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番外1「わたしにとって書くということ」週刊連載「メタバースとコミュニティ」

週刊連載「メタバースとコミュニティ」
として突然つらつらと書き始めたのですが、
わたしにとって書くとはどういうことなのか。
そもそもなぜこれを書き始めたかについてお話します。


実を言うと書くことは楽ではありません

文章を書く時はいつも頭の中にいる100人のアンチの声を聞きながら書いています。
早速やべえやつですね…。
でもそうなんです。
わーーっと自分が思ったことを書いてると、でもこれは○◯なんじゃないか?とか、そんな言い方されて傷ついた!とか色んな声が聞こえてきます。
それをひとつひとつ解決するために言い回しを何度も書き直しているので、とても精神力を使います。
書いた後は家の中で心も体もボロボロになりがちなので、私はこの状態を「遭難」と呼んでいます。
こういうのは、伝わる人には伝わるみたいで
「色んな方向に気を遣いながら書いてますよね」と何人かに言われた事があります。
この声をかけてくれたのもメタバースで出会った人たちで、私のこの戦いをわかってくれてる人が居ると知る事ができたのは本当にありがたかったです。
そういえば、この世界に来てからnoteとの向き合い方もずいぶん変わった気がします。

メタバースに来て変わったnoteとの向き合い方

以前はどうやってバズるかとか、ホットエントリ?に入るかとかを考えてタイトルやサムネを設定していたのですが、今は本当に気にしていません。
バズることにまじで疲れてしまったし、バズらなくても見てくれる人は見てくれるとちゃんと体験できたからだと思います。
メタバースで出会って、お話をしたり遊んでいて、実在してる人が確かに読んでくれてる。
ということは、目には見えないけどちゃんと見て何かを受け取ってくれている人も実在するんだろうなって、間接的にだけど前よりもあなたのことも感じられるようになったんです。
だから今日はもう少し鎧を脱いでみるよ。
少しだけ戦いのセンサーを鈍らせて。
頭の中のアンチを無視して書いてみます。

なぜツラいのに書くのか

これはものづくりコンプレックスからくるものだと思います。
実は子供の頃は漫画家になりたかったり絵を描く人に憧れていました。
向いてるか向いてないかは、私の個人的な定義では
「上手くいかなくても続けたいと思えるかどうか」
「体調が万全じゃなくてもやれるかどうか」
の二つが大切だと思ってて
描いたり形あるものを作ったりする事はこれを満たせなかったし、逃げちゃってたんです。
じゃあ今何も作っていないのかというとそうではなくて、私は居場所とか知られるきっかけやシステムを作り続けています。
つまりこれに関しては上手くいかなくても続けたいと思うし、体調が万全じゃなくてもできるんです。
だから、この目に見えない私のものづくりをちゃんと可視化するために、
「お前は何も作ってないわけじゃないよ!」
と、自分を救い出すために書きはじめました。
そうだねえ、書く目的が自分のためになってるからバズとかが気にならないのかもしれないです。

変わっていく仲間を見て、自分も生まれ変わる

そうやって日々居場所を作っていたら、参加した人それぞれが自分に合う人や遊び方を見つけて行きたい道に進んでいきました。
「ここは居心地がいい」という言葉を聞くと、私はなんとも嬉しい気持ちになります。
ここに来てくれてありがとう。
楽しんでくれてありがとう。
一緒に作ってくれてありがとう。
今度は私も、この居場所を活用する番だ。
絵を描くことも、形に残るものを作ることも自分のペースでやってみよう。
ちゃんとみてくれる仲間や、特化以外の事をしていても一緒に遊んでくれる友達がいるから、安心して挑戦できる。
上手くやらなくてよくて、自分がやりたいことをやって良いんだ。
仕事にならないこともやっていいんだ。 
安心できる居場所があれば、自分の価値を誰かに認めてもらわなくても大丈夫になれるのかもね。
うん、きっとそうで、大丈夫になりたいから作り続けたんだ。
ずっと戦ってきたからなー!!
そりゃそろそろ大丈夫になりたいわ!!!
そうやって、私の心が満たされていればきっとこれからも近くに居る人を照らせるし、その人がまた別の人を救ってくれる。

こう思えるようになったのが、実は今日です(笑)
きちんと人を頼って甘えて掘り出してきました!1人じゃないってありがてえ〜。
今回の連載は色んな方のチカラを借りていて、全体の構成相談にのってもらったり、遭難したとき励ましてもらったりをお願いしています。
お陰で書けています。
本当にいつもありがとう!

今日の今日まで自分でもなんでこんなに信じられない時間と心を使って夢中で居場所作りに取り組んできたのか、マジでわけ分かってなかったですw
でもなんかやらないといけない気がして、ひたすらソーシャルVRの世界に浸って企画とシステムを作り続けてきました。
今日からはもうちょっと肩の荷を下ろして楽しめそうだし、少し寄り道する時間も作れるかもしれない。
時に遭難しながらも、大丈夫になるために戦ってきたここまでの記録をしっかり残して「作品」にしていきたいと思います!!
お楽しみに!!!!
いや、わたしが一番たのしみです!!!!


筆者 由宇霧(ゆうぎり)プロフィール

世界で初めて性教育の本を出版した特化型VTuber♨️
メタバースで居場所作りの探求中。
雑誌連載中「出張版 #特化Vの会 」(VTuberスタイル)
メタバースイベントコミュニティ CLUSTARS運営
Virtual ASOVIVA TV -ビバテレ-プロデューサー
取材や講演会のご依頼は yugiri.staff@gmail.comまでご連絡ください。




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