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【うるる様QA】12/17(土)第31回神戸投資勉強会開催メモ②

12/17神戸投資勉強会で、うるるの近藤さんに登壇いただきました。
当勉強会には東西合わせて3回目のご登壇でした。
3回目の今回も、きっちりとその日だけ雨が降りました
12月であんなに1日中ちゃんと降る日はちょっと記憶にないです。
では、主なQAをまとめます。

Q:中期経営計画最終年度(2024年3月期)に掲げている「売上高:58億円、EBITDA15億円」という利益水準は、中期経営計画以降も続くのでしょうか?

A:中期経営計画上、売上高を今期(2023年3月期)から来期(2024年3月期)にかけて約10億円増加させ、売上総利益が約7億増加する予定でございます。また、今期の投資計画の主なものとして、システム関連委託費が4.1億円、広告宣伝費が5.6億円がございますが、来期はこれらの投資を大きく削減する計画です。売上総利益の増加と投資削減分により、EBITDA15億円を目指しております。
なお、これらは先行投資と位置付けておりますが、例えば中期経営計画(2020年3月期~2024年3月期)の直前(2019年3月期)はシステム関連委託費が6700万円、広告宣伝費が9500万円であり、この水準まで削減を行ったとしても事業運営自体に問題はないと考えております。
中期経営計画以降の計画については、現在経営陣で議論を行っている最中であり、決まり次第速やかに開示を行います。

Q:中期経営計画最終年度(2024年3月期)に掲げている「売上高:58億円、EBITDA15億円」を達成することを最優先にしているようですが、広告宣伝等の投資を行いながら売上高を伸ばし続けていく方が長い目で見ると大事ではないでしょうか。経営として、この中期経営計画の目標値を達成させることの価値とはなんでしょうか?

A:中期経営計画の数値は株主の皆様に対する経営陣のコミットメントと考えており、現時点においては同計画の達成を最重要指標の一つとして捉えております。

Q:クラウドソーシング事業は同業他社も赤字体質であり、シュフティも同様に赤字です。ビジネスモデルとして成立するのでしょうか。
クラウドワーカーを募ることついては他社のプラットフォームを利用する方が貴社の赤字を削れ、その分伸びている事業に注力する方が利益を出しやすいのではないかと思います。
その市況の中でシュフティを存続させている意味とはなんでしょうか?

A:NJSSやfondeskなどの事業運営におけるクラウドワーカーの供給源を他社に依存することは事業運営上のリスクと捉え、シュフティ事業を運営しております。

Q:「シュフティ」という名前が「主婦」に限定されるようで抵抗があります。介護をするのも女性だけではないと思います。主婦ではない方がクラウドワーカーとして働きたいと思った時に、「シュフティ」という名前のサービスを選ぶのでしょうか?

A:おっしゃるとおり「シュフティ」はサービス開始当初から主婦層をターゲットとしていたことから名付けております。もちろん、副業したい方や学生など、誰でもご利用いただけるサービスですが、女性の社会進出が進む今の時代にはそぐわないネーミングかもしれません。現状、「シュフティ」ブランドが浸透していることなどを踏まえ、変更の予定はございませんが、多くの方々に受け入れられやすいサービス名について今後継続的に議論を行っていきたく存じます。

Q:貴社は労働集約型の企業と知識集約型の企業のどちらに属するのでしょうか?付加価値のソースがどこにあるのかを教えてください。

A:全社における売上総利益額は毎期伸びており、売上総利益率も安定して7割程度を維持するなど、付加価値の高いサービスを提供しているので、知識集約型といえるかもしれません。
事業ごとに捉えると、BPO事業は労働集約型に近く、売上総利益率は比較的低いのですが、CGS-SaaS事業の売上総利益率は高く、特にNJSS事業の売上総利益率は9割程度を維持しております。

Q:落札情報が蓄積されているので参入障壁があるとの話でしたが、古いデータは陳腐化すると思います。データクリーニングを行っているとは思いますが、過去の落札情報の付加価値の持続性はどのくらいあるのでしょうか?

A:ご指摘のとおり、10年前の落札情報よりも直近3年間程度の落札情報が相対的に価値が高いといえます。そのため、数年程度の時間を要すれば、参入できる市場であるといえるかもしれません。
なお、競合他社がいる中で私たちは2008年に最後発として入札情報市場へ参入いたしました。競合他社はWebクローラーによる情報収集が大半でしたが、当社はWebクローラーと人力を活用することで網羅性の高い情報を提供してきており、これが付加価値となっております。
また、2022年12月15日の適時開示にて株式会社ブレインフィードのグループジョインを発表いたしました。同社は2021年11月に入札情報提供サービス「エヌ・サーチ」を開始しておりますが、Webクローラーのみの情報収集であるにも関わらず機械学習技術等によりある程度情報の網羅性が高く、契約件数も伸びております。今後、エヌ・サーチとNJSSにより、入札情報市場の拡大とシェア獲得を加速させていく所存でございます。

※開催から掲載まで時間かかり申し訳ありません。。
※当QAメモは、幹事キリンのメモをベースに企業様の確認・許可を得て掲載したものとなります。網羅性等の保証はありませんので、ご参考程度にお読みいただければと存じます。


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