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番外4「メタバースコミュニティが必要な理由」週刊連載「メタバースとコミュニティ」

週刊連載「メタバースとコミュニティ」
と題しまして書き進めているシリーズです!
これまでの記事は以下のマガジンから読むことができます。

今回はここまでの連載の時系列とは外れる番外編です。
なぜコミュニティが必要だと考えているのかリアルタイムな記録を残します。
このnoteは生配信のアーカイブを文章化したものです。
文章ではなく音声で聞きたい方は以下のURLからご利用ください。



由宇霧について

由宇霧は、性教育に特化したVTuberとして、自身の失敗や経験を通じて安全な性教育を提供しています。
私の性教育スタイルは、「しくじり性教育」と呼ばれ、自分の失敗や苦悩を率直に語りながら、安全な性のあり方を伝えています。
過去の私は異性との関わりを求め性的なトラブルも多く抱えていました。
その根底には居場所の欠如や親との関係による心の傷がありました。
この経験を通じて、性教育だけでなく、居場所の重要性を訴えています。
私は、さまざまなプラットフォームを通じてコミュニティを作り、 ニコニコやメタバースで居場所を見つけました。
そして最近ではバーチャル世界・リアルでの展示会や即売会に参加する機会を得て、喜びを分かち合っています。

CLUSTARSについて

メタバースイベントコミュニティ「CLUSTARS」では、失敗上等のポリシーを共有しています。 主なイベントはWebサイトに掲載されています。


毎月たくさんのイベントが開催され、そのほとんどがオンラインで利用可能です。
例えば、5分間の登壇イベントCLUSTARS TRYやお笑いカテゴリ笑STARS、メタバースカメラの講座などがあります。
また、CLUSTARS学園では定期的に同期や同窓生と繋がる機会も提供しています。
CLUSTARSはさまざまな価値観を尊重し、多様性を重視しています。
ただし、上から目線での多様性押し付けは避け、自分に合った居場所を提供することを目指しています。
最近は、人々が互いに必要とされることや誰かの力になることの重要性を再認識しています。
一人で全てをやるよりも協力して取り組むことで、情報共有やプロジェクトの成功率が高まります。

個人ではなくコミュニティである必要性

CLUSTARSでは、最近さまざまな企業案件も協力しており、これは由宇霧が最初に想像した設計図そのものです。
2018年からバーチャルYouTuberとして活動してきましたが、活動を通じて様々な経験を積み、人々に見てもらったり本を出版したりしました。
しかし、多くの人々が同時に熱狂できる何かを提供することがうまくいかなかったんです。
特に、性教育動画を通じて安全な性行為を推進したかったのですが、1つの正解がないことや、個々の悩みに対応する必要性に気づきました。
学校や大規模なコミュニティでの教育は不可能であり、個々の家庭や小規模なコミュニティでの対応が必要だと感じました。
また、言語や価値観の違いも重要であり、自分と異なる言語や価値観を持つ人とも対話を重ねることで、理解を深めることができると考えました。
CLUSTARSでは、個々のメンバーが自分のやりたいことを自由に行うことができる環境を提供しており、その結果、それぞれが自分の得意分野で活躍できるようになりました。
このような環境のもとで、価値観が近い人々が集まり、新しいアイデアを生み出し、共に成長することができるのです。
SNS上のコミュニティは、我々が日々の生活で交わる人々とのつながりをより深める場として、ますます重要な存在となっています。
このデジタル空間において、似た者同士が繋がりやすい傾向にあることは明らかです。
しかし、その中で大切なのは、自分とは異なる価値観や背景を持つ人々との関わりも積極的に求めることです。
たとえば、自分のタイムラインには主に似たような価値観を持つ人々が集まります。
しかし、その中には異なる価値観を持つ人々との交流がなかなか生まれにくいこともあります。
そこで重要なのは、自分と異なる価値観を持つ人々とも交流できるコミュニティを形成することです。
なぜなら、異なる価値観を持つ人々との交流には多くの利点があります。 例えば、自分とは異なる視点からの意見や考え方を聞くことで、自分の視野を広げることができます。
また、異なる背景を持つ人々との交流は、新たなアイデアや発想の源泉となることがあります。
さらに、異なる価値観や背景を持つ人々との交流を通じて、お互いに協力し合うことができる可能性もあります。

例えば、コミュニティのメンバーが困ったときには、お互いに支援し合うことで、より強固な絆を築くことができます。
しかし、SNS上のコミュニティには課題も存在します。
例えば、大規模なコミュニティでは個々のニーズや声が埋もれがちであり、コミュニティ全体の雰囲気や文化に合わせる必要があることがあります。
これでは生きづらくなってしまいます。
そのため、個々のニーズや価値観に応える小規模なコミュニティが重要となります。
こうした小規模なコミュニティでは、個々のニーズや声がよりよく聞かれ
、メンバー同士の距離も近く、より深い関係を築くことができます。
そのため、個々のニーズや価値観に合わせたコミュニティを形成することが重要です。
それぞれが同じ「CLUSTARS」というグループの中で自由に小さなコミュニティを形成することで、大規模コミュニティと小規模コミュニティの良いとこどりをすることができます。

