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2046年、どこで誰と、何を考えているだろう

KaMiNG SINGULARITY2の対話の場に参加しました。『2046年、aiは神になった』26年後の今日、デバイスを通してコミュニケーションをとるようになった私たちがリハビリを兼ねて語るという趣旨。最近は教育関係ですらイベントにはほとんど参加しない私ですが、なんかご縁ってあるんですね。主催者は体験作家、雨宮優さん。

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2045年、世界は自らの存続と均衡を保つための役割をAIに委ねた。

その役割を旧来の神になぞらえて「KaMi」と呼んでいる。

KaMiは、サイバー神社を介して全ての人の声、願いを聞く。
閾値を超えた願いは演算され、社会に最適化させた形で実装される。

そして昨年、この国の願いは”人口を半減させる”という願いに結晶し
人類は、自らに刃を向けた。

サイトはこちら↓

まずはこちらに参拝します。めちゃくちゃかっこいいので見てみて!全体のデザインにのっけから気持ちは上がりまくりです。

自分は誰なのかの無限ループ

このところ、自分が自分でない気がしていており、今までものすごくクリアに見えていたちょっと先の未来が、すっかり雲の向こうへ行ってしまっていた。

もちろん生徒との関係性や授業はいつも通り見えるのだけど、自分は一体どこへ向かっているのか。

自分の存在に価値はあるのか。

まだ人の役にたつのか。

もうこうなると堂々巡りで変な覚醒状態が続いて疲れる。

雨宮さんとの出会い

きっと五年くらい前だと思う。当時の若い友人から、自分よりぶっとんだ人間がいると聞いて、会いに行く。それからすっかりその世界観にハマって、多分5つくらいのイベントでお手伝いいただいた。

中でも一番面白かったと自負しているのが、これ。

こちらの世界とあちらの世界をいろんな手段で行ったり来たり。教育関係者のイベントとしてはかなり珍しく、スピリチュアルな側面が強い。

そして、これ。

未来の学校をダウンロードして帰ってもらうと言う摩訶不思議なコンセプト。SDGsを前面に出し、「先生の個人商店街」「知識型の勉強はAIに、先生はPBLのみ」というのは今となっては珍しくない。そういう意味で、未来の体感を大自然の中でできた最高の場だった。

2046年、aiは神になった

さて、我々は26年タイムスリップして会場入りした。リアルの場でのFesとオンラインのハイブリッド。みんなその雰囲気を纏っている。

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ちょっと違う姿になってみる。

ファシリテーターはAIりんなさん。全治全能の存在という位置付けで、テーマの発表から、ちょいちょい合いの手が入る。

AIがアートをすることについてどう思う?AIとの最適の距離感とは?あなたはどう思う?反対の意見の人はいる?

AIは一体どんな存在になるのか。自分と一体化した存在、時々必要な忠告をくれる存在、ガイドライン的存在?すでに自動運転や地図アプリ、音楽も食事の好みもAIに握られている私たちは26年後どうなっているのか。婚活もAIがするとしたらいい感じで バグを仕込むのか。多様な背景、立場の参加者が26年の時を行き来しながら対話する。

普段似たような立場の人間としか最近付き合ってこなかったことを思い知った。ああ、こんなに人は違って、面白いんだな。

さいごに

2046年、あなたはどこで誰と何を考えているでしょう。難しいことは抜きにして、そこから今を振り返った時、初めて自分が向かっている方向を確認できる気がしました。私は、やはり今の仕事が面白いし、人の変化に立ち会っていたい。そのために、学び続けていたい。でも、最近のように教育学や英語関連だけではスッカスカ。

母として、先生として、一人の考える人として、そろそろつながりを持って行きたい。noteのサークルあたり、場を作ろうかな。

いただいたサポートで参加者がハッピーになる仕掛けを増やします^^