今日は、光に春が少し混じって、
重たいコートがもう少しでいらなくなるな…と、感じました。
ショップには、春の服が並んでいます。薄水色のダメージジーンズが、春の象徴みたいで、
「うー。買いたい!」
と、衝動が掻き立てるのを、必死で堪え帰ってきました。

ランチ兼、読書のために、
Trim coffeeへ。
カフェに入ると、お客さんが誰も居ません。あれ?と、思ったら、
「あ、休みじゃないですよ!
なんでか、
今日は誰も来ないんです。」
と、店長さんが飛んで来た。
いつも、お客さんが一杯なのに、こんな日もあるとは…。
「昨日はイッパイで大変だったのに…。考えても仕方ないって、思ってたところです。」
「誰もいないって、初めてです。わたし的には嬉しいですけど。」
「コロナとか、あるのかも知れませんね～。…考えても仕方ないことです。」
本当に、わたし的には嬉しくて、店内の写真を沢山撮らせて頂いた。
経営する側は、結構な緊張感だろう。

このペレットストーブの、横のソファで過ごした。

このカフェの面白いところは、
お店が可愛いことではなくて、
店長さん。
ユックリ過ごしたい人限定なのだった。
注文を急ぐお客さん、お断り。
だから、マッタリしたい人達が集まる。

始めて入った時、私がここで使える時間は35分。早く。早く。…って、常に焦っていた。
でも店長さんが、
「お客さんの前に、お二組います。お一人お一人注文を聞いてそれから作るので、20分は待って頂きます。それで無理ならお帰りください。」
と言う。全く、イヤな言い方ではなかった。
話しを聞いてたら、私の使える時間は、本当に35分?…と、疑問を持った。もっとゆっくり食事しても良くない?
いつも昼食は10分。
休みの日くらい、チョットユックリ食事してもいいじゃない?

久しぶりにゆっくり本を読んだ。集中するって、気持ちいい。
実は、これこそがリラックスだ。

それからは、
ユックリ本を読んだり、寛ぎたい時はここに来る。

ナスとトマトのフィットチーネを、頼んだけど、写真を撮る前に食べてしまった(◡ ω ◡)
店長さんの料理はどれも美味しい。

私の料理が運ばれる頃には、お客さんが次々やって来た。
それぞれみんな、寛いでいる。
柔らかな日差しの穏やかな午後。

誰もお客さんがいないから、
沢山写真が撮れた分、
私と、このカフェで寛いだ気分になって頂けたら光栄です。

会計をする時に、
「今日は助かりました。
また来て下さいね。」
と、店長さんに言われた。
「今日も美味しかったです。
ごちそう様でした。」
本当に、焦ってたんですね。
私も助かりました。
持ちつ持たれつ…。