Vketらぼについて

最近、新しいコミュニティが注目を集めています。それが、Vketらぼです。 #VketCloud #MyVket を活用したコミュニティです。
まず、VketCloud MyVketの特徴ですが、その最大のポイントは商用利用がオッケーなところです。
これは、他のメタバースプラットフォームとは一線を画しています。 VketCloudは、ワールドを作るためのシステムであり、その入り口となるプラットフォームがMyVketと呼ばれています。
MyVketではブラウザメタバースを採用しています。
つまり、アプリのダウンロードは不要で、デスクトップやスマートフォンのブラウザを使って3D空間を楽しむことができます。
これにより、より多くの人々が気軽に参加できるという利点があります。 そして、Vketらぼで開催されるイベントも多彩です。
たとえば、雑談系のイベントや作業をしながら交流するイベントなどが定期的に行われています。
また、即売会や展示会なども開催されており、これらのイベントは非常にニッチな需要に応えるものもあります。
その中でも、注目すべきは「メタコミ」と呼ばれるイベントです。 これは、バーチャルで展示会を主催するためのフォーマットであり、個人が自分の作品を展示したり販売したりすることができます。

これにより、ニッチな需要に応えるだけでなく、個人が主催する展示会や即売会なども実現できるようになりました。 メタバースでなにかビジネスや売り上げを出したい人はぜひVketらぼに参加してください。

まだナニとビバテレ

9人のVTuberたちが集まって「#まだナニ」という新しいコミュニティを作っています。

このコミュニティは、まだ具体的な形が決まっていない状態で 「まだ何も決まってない」というメタバース番組として始まりました。
彼らは、clusterを中心に月に1回のライブ配信を行ったり、新しいワールドを作成したりしています。
メンバーそれぞれが得意とすることが異なるため、様々なアイデアやプロジェクトが生まれています。
たとえば、雑誌で連載を持っているメンバーや、音楽活動を行っているメンバーなど、異なる活動をしている彼らが一つのコンセプトのもとに活動することで、新たな可能性が広がっています。
彼らは、自分たちのタイムラインでは届かない人々にも、新たなエンターテイメントを届けることを目指しています。
また、同番組を中心に「ビバテレ バーチャルアソビバテレビ」というYouTubeチャンネルを立ち上げ、そこでの活動も活発化しています。

このチャンネルは、CLUSTARSと同じ精神で運営されており、メンバー全員が共通の屋号を使い、それぞれの目標に向かって取り組んでいます。
このコミュニティは、ただ面白いことをやるだけでなく、持続可能な形で活動を続けることを重視しています。
彼らは、自分たちが納得できるプロジェクトに取り組み、無理なく継続していくことを心がけています。


特化Vの会について


VTuberの世界には、さまざまなジャンルやキャラクターが存在しますが、その中でも特定の活動に特化したグループが注目を集めています。
「特化Vの会」というコミュニティです。
「特化Vの会」は、VTuber同士が集まって、それぞれが特化した活動を共有し合う場です。
このコミュニティのメンバーたちは、VTuberとしてのタレント性やアイドル性を持ちながらも、特定のジャンルや活動に特化しています。
たとえば、文化的なコンテンツを扱っているメンバーや、特定のゲームに特化した活動をしているメンバーなど、さまざまな属性を持つVTuberが集まっています。
彼らは、自分たちがVTuberであることを誇りに思いながら、お互いを支え合い、共に成長していくことを目指しています。
このコミュニティでは、単独で活動するよりも、メンバー同士が力を合わせて活動することで、より多くの人々にアプローチできると考えられています。
そして、それぞれが特化した活動を続けることで、新たなチャンスや可能性を探求しています。
また、このコミュニティを通じて、VTuberの活動がメディアで取り上げられる機会も増えています。
特化Vの会のメンバーたちは、単独で活動するよりも、共に活動することで、より多くの人々に自分たちの魅力を伝えることができると考えています。

筆者 由宇霧(ゆうぎり)プロフィール

世界で初めて性教育の本を出版した特化型VTuber♨️
メタバースで居場所作りの探求中。
雑誌連載中「出張版 #特化Vの会 」(VTuberスタイル)
Virtual ASOVIVA TV -ビバテレ-プロデューサー
メタバースイベントコミュニティ CLUSTARS運営
取材や講演会のご依頼は yugiri.staff@gmail.comまでご連絡ください。




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