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メタバース活用5つのメリットを紹介!

メタバースの結局なにがすごいのか。
どこに魅力を感じるかは人によって違うので、私も自由に個人の意見を発表しようと思います。


由宇霧のメタバース活動ポートフォリオはこちら!

①それはもう会っている。どんなに離れたところに居てもすぐ会える。

メタバースと呼ばれる世界には「距離と視線」の概念が存在します。
近くに来たり視線を感じたらお話が始まったり存在を認知するし、ちょっと休みたいなと思ったら少し離れたところに行き視界から外れることでオンラインのまま休憩することもできます。
この機能によって物理世界と同じようにコミュニケーションをとれていると実感することができます。
3D映像の鮮明さがなかったとしてもゴーグルを被っていなかったとしても、本人が会っていると思えたならそれはもう会っているのです。
これは特殊な体験のように感じるかもしれませんが、私達が普段生きている物理世界でも似たことは沢山あります。
家庭内のルールや街の慣習や年齢。
それって本当に「ある」のでしょうか?
そのルールに関わる人たちが「ある」と信じているから「ある」のです。
それと同じことがメタバースの世界でも起きているだけです。
私たちは会っています。
メタバースによって、どこに住んでいても会いたい時にすぐ会いにいけるようになりました。
移動というコストが大幅に削減されたことによって、沢山の時間を得ることができました。

②場所を借りるのも作るのも無料の選択肢が沢山

物理の世界で人と会う時に必要になるのが「場所」です。
メタバースの世界ではサーバーをわけることで同じ部屋を同時に複数グループが利用することができます。
物理の世界では空間や管理に制限があるのでなかなか無料で開放することができませんが、メタバースなら可能です。
今後有料の空間ももちろん増えてくると思いますが無料の選択肢はまだまだ無くならないと思っていて、これはイベントを開催したり人に会う時に大きすぎるメリットです。
これによって逐一お金を払わなくても会合やイベントを開く事ができるようになり、予算による限界から解放されました
もちろん即席でリッチな事をしようとしたらメタバースだってお金はかかります。
ですが、とりあえずやってみようと挑戦するときのハードルの低さは間違いなく唯一無二で魅力的です。
想いが一致するプロフェッショナルな仲間が集まれば、予算ではなくお互いの技術を持ち寄ることで凄まじくリッチな体験を作り上げることだって可能です。

例)由宇霧主催・和芸の祭典「魅世者さん!(misemonosan)」はメタバースプラットフォームclusterにて入場無料開催。
延べ人数約800人を動員しました。

③失敗しやすくなった

メタバースの世界に来たことで、私は物理世界よりもはるかに失敗しやすくなりました。
まだ人口も少なく、何ができるのか何ができないのか、やっていいのか悪いのかという限界や価値観やルールが固定されきっていないこの世界で失敗しないなんて無理です。
だからこそ開き直って失敗を貴重な体験と捉えられるようになりました。
出来なくて当たり前なのです。
最低限他者を傷つけないように気はつかいますが、お互いに未知の世界で未知の体験をして人間としても日々変容しているこの世界で、思いがけず失礼なことをしてしまうのはあることです。
自分が嫌な想いをするだけでなく、自分だって悪気なく誰かをイヤな気持ちにしてしまう事もあるのでお互い様です。
ひとつひとつ確認したり、間違えてしまったときはごめんなさいと謝り相手に寄り添う事が大切だと思います。

その特性を生かし、このようにメタバースで失敗を恐れずに挑戦するためのイベントコミュニティを運営しています。

④人に時間をかけられるようになった

移動や場所のコストがなくなり、距離・予算から解放された私は物理世界よりもはるかに人に時間をかけられるようになりました。
仕事終わりの限られた数時間、物理の世界では1晩でせいぜい1コミュニティと関わるのが精いっぱいです。
人によっては翌日の準備をするだけで終わることもあるでしょう。
でも、移動と予算から解放されたメタバースであれば
1時間ごとに別のコミュニティを渡り歩くことも可能です。
そのなかで出会った1人と関係を深めたい場合は鍵をかけてじっくり語り合うこともできます。
もちろん終電なんて気にしなくて大丈夫。

