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ボトックスのリスク

2022年イギリスの歯科ジャーナルと【Nature】にも掲載されている記事です。
基本的に安全は担保されている施術ですが、未熟な者やボトックスの量、場所を間違えると以下のようなリスクがある事を知っておいてください。

・注射部位のケロイド瘢痕

・眼瞼下垂/注射が眉毛に近すぎると、毒素溶液が上まぶたの挙筋に拡散し、明らかな衰弱を引き起こす可能性があります。

・嚥下障害/大唾液腺または胸鎖乳突筋に注射が行われた場合。周囲の筋肉への毒素の拡散がこの問題を引き起こす可能性があります

呼吸器の機能低下/過度の唾液分泌過剰を目的として両方の顎下腺に注射すると、毒素溶液が腺被膜からはみ出し、呼吸に関与する周囲の筋肉に浸透する可能性があります

・表情筋の活性低下/特に咬筋への注射による、顔面神経枝への毒素の拡散によって引き起こされます。

・その他/痛み、出血、腫れ、あざ、感染症、頭痛、感覚異常、見た目の変化(魅力低下)
※治療と美容どちらの観点においても、私は基本的にボトックス推奨派ではございません。

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