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えっちトークVTuberがバーチャルで新しい『生』を受けて変わった事

おいでなんし〜♨️バーチャル花魁として日々えっちに関する動画を投稿しております由宇霧(ゆうぎり)と申します〜♨️

VTuberを語る上でリアルとバーチャルという言葉は切っても切り離せない。
『性』の話をもっと気軽にしたくて、わっちはこのバーチャル世界で『生』を得ました。
そこでわかったのはこちらの記事でも紹介しているように

性の事でモヤモヤしてるひとは沢山いるんだという事。

今日は、全体の話というよりは自分の話をさせてもらおうと思います。
このあとに公開したのがこちらの記事

自分の性体験や失敗や家庭事情をさらけ出しました。

実はこれって、わっちはリアルでは絶対出来ない事だったのです。
なぜかというと、わっちの身内向けSNSは限定公開にしていてもほとんど親には見られてますし、かといって親にだけ表示されないように設定してまで身内に向けて書く事でもないし、リアルの世界で家庭事情や自分の特徴を聞きたい!知りたい!と求められる事もないので(気軽に聞けることでもないしね)出しません。

でも、こういう風に悩んだり落ち込んだり苦しんでる自分も確かに誰にだっているわけじゃないですか。

ちょっと前はツイッターやフェイスブックといったSNSが非日常というか、社会とは少し距離があるところにあったから、わりとみんな自由に気持ちとかを書いてたと思うんです。でも今ってSNSも社会。それこそ拡張社会。

しかも『リアルの自分』のまま過ごす拡張社会だから、そうなるとそこでも外向けの顔をして気を遣って

『ガワは本当の自分なのに、内容は一般に対応するための外向けの自分』

という状況になる。いわゆるSNS疲れの原因なわけですよね。

世の中に見せる「自分」というアバターは一挙一動が日常生活に影響を与えすぎてしまいます。そのリスクを考えるとなにもできなくなる。

これと同じくSNSにどっぷり浸かっていると感じてしまう現象があります

「SNSの投稿が自分そのものであり、それ以外は実在を認められていないような気がしてしまう」

と言うことです。
なんでそう思ったかと言うと、ある日SNSで友達のハワイ挙式の画像をみたんです。
「ふーんハワイ挙式かー」とつぶやきながらふと思ったのは
たとえばこれが本当はハワイじゃなくて、挙式はしてなくて、写真を載せただけだったとしてもこの子はハワイ挙式をしたんだなーって、周りは思うよね」ということです。

自己肯定感のひくいわっちは、「より多くの他人から見えている自分」を軸に「自分」というものを認識しています。
自分を評価できていないと、自分による自己の評価を手放しで受け入れることができません。(それが自己肯定感低低マン!)
だから、いままでのわっちは人に気をつかって、本音はSNSに書かないようにして、そうすると悩んだり傷ついてる自分は他の人には認識されてないから、それって自分の中では「そんな自分はいない」って事と同義になるんです。

ずっと自分で蓋をしてきた、苦しんでいる自分。

自分っていう言葉が出すぎてややこしいので、今まで世に出していなかった
「性の話が大好きで、育ってきた環境や性格によって自己肯定感が低くてエロで沢山失敗してる自分」のことを「由宇霧」と呼ばせてもらいますね。

つまり、

「由宇霧なんて存在しない」って自分で蓋をしてたんです。

この配信を始めてみんながいろんな心の傷や性によって悩まされた経験を教えてくれて、わっち自身すごい勇気付けられました。

もやもやしたり傷ついてたのは「由宇霧」だけじゃなかったんだって。

だから、胸の内とか自己肯定感についてとか、家庭についても話すことで同じように誰かの力になれるんじゃないかなって思ったんです。
発信するようになってからは、それをみんなが受信して見て読んで「由宇霧」を認識してくれています。

肯定的に受け入れて欲しいとか認めて欲しいという種類の承認欲求ではなくて、「由宇霧」がこのバーチャルの世界で確かに存在しているんだという事がわっちは凄く嬉しかったし、それによってずっと蓋をしてきた「由宇霧」を自分で認識してあげる事ができた。
これはわっちの人生にとって本当に大きい事でした。

きっと自分だけの現象ではないはず

誰だって、人には言いづらい性の悩みや心の傷や家庭の事情ってあると思う。そしてその傷にはものすごーーーく幅があるはずです。
まず、こうやって素直に「由宇霧」であったりとかみんなが抱えるそれぞれの「闇」を話す場所ができたのは凄くいい事だとおもうし、もっと広げていきたい。
バーチャルでは持って生まれたしがらみや制約とか、社会で生きていくうちに作られてしまったしがらみや制約から解放される事が出来ます。

そいうい意味でもバーチャルは『性』を語るには良い居場所だなと感じます。

もちろん、リアルの世界でももっと性について気軽に話せるようにしたいし、リアルで性について伝えてる人も素晴らしいと思います。
わっちみたいにリアルよりバーチャルの方が向いてる人の選択肢としてって話なのでそこは誤解しないで頂けたら幸いです。

今はまだ自分の仕事もしながらの活動だから時間も限られてるんだけど、これから頑張ってもっとVTuberに専念できるような環境を作って、ペースを上げてみんなの声を紹介できるようになりたいと思ってます。
そんなこの活動のなかで同時に伝えていきたいのは

あなたの悩みや闇は人と比べるものではなく、あなたが辛いならそれは「辛くて大変な事」って認めてあげていいんだよって事

「●●さんに比べたら自分なんて大した事ないな。我慢しよう」なんて思う必要はないよ。

それさえ忘れなければ「リアルでつかうアバターでの生、人格」以外のもうひとつの「生、人格」をバーチャルで得て、蓋をしてきた自分を認めて色んな人と交流するのは素晴らしいことなんじゃないかなって思いました。
わっちは「由宇霧」としてみんなに出会えて本当に良かった。
これからしっかりと恩返しをしていけるように、ひとつひとつ頑張っていきます!

※すいません、良い事っぽいこと言ったあとにアレなんですけど、わっちの記事にスキを押すと、わっちの性癖に刺さるものがランダムで表示されますw笑って帰ってwww(noteにアカウントがなくても押せます!)

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