おいでなんし～！
バーチャル花魁由宇霧でございます。
最近はメタバースについての記事が多かったのですが、ニコニコ公式番組あつぶい主催の動画投稿祭「#あつまればーちゃる祭2023秋」にて特化V賞が新設＆科学はすべてを解決する! [くられ with 薬理凶室]コラボ動画公開を記念して、特化VTuberらしく性にまつわる記事を書いていこうと思います！

御子息のお悩みにお返事しました

科学はすべてを解決する! [くられ with 薬理凶室]ちゃんねるさんとのコラボ動画が公開されました！
御子息（由宇霧用語→お●ん●ん）のサイズが小さいというお悩みにお返事をしました。
動画内で紹介したのは
・埋没部分を出す手術（くられ先生談）
・相手が居ない場合はまだ悩まなくてよい
・身体的特徴を嫌な感じで指摘するのは思いやりに欠ける行為
・お互いに求めるサイズが合わない場合はオモチャをつかったり愛撫することで歩み寄る
・身体の相性が合わなくて別れることはあるが、あまり友人と語り合うことがないから自分だけがダメだったかのように感じてしまう
というお話でした。

御子息に快感与え機能が搭載されてるわけじゃない

これはわっち自身の体験談なのですが、初体験を迎えるまでは御子息になにかしら他の身体の部位とは違う快感パウダーや快感エキス、快感電撃、何かしらの特別な快感与え機能があるのではないかと期待に股間を膨らませていました。
ですが、実際に御子息をぶちこまれたところ、とくになにも起きずただただ「なんか入ってんな～」という気持ちになりました。
下剤やタンポンをぶちこんでいるのとなんら変わりがありません。
当時のお相手は今振り返ってもあまり類をみない巨根だったのですがとにかく苦しいようなお腹いっぱいのような、快感とはまた違う感覚で
「お、思ってたんとちがあああああう！！！あんあんって甘い声が漏れるようなそんなもんじゃねぇええええ！！！壮絶な膣への圧迫と殴打！！！経験したことないけど、どちらかというと出産のような気持ち！！！！！！！」
となりました。
慣れていない穴にクソデカい下剤やタンポンを入れたらどうなるかという話です。

性の快感というのは、御子息の不思議機能によってもたらされるものではないのです。
なのでよく「御子息のサイズが・・・」とか「継続時間が・・・」という話を聞くたびにこの方々、快感を与えられるのは御子息だけだと勘違いして悩んでいるのではないか・・・？という想いがよぎります。
実は御子息はそんなに特別な仕掛けは搭載していないので、その思い込みを一度手放しましょう。
搭載している特別な仕掛けは「子供を作る」という機能です。
だから子供を産みたいと思っていないときは避妊をしないといけないんですよ～！
ナマでして射精するときだけ外に出すのは避妊方法としては不適切です。
射精する前からジワジワと精子が入った液が漏れているので、挿入するときは必ず１ズボ目からコンドームを装着しましょう。
また、コンドームは正しく装着しても破れたり外れたりしてしまうことがあります。
慣れていないならなおさらです。
そのようなアクシデントによる妊娠を防ぐためには、ダブルメソッドとして低用量ピルも併用するのがおススメです。
これは女性が婦人科を受診することでもらえる薬です。
血液検査をして問題がなければ飲むことができます。
初診が検査も含めて大体6000～8000円ぐらいで、そのあとは飲む薬の種類にもよりますが毎月2500～3000円ぐらいかかります。
また、このような知識がないままハメて適切な避妊が出来ていなかった場合は行為から72時間以内に婦人科を受診しアフターピルをもらいましょう。
これは大体10,000～15,000円ぐらいです。
あなたにまとまった貯金などがないのであれば、もしものときのためにパートナーとアフターピル貯金をしておくと良いかもしれませんね。
また、同性同士の場合は妊娠こそしませんが異性間性交渉と同じく性感染症に感染するリスクがありますので必ずコンドームを使用しましょう。

御子息の気持ち良さは精神的なものと突っ込まれる側の鍛錬によるものが大きい

御子息が入って気持ちいいという感情は、相手の身体の一部が自分の体の中に入ってくる特別感に感動したり、突っ込まれる側の人間が普段から自己開発に励むことで得やすくなります。
（詳細は由宇霧の著書「セックスで気持ち良くなる御作法」を読んでね）
個人差があるので上記の例に当てはまらない人もいます。
ただ、ここからわかるのはどんなに好きだったとしても緊張していたり妊娠への不安が強かったりすればそれが原因で快感を得られないこともあるということです。
これを知らないと、御子息持ちし者たちが「自分のチカラ不足で相手を気持ちよくできなかった・・・」と思い悩むことになります。
実際は御子息にできることは少なく、話し合いや相手のセックスへのモチベーションなどが快感のカギであることをよく知る必要があります。

