キンコン西野さんとアイリメーカーサロンについて会議した件

板垣雄吾

2019年3月15日 09:01

2019/3/7、キングコング西野亮廣さんと弊社ではじめるオンラインサロンの件について会議させていただきました。

会議の内容の前にまずは西野亮廣さんの説明を。

僕から見た西野亮廣さん

西野さんと僕は同じ1980年生まれ。

西野さんは「はねるのトびら」で一躍ブレイクし、芸人として有名になり、最近だと、作家活動（絵本やビジネス書、出すもの全てベストセラー）アーティスト活動、更には国内最大規模の2万2千人にも及ぶ、オンラインサロンを運営されてる。

最近はあの世界のTOYOTAからオファーがあり、クラウンを西野さんがリブランディングされたことで話題だ。

簡単に言うと超大活躍されてる。

昔、テレビで見ていた西野さんに対する印象は

「なんか斜に構えてる感じがする人」

正直、好きでも嫌いでもなく、あくまで上記の印象でしかなかった。

時が流れ、2018年。

西野さんが「はれのひ」騒動で成人式をあげられなかった新成人を実費で救ったニュースや、ビジネス書で、ベストセラーになっている状況をネットで知った。

巷では、ひな壇に出ないで偉そうだ、インタビューの途中で帰った！偉そうだ、などなど、ネット民やマスコミから非難轟々で、炎上しまくってる人…
なんだが、世間の反応と西野さんの言動には、確かに違和感があった。

