ご無沙汰しておりました。Yamaguchiです。
1ヶ月近く前になりますが我らがSFがMAX105マイルの右の豪腕Jordan Hicksと4年44Mで契約しました。

①契約の詳細

契約金として2M、2024年の年俸が6M、2025〜27年の3年間が12Mで計44Mという契約になっています。
年間100IPを超えたら2Mの出来高がついているようです。
出来高を見てもわかる通りSFはHicksをスターターとして起用する方針のようです。

②感想

現在のSP市場の高騰を受け、ATLが獲得したReynaldo Lopezのような「SP経験があり支配力のある投手」という位置付けでの契約だと思います。
Hicksは1996年生まれの今年28歳と若く、28〜31歳という全盛期の4年を年平均11Mで獲得できたのは仮に先発転向がうまくいかなかったとしてもリリーバーとしてハイレバレッジな場面で年平均60〜70G,ERA3.00前後レベルの 投球を見せてくれれば十分ペイできると思うのでその点のリスクヘッジもしているいい契約だと思います。
とはいえ現時点での開幕ローテ候補がエースのLogan Webb以外フルシーズン MLBで戦った経験のない選手(Harrison,Winn,Beck)ばかりなのでHicksは開幕ローテに入り先発として起用されることになると思います。
Hicksはマイナーでは先発もやってたもののMLBでの先発経験はほとんどないのでまずは安定して5回1〜2失点、奪三振率9.0以上というところを期待したいです。

今年のZaidi氏のムーブは例年とかなりテイストが違うと感じており僕がやって欲しいと感じていたムーブはほとんど全てやっているので2024年のSFが どのような戦いを見せてくれるのか楽しみです。