性教育と人間関係を学んでわかった過去の自分のクセ

思えば、ヤリマンだった頃のわっちは性行為をすることで「特別な存在になったものとす」という既成事実を作ろうとしていたような気がします。
人と関わり信頼関係を築くには途方もない時間と精神力をつかいます。
正直過去の自分はこのコミュニケーションから逃げていました。
ちょっと嫌な想いもしながら、何が嫌かどうしてほしいのかをきちんと話し合ってお互いの事をよく知り無理をしなくても一緒に居られる特別な存在になっていった先にセックスがあったりなかったりするという価値観がこの世にはあるんですけど、それをすっとばしてセックスをしていました。
わっちは非常に性的な魅力が強かったので、マ●コ力（mankoryoku）を振りかざし抗えない殿方のカリ首を獲り「特別な存在」の座につこうとしていたのです。
非常にバイオレンスな何かです。
今猛烈に反省をしています。

だから肉体的接触が叶わないバーチャルの世界に来てからはマ●コ力に代わるパワーとして数字というチカラが欲しかったのかもしれません。
目に見えてわかりやすい魅力があればすぐに人に信頼してもらえたり好きになってもらえる、そうすればこの難解でめんどくさい人間関係を築く時間をショートカットできるかも、ぐらいのことを深層心理で思っていた気がします。
でも100万再生の動画を何本か出してやっと気づいたのです
「人は数字で好きになってくれるわけじゃないんだ」と。

本当に欲しかったのは一緒に笑える仲間

「数字というパワーが必要」という考えを壊してくれたのが、今いるメタバースやコラボ企画を中心とした居場所の仲間＆先輩たちです。
本当に欲しかったのは数字じゃなくて仲間だったのかもしれない。
100万人に認められなくても、自分が大切にしたいと思う人達から大切にしてもらえたらそれだけで良かったんです。
そしてこの人間関係を得るために必要なのは数字じゃなくて、先に信じる勇気でした。
相手が大切にしてくれたら大切にするとかじゃなくてまず自分から信じて関わる勇気が必要です。
良い人だから好きになるんじゃなくて、自分が沢山時間をかけて理解しようとしたりチカラになろうとする試行錯誤の中で好きになっていくこともあります。
嫌われることもあります。
裏切られることもあります。
これもまた相性です。
それでも信じて相手の話を聞いたり自分の想いを伝えたりすることで絆が育まれていきます。
決して楽ではありません。
だけどこうやってちゃんと向き合って信頼を積み上げていった仲間と過ごす時間は今の自分にとってはすごく特別なものに感じられます。

わっちは仕事としてセックスに向き合ってきたし、元々性に対する好奇心が強いので、セックス自体は特別なものとは感じません。
そういう価値観の人もいるのです。
別に悪いことだとは思いません。
だからなおさら、わっちはセックスでは「特別」を得られないはずなのに、マ●コ力を振りかざし短期間で既成事実を作り「特別とす」なんてことを繰り返してきたからいつまでたっても仲間ができなかったのです。
先に信じてきちんと時間をかけないといけなかったのに、面倒だと逃げていました。
ダメな自分を見せる勇気がなかったのです。

じつは科学はすべてを解決する! [くられ with 薬理凶室]ちゃんねるとのコラボも自分から関わる勇気を出したことがきっかけでした。

もともとチャンネルのいち登録者として視聴していたところ
「その辺はたぶん性教育系のチャンネルとかで見てもらった方が良いと思う」とくられ先生がおっしゃっていたのを拝見してコメントを書き込みました。

そして最近も出たコラボ動画でのお話に繋がっていくわけです。

おわりに

このように、御子息の悩みひとつをとったとしても人間関係やコミュニケーションにまつわるトピックがわんさか出てきます。
性の情報は140文字のＸや数秒のtiktok、YouTubeShortsなどにも沢山ありますし、わっち自身も沢山投稿してきましたが、やはりあの短さでこれらを伝えるのは不可能です。
ですが、現代は短くインパクトがないとアルゴリズムに優遇されずこのような情報にたどり着くのが非常に難しくなっています。
そんなアルゴリズムから抜け出すには私達人間のチカラが必要です。
この記事を読んで感じたことはぜひ身近で大切な人に手渡しで伝えてあげてください。
引用RTやチャットサービスでも良いですし、会った時にお話するのも良いものです。
今由宇霧が求めているのは、バズではなく一人一人のクチコミで広がる性教育の輪です。
一気に１００万人に手を差し伸べる事はできない。
でも、一人一人が身近な人のために心を開いて語り合うことができたら、少しずつだけど確実に世界は変わっていくのかもしれない。
そんなことを最近は考えています。
隣の人に手を差し伸べていきましょう、それはいつか輪になるよ。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

性教育にまつわる活動は広告がつかないため活動の継続が非常に困難です！
由宇霧にこれからも頑張ってほしい！美味しいものを食べさせたい！という方はファンボックスやYouTubeメンバーシップでのご支援おねがいします！
(一番手数料が安くて効率よく支援できるのはファンボックスです)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました！！

筆者　由宇霧（ゆうぎり）プロフィール

世界で初めて性教育の本を出版した特化型VTuber♨️
メタバースで居場所作りの探求中。
雑誌連載中「出張版 #特化Vの会 」（VTuberスタイル）
Virtual ASOVIVA TV -ビバテレ-プロデューサー
メタバースイベントコミュニティ CLUSTARS運営