産は女性が社会に出ることで今までをキープしているそうですが国内総生産がキープされているということは実質マイナスです。
国はそのマイナスを上げないといけないわけです。
じゃあどこに手をつけるかって無職引きこもり家事手伝い主婦の埋蔵金ですよね。
これからどんどん苦しみに寄り添っているように見えてただ働かせたいだけのメッセージが国から出るのかなぁと思いました。

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