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青い目のシーサー”沖縄バヤリース シークワーサー”

*㋚ドリ研究所では、サウナ愛好家のメンバーが日々サウナに合うドリンクを調査し、レポートしています。

今回は、サ活中にたまたま見つけた「沖縄バヤリース シークワーサー」をレポートしたいと思います。

カラフルな色のラインナップが、遠目から見ても目を引きます。沖縄限定のような雰囲気ですが、ネットで調べてみると都内にも売っている店舗がいくつかあるみたいですね。「沖縄バヤリース」シリーズにはグァバ、マンゴー、パインなどもあるようですが、サウナ上がりにマッチする柑橘系のシークワーサーを選択。

今回は、JR大宮駅からシャトルバスで約10分のところにある『SPA-HERBS』のお供に、レポートしてきました。

★総合評価

バヤリースといえば、清涼飲料水のブランドとして日本でもお馴染みですよね。子供にも親しみやすい可愛らしいロゴも印象的です。
1923年にアメリカ合衆国・カリフォルニア州で製造販売開始。その後アメリカの市場からは姿を消しましたが、日本ではアサヒ飲料が製造を続けているという歴史があるみたいです。ローカライズされた土地に根付き、本土のほうが廃れてしまったというパターンなのですね。

それでは、総合評価です。

総合得点 40点

圧倒的な沖縄感

のどごし、味、浸透度は『8』としました。かなりさわやかな味わいです。酸味よりも甘みが強い印象なのは、やはりバヤリースのターゲット層が若年層向けだからでしょうか?
しかしながら嫌な甘みではなく、すっきりとしたのど越しと後味で、子供は勿論、大人の味覚にも違和感なくマッチすると思います。
シークワーサーサワーが人気なように、お酒に混ぜて飲んでも美味しそうです。脂っこい食事のお供としても、非常に良い相性なのでは。The沖縄ドリンクとでも言うような、火照った体に染み渡ってくれます…!

バヤリース ヒストリー

調べていて初めて知ったのですが、「沖縄 バヤリース」と「バヤリース」は元々別の歴史を歩んできたそうなのです。
「沖縄バヤリース」の元々の出発は、戦後のアメリカ統治下の沖縄で「カリフォルニア・バヤリース・オレンジ・オキナワ」という会社が、アメリカの資本で立ち上げられたことから始まります。その会社がバヤリースのライセンス契約をし、沖縄でバヤリースオレンジの販売を開始しました。
一方、日本の本土では、アサヒ飲料がバヤリースオレンジのライセンス契約をし、販売を始めます。
「アメリカ統治下の沖縄」と「日本の領土」、それぞれ別の国という扱いで、異なる2社がバヤリースの販売を開始したという歴史があるのですね…面白い!
現在は企業としての沖縄バヤリースは無くなりましたが、アサヒ飲料が商品の一ブランドとして販売を継続しているようです。

歴史を噛みしめるサドリ

サドリ研究を始めて、味だけでなくその商品の歴史に興味をもつ良いきっかけになりました。これからは色んな切り口でサドリを深堀りしていくのも面白いですね。

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