は2020年リスボア大学の研究で、人の顔の写真は不完全である方が魅力的に見えるといった研究内容です。
説明するより見てもらった方が早いです。

このように左端がオリジナル(元の写真)でこれに対し、【ぼかし】【1/3】【小さい】【ドット】【半分】【対称】を420人にそれぞれランダム表示での魅力度を点数で評価してもらった。※実際の実験においてサンプル写真はこれだけではなく96パターン用意。
いずれもオリジナルより高くなったと報告されています。このことから人は隠れている部分に対し、ネガティブではなく、ボジティブにバイアスをかけて補完していることを結論づけています。
また面白いのは今度は写真を人ではなく【犬】【風景】【花】といった写真でも行われたが、いずれもオリジナルの方が評価が高った。
つまり不完全な写真に対するポジティブバイアスは何故か人にだけ当てはまるようです。これがマスク美人やマスクイケメンにも通ずることなのかなと思いました。