インスタグラムでアカウントが『シャドウバン』されると、ハッシュタグ検索から除外される、いいねが増えない、新規フォロワーが増えないなどの現象が起きます。
インスタグラムのシャドウバンは、実質的に「凍結」の一歩手前の状態と言えます。

インスタグラムではシャドウバンを公式に認めてはいませんが、自身のアカウントが「おすすめされるアカウント」の対象かどうかは、プロアカウント限定で2022年12月よりチェックすることが可能になりました。
「おすすめされないアカウント」は実質的にシャドウバンの対象と言えるのです。

今回は、自分のアカウントがシャドウバンの対象かどうかの確認方法や、シャドウバンの原因となる行為や投稿などを解説します。

ハッシュタグ経由への反応が急減したら注意

インスタグラムでアカウントがシャドウバンされると、投稿にハッシュタグを付けてもハッシュタグ検索に引っ掛からなくなります。
つまり、シャドウバンはハッシュタグの検索結果への表示に対するペナルティという意味合いが強く、投稿や閲覧の機能が制限されるものではありません。

投稿した画像は既存フォロワーのフィードには通常通り表示されます。
しかし、ハッシュタグ検索から除外されるので、新規ユーザーからのインプレッション（表示回数）は増えません。

通常のバン(ペナルティ)は警告メッセージが届く

短時間でのフォローのしすぎやフォロー解除のしすぎ、いいねのしすぎ等をすると警告メッセージが届きます。

警告文には一定期間操作ができない事が書かれていたりします。

この場合は、大人しく命令に従いフォロー、フォロー解除、いいねの押し方を改める必要があります。

シャドウバンはバグでも起こる

インスタはバグが多いで有名で、普通の使い方をしていてもシャドウバンに似た状態になります。

ほとんどの方は規約違反をしていなくてもペナルティを受けることがあります。

いいねを１日数回しか押さず、週２で投稿していただけでシャドウバンみたいな状態になったことがありますからね。

シャドウバンはいつまで？

諸説はありますが、シャドウバンされると、制限される期間は、2日～2週間程度になります。
ただし、制限されている間に、またシャドウバンされるような行為をすると、新たな制限が加えられるので、制限される期間もその分、長くなります。

複数の投稿において、繰り返し同じハッシュタグを流用ですが、気付かないうちに、投稿を行っていて、繰り返し同じハッシュタグを使いまわすと、シャドウバンの制限期間が投稿されるたびに延長されるという事態になりかねません。

注意が必要です。

シャドウバンのチェック方法

自分のアカウントがシャドウバンされているかどうかは、見ただけでは分かりません。
自身のアカウントがシャドウバンされていないか確認する方法をご紹介します。

「誰も使っていないハッシュタグ」を活用してチェックする方法

誰も使っていないハッシュタグを付けて投稿し、しばらく時間を置いてハッシュタグ検索をしてみてください。検索に表示されればシャドウバンされていないと分かります。一方、検索に表示されなければシャドウバンされていると考えられます。

プロのアカウント「アカウントステータス」からチェックする方法

2022年12月から「プロアカウント」に切り替えると、「アカウントステータス」から「おすすめされるアカウント」かどうか確認が可能になりました。

Instagramのプロアカウントには「ビジネスアカウント」と「クリエイターアカウント」の2種類があり、プロフェッショナルダッシュボードやインサイトなど、さまざまな機能を利用することができます。

※自分のアカウント内で｢アカウントステータス｣を見て確認する方法もあるのでご紹介します。

シャドウバンの対象になりやすい投稿やアクティビティの特徴

• 特定のハッシュタグを乱用する

• ハッシュタグを付けすぎている

• 同じリンクやキャプションを付けて繰り返し投稿する

• 「いいね」やコメントなどを自動で行うツールを利用している

• 「いいね」やコメント、フォローを過剰に行なっている

• フォロワーを販売業者から購入している

• 自傷行為や暴力描写、性的表現を含む投稿

• 美容整形や健康関連の商品を販売しようとしている投稿

• コンテストや景品を宣伝する投稿

自身のアカウントがシャドウバンされている場合、まずは24時間〜48時間、投稿だけでなく「いいね」などを含めたインスタグラム上のアクティビティを一切しないようにしてみましょう。

それでも解除されない場合は、シャドウバンの原因となったと思われる投稿を削除しつつ、アカウントを「プロアカウント」に切り替えた上で、アカウントステータスから異議を申し立てるリクエストを送信しましょう。

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