「…なんでこんなに叩かれてるんだろう？」

Twitter見ても、ネット記事みても、西野さんがどこにもかしこにも登場してくるから、自然と目に入ってくる。

「どんな考え方してる人なんだろう？」

段々と西野さんのことが気になりだした。

そんな興味が湧いてきた矢先である。

2018年7月頃。
レディオメンバーのDJサカタが、やたらビジネス書にハマっていた頃である。

ある日、事務所に西野さんの「革命のファンファーレ」を持ってきて、興奮気味に話してきた

「西野さんの言ってること、ユーゴさんと同じで、マジウケるんですよ！！」

語彙力は絶望的に乏しいがDJやってる時はカッコいいDJサカタ

そんな彼の言葉に、僕の西野さんに対する興味は更に加速。

早速「革命のファンファーレ」を読んでみた。

「…考え方、そっくりだ」

西野さんの言う事が、全てしっくりくる。というか、DJサカタが言う通り、僕が社内で皆んなに伝えてる事、そのまんま。

・お金は信用の価値交換

・やれない言い訳しないで、どうやったらやれるかを考える

など、数え上げたらキリがない。

そんな西野さんが、「オンライサロン」という、オンラインのファンコミュニティを運営してることを本で知る。

DJサカタは先立って入り、続いて僕も入った。

西野さんと間接的に交わる

2018年9月。
当時、西野さんのサロンにはすでに1万人ほどのサロンメンバーがいた。

そして部活動というものがあった。

・経営者部…経営者や独立したい人たちが集う部活

・作家部…作家さんを目指す人たちが情報交換や自分で作った作品を公開したりする部活

などなど。

サロンに入会してすぐ、僕は経営者部に入った。

目的は

「西野さんの考え方に共感してる人達が集まってるということは、似てる考え方を持った自分がそこで何かしら発信出来れば、自分のファンが増える可能性がある！」

という打算。

しかし、実際、サロンメンバーと直接オフラインで会わないと話にならない。

入って1、2週間は、ROM専（みるだけ）で過ごしていた。

そんなとき、機会が訪れた。

経営者部内でのとある出来事をキッカケに、西野さんから号令が下された。

「サロン内で広告するなら、三方良しで、読み物として面白くなければならない」

これは

チャンス！！

すぐピン！ときた。

弊社の主力サービスである、iPhone修理のサービスを無料で体験してもらおう。

そう、

【サロンメンバー限定iPhone修理無料】だ。

・三方よし
西野さん…無料修理の代わりにレターポットという西野さん発案のサービスを使用してもらうこと

サロンメンバー…無料でiPhone修理のサービスを受けることが出来る

自分…会社の宣伝、自分の信頼値を貯めることが出来る

どう考えても三方よしだ！

しかも、修理の最中、15分から20分くらい、会話が出来るチャンスがある。

対面で、しかも、相手がこちらに来てくれて、直接話すことが出来る。

こんなチャンスはまたとない。

すぐ記事を書き、後は西野さんの承認を待つのみとなった。（基本的に投稿は管理者の承認がないと投下されない。経営者部の管理者は西野さん本人でした）

記事を投稿してから4日後くらい経ったか…

突然、西野さんの承認が下りた。

つまり、記事が経営者部に投下されたのだ。

ここからがすごかった。

あっという間にいいねやコメントが相次ぎ、FBには個別のメッセンジャーがなだれ込んで来た。

…

結果、3ヶ月間で約300人近くのサロンメンバーのiPhoneを修理。

この企画のおかげで得られた主な実績はこちら

・講演会依頼

・FC獲得（12件）

・サロンの大学生、10数名がインターン生としてジョイント

・新たな業務委託者が4名（元公務員、元超大手シンクタンクSE、元アパレル営業、元食品会社営業）

・「ビリギャル」坪田さんと出会い、3/27に出す本の帯を書いていただくことになった

・HIS子会社のHIF社とバックファイナンス業務提携

他にも、中古携帯を弊社から購入いただいたり、人をご紹介いただいたりと、とてつもない程の信用を得ることが出来た。

これも、全て西野さんがiPhone無料修理企画を承認してくれたから得られたことだ。

間違いなく、自分のターニングポイントになった。

「いつか直接お会いして、感謝を述べたい。」

そう思っていた。

西野さんと直接会議

2019年3月7日

西野さんと会議が出来る機会が出来た。

沢山話したいことがある中、選んだ議題は

「オンラインサロン」

自分の哲学や理念を発信することで、コミュニティをアップデートし、仕事を最高のエンターテイメントにすることが出来る。

そんな自身の成功体験を元に、僕もオンラインサロンをつくりたいという欲求が出てきた。

ウチでやるオンラインサロンの企画をぶつけ、西野さんに意見をもらおう！

ということで、思いの丈をぶつけてみた。

アイリメーカーサロンの特徴は以下の通り

【①サロンメンバーはスマホ修理無料！！】
オンラインサロンは数あれど、物理的サービスがあるオンラインサロンは始めてだと思います！（板垣雄吾調べ）
オンラインサロンの最大の魅力は、ガンガン動いてオンラインで繋がり、オフラインで出会うこと。

しかし、入ったばかりで、バシバシ動くのは怖い。しばらくはロム専（読むだけ）に徹して、機が来た時に動きたい…！！
って人にも優しいサロンでありたい。
ということで、せっかく払う月額のお金にも付加価値をつけるべく、みんなが持ってるスマホ（iPhone、Androidふくめ）の修理を【無料】にさせていただきました。

【②自分のやりたいこと、やりたくないことを見つける！】
…世の中、「好きなことして稼ごう（生きよう）」という風潮があります。
それ自体は、僕も大きく賛成。

ただ、やりたいことがなんなのか、それをわかって、実行できてる人はとにかく少ない。

ということで、僕が常に唱えていることは、「やりたくないことを見つけること」です。

自分のやりたくないことを、見つけて潰していくことこそが、本質的に自分のやりたい事を見つけ出す、大きなポイントになります。

ちなみに！！

「やりたくないこと」は「やらなくていい」

これをテーマにしたビジネス書が3/27にあの幻冬舎さんから発売されます！！

【③やりたいことを実現している各部長たちがいる！】
世の中には沢山のやりたいことがあります。
野球が好き、ケーキを作るのが好き、筋トレが好き、アニメが好き…
好きなことをしている人も、実はそこにたどり着くまでに、いろんな回り道をしています。
人間性に惹かれるもよし、プロジェクトに惹かれるもよし、サロンメンバーは、色んな部活に入ることが出来ます。
従来のワンヒーロー型オンラインサロンではなく、各部長がヒーローのオンラインサロンを目指します。

一通り説明させてもらった後、西野さんからはなんと