【SF】Robbie Rayをトレードで獲得


こんにちは。Yamaguchiです。
年明け早々衝撃のニュースが飛び込んできました。
SFが21年のCY賞投手Robbie Rayを
Mitch Haniger,Anthony DeSclaFani+Cash(6M)
とのトレードでSeattle Marinars(以下SEA)から獲得しました。

①ファーストインプレッション

このトレードが成立する前日にXのスペースで「Rayを獲得してほしい」話していたらその翌日にRay獲得の知らせが入ったので驚きました(笑)
若手の台頭でローテが埋まっており、なおかつペイロールを削減したいSEAと余剰気味のOFを整理したい+天井の高いフロントラインスターターが欲しいSFの利害が一致したいいトレードだと思います。

②詳細

SF放出:DeSclafani(残り1年12M)+Haniger(残り2年35.5M)+6M=53.5M
SEA放出:Ray(残り3年73M)
となり、2024年の年俸がDeSclafaniが12M、Hanigerが20Mで2人合わせて32M、そしてRayが23Mなのでその差額を一部負担する形でSFが6MをつけたのでRayの契約が切れる26年までの両チームの負担額は24年から順に
SF:23M,25M,25M
SEA:26M(DeSclafani12M+Haniger20M-6M),15.5M,0Mとなります。

SEAとしては今年は3M増えますが、3Mのみの増額でフロントラインスターターをロングリリーフも可能なバックエンドスターター+長打力のある外野手に替えることができ、なおかつ来年以降のペイロールに柔軟性を持たせたこの動きは今のチーム状況にフィットしていると思います。
SFとしても枠を一つ開けることができ、高騰しているスターター(しかも健康であれば少なくとも2〜3番手クラスの投球は期待できるRay)を獲得できたのはいい動きだと思います。

ただRayはTJ明けで今年は後半戦からの復帰になるのでこれでSP補強を終わらせるのではなくもう一人実績のある SPを連れてきて欲しいです。
(昨年ローテ2番手を務めたAlex Cobbも開幕の出遅れが確定しているのでこのまま行くとエースのLogan Webb以外は昨年デビューした若手3人と不振のRoss Striplingという不確定要素が多いローテーションになってしまうので…)




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