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食材の特性による料理


寒い東北も少しずつ、春の日差しに変わり、衣類も春物が売られています。

子供が
「あ! くじらに見える‼︎ くじらに見える〜。」
と、ぴょんぴょん飛びながら空を見上げて進んで行きました。
「あ! こっちは小さいくじらだー‼︎
あれはトゲだよ。」

え?棘?

ぴょんぴょん飛びながら歩いたら楽しいでしょうね〜。

実家に帰った時、たまに庭でスキップしていると母に、
「頭、おかしくなった?」
と言われ、大人になるとはスキップしちゃいけない事なんだな〜と、詰まらなく思います。


皆様は、食事のメニューって、どうやって決めてるでしょうか?

私は、安い食材が何かを見てメニューを決めます。

昨日は、春牡蠣とジャンボマッシュルームが安かったので、牡蠣とマッシュルームのアヒージョにしました。

牡蠣は安かったけど、プリプリで、オリーブオイルに浸りながら汗をかき、味が凝縮されて美味しかったです。
ジャンボマッシュルームも、噛んだ瞬間は牡蠣?と思うのですが、その奥にマッシュルーム特有の香りがして、美味なのです。

アヒージョと言うと、男性の方などは、自分じゃ無理って思う方もいると思うのですが、ニンニクを入れたオリーブオイルで食材を煮るだけなので、料理苦手な方にお勧めです。

安い食材は、大概は旬の物なので、季節ごと飽きずに色々な料理を楽しむ事が出来る気がします。
旬のものは、季節も感じられいいですよね。

近頃は、食材の値段が上がり、常に底値更新で、野菜はやっぱり自分で栽培するのが一番だなと、思っています。

ここ数日ハマっているのが、トマトスープの煮麺です。

ハウス栽培のトマトが安くなり、10個くらい入った中玉トマトが200円台で安かったので購入しました。

甘味は少なめですが、酸味が強くて期待通り。

お酢とは違う酸味があってスープにすると美味しいんです。
…あ、個人的好み😅

ネギを薄く切ったものとトマトを一口大に切ったものに水を入れ煮立てます。
気分でシメジを入れたりします。
煮立ったら、玉ねぎ麹で味付けします。
玉ねぎ麹は自家製で、常備してる方の方が少ないだろうと思うので、麺つゆやコンソメで大丈夫。
麺つゆでも旨み成分の相乗効果で美味しいです。
好みで、味を整えた後にクレソンや春菊を入れてもいいし、溶き卵を入れても美味しいです。
茹でた素麺を器に盛りトマトスープをかけます。最後にオリーブオイルを垂らして終了です。


トマトスープの煮麺


今日のお昼は春菊を入れました。

ちなみに、入れ歯がなくても食べられます。介護食向け。

(食べかけて写真を撮ったので今ひとつキレイじゃなくてスミマセン)


今のトマトは皮が薄いものが多く、皮を剥かず、そのまま使えるのが便利。
同じトマトでも、酸味が薄い…味が薄いものだったりすると、美味しさ半減です。その時は、レモンを絞ると酸味の追加も出来て、香りも良くなります。

同じ食材でも、季節や栽培方法で味はバラバラ。
「そうそう。この味。」
と、思えるものが買えた時は嬉しいです。


こんな投稿をする私は食いしん坊だと思います😅

ズーーーっと、
不食やビーガンなどを考えていたのですが、
「美味しいものはやめられない。」
と、言うのが結論になりそうです。

だって、食材を見たら、「あ、あの味‼︎」と、頭の中にあの味が再現されるんですよ。
その欲求を抑える自信もないし、この肉体がなくなったら、「あの味」を味わうことは出来なくなるんです。

私が食べたい味は高級食材ではありません。絶滅危惧種を食べたい訳じゃない。
季節のお安い食材。
命を頂いて生きて行く。それが定めなら、惜しみなく食べようと思うのです。

食べ過ぎは注意ですけどね。

話しは戻るのですが、この世界にどうして体を持って生まれて来たかって、感覚器と言う受容体を持って、色んなことを体験するためだろうな〜と思うんですよ。
匂いや香り、味や、触ったり噛んだりした時の感じ、音の種類、光や影が照らし出すもの、そこから発せられる自分の感情。体と言うものを持ったからこそ、感じられるものです。

食材の特性を生かして、美味しくいただく。
それはステキなことだと思うんです。

って、ただ食いしん坊のいいわけになってない?
…イヤ、なってない💦




※トップ画像は玉ねぎ麹です。



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