深夜でも夕方のビーチで遊べる
ビーチで遊んだ数分後にはカジノに興じていることも・・・

⑤身体的制約があるから心で会話できる

メタバースの世界で物足りないのは身体接触です。
VRなどを長く利用していると、3D空間上で触られた時にも温もりや刺激を感じるように感覚が開発されてくることもあるのですが、やはり物理肉体の情報量というのは膨大です。
バーチャル上で感じる匂いや温度というのはあくまで自分がそれまで体験してきた身体接触データや想像に基づく再現だと思われますが、物理での身体接触は完全なる新情報でありその個体独自のデータが飛び込んできます。
私はもともとこの物理の身体接触によって意思疎通や愛情表現をすることが多い人間でした。
この世界に来て今まで自分がいかにコミュニケーションを身体接触に任せていたかを思い知らされました。
身体に触れることで相手をわかった気になっていたし、自分の考えや愛情も伝えた気になってしまっていたと気づきました。
表情も物理より制限されるので、相手の気持ちは声色や視線の向きなどで読み取る必要があります。
それでもやっぱり読みきれないので言葉で話し合うようになりました。
移動も予算も不要なので、ちょっと気になるなと思った時にすぐ声をかけて会って会話をします。
それによってすぐに誤解が解けたり、お互いの心の深いところまで短期間でたどり着けるようになりました。
そのせいか、メタバースの世界に来てから「え?こんなに仲良しで思い出もいっぱいあるのにまだ出会って数ヶ月なの?」ということがよくあります。
この体験は物理世界での生活でも役に立っています。
そもそも人の体ってそんなにベタベタ触ってはいけないよねと性教育特化VTuberとして反省しましたし(ゆえに由宇霧の活動は「しくじり性教育」なのです)
セクハラなどの問題もそもそも他人の身体に合意なく触れてはいけないよねという前提のもと、きちんと会話でお互いを知るすべを身につけていくことで解決できるのではないでしょうか。
ですが物理世界ではこのコミュニケーションをとるのにあまりにもコストがかかるのです。
それなら、そもそも身体接触がしずらく移動や予算などのコストがかからないメタバースで心の会話をして関係性を深めるのも良いのではないでしょうか。
このように、物理だけ、メタバースだけではなく併用してこそ真価を発揮するのかもしれません。

必要なのは時間だけ

お金よりも数字よりも今私が欲しいのは時間です。
不特定多数からの承認ではなく、自分がコミュニケーションをとって認識している少数の人からの承認をもらうことで心が豊かになりました。
だからバズるための制作ではなく人に時間をかけたいのです。
そのために、メタバースで距離を飛び越えてお金がかからない空間で夜な夜な語り合っているのです。

メタバースで生きてみたいと思ったらこれを読んで!

バーチャル花魁由宇霧がメタバースに住まい、居場所(コミュニティ)を作る中で感じた事を書き留める連載です。
特に前半ではどのようにして旅行者から一見である旅行者から住人に変わっていったかを書いているのでメタバースなにから始めたら良いかわからないという方はぜひこちらを読んでください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
今後もメタバースに関する記事を沢山投稿したいので
応援したいと思っていただけましたらぜひフォローとスキを押していってくださいね♨

筆者 由宇霧(ゆうぎり)プロフィール

世界で初めて性教育の本を出版した特化型VTuber♨️
メタバースで居場所作りの探求中。
雑誌連載中「出張版 #特化Vの会 」(VTuberスタイル)
メタバースイベントコミュニティ CLUSTARS運営
Virtual ASOVIVA TV -ビバテレ-プロデューサー
取材や講演会のご依頼は yugiri.staff@gmail.comまでご連絡ください。




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