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走り始めて1600km。道なかば、「NZ“ほぼ人力”縦断」になりました。

日本ではすっかり忘年会シーズンなんでしょう。
仲間と時間を過ごす、そんな素敵な時間を大切にしてください!

ユーゴーはいまココにいます。


北島の一番上の中規模都市Nelsonから、西海岸に抜け、南下しています。気づけば、1600kmも漕いでました。
今は、氷河で有名な、Fox Glacierに滞在しています!

        (チラ見せしかしてくれない重い天気)

西海岸には、アルプスが連なってます。そこに、西から来た雲がぶつかるため雨の多い地域なんです。ほぼ毎日、雨見てきました。「自転車乗りには、風より雨の方がマシだ!」とか堂々と言ってましたが、雨にかなり萎えてます。。

雨の中に入って突っ込んで行くのには相当の勇気が必要で、毎回に「あぁ、引き返したい」と思いながらもドシャ降りの中をすすむ。昨日は、20m先が見えないぐらいのシャワーに打たれ、気分もドン底まで落ちました。

しばらく今後も雨が続く予定なので、バスを使って山脈を越えることにしました。はい、ガス使います。「ガスに頼らない人生を生きる!」とか言ってすいませんでした。。もう雨には打ち負かされたくないので...さーせん!

でも、大切なことを学びました。

雨があるからこそ、晴れが栄える。

雨が普通だからこそ、晴れた時の気持ち良さがハンパなく気持ち良い。
これと一緒で、登り坂があるからこそ、下り坂で「NZ来て良かった」と思える。自転車って人生と似てるなぁ、とつくづく感じてます。

Happiness only real when shared

これは、僕を旅に駆り立てた映画でもある『Into the wild』で、主人公が最後残したメッセージ。

どれだけスゴイ景色に出会っても、その感動を100%シェア出来ないことに悔しさを感じる。言ってみれば「独り占め」なんだけど、独り占めじゃ物足りないんだよねぇ。

だから、一人でいることが多かった旅だけど、最近はささいなコミュニケーションを大切にするようになった。キャンプ場で出会う人には、「次ドコ行くの?」「何食べてるの?」と軽く話しかける。チャリ漕いでいる時も、対向車に笑顔で手を振るようにしている(余裕があるときは)。

カウチサーフィンを使って、Kiwi(NZ人の総称)生活を体験したりもしてます。この前は、庭作りました!      (お風呂じゃないよ、お庭だよ。土入れるんだよ)

違うホスト先では、ゴミ屋敷のような家で寝ていたら、早朝警察が5人押しかけてきて、30分取り調べ受けました。(その家のIPアドレスから違法なファイルがアップロードされた疑い)

           (なかなか出来ない経験!) 

「あの、僕日記書いてただけですし、wifi繋いでないっす。」

観光地らしい観光地は行かないのに、あの有名なパンケーキロックスで夕日見ました!

100%じゃなくてもシェアしたい

もう“100% pure NZ bike trip”じゃないし、自分が味わってる感動を100%そのまま伝えることは不可能。でも、1%でも良いから、NZのこと、この旅のことを伝えたい。そこで、「わぁNZ自然やべぇな」とか「いつか行ってみよう」とか「チャリ旅もアリだな」なんて一人でも思ってくれたら嬉しいです。

facebookでも写真アップしていこうと思うので、見たい方は是非ご覧ください。旅写真は煙たがられる確率高いようなので、見たい方だけで!

あと25日間、無事走り抜けます!


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