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わたしたちは何を「見て」いるのか - ユニークな身体と自己肯定 10月31日 石井政之さん、伊藤亜紗さん、藤岡千恵さん LITALICO研究所OPEN LAB

障害や病気のあることで学ぶことを諦めなくていい、当事者が、当事者のための最先端の「知」にアクセスできる、自分たちで自分たちの未来を描くことを、当たり前の権利として保障される未来をつくりたい。

そんな思いから立ち上げた未来構想プログラム「LITALICO研究所 OPEN LAB」


クラウドファンディングでの「開講サポーター」募集と並行して、noteでは、各回講義のテーマ、ゲスト講師のご紹介、講義に先立っての問いの共有をできればと思います。

本日は10月31日(木)開催、石井政之さん、伊藤亜紗さん、藤岡千恵さんによる第4回講義のご紹介です。

第4回 わたしたちは何を「見て」いるのか - ユニークな身体と自己肯定

「ありのままの自分で」そんな歌が一時期大流行しましたが、ありのままとはいったい何でしょうか。私たちが、集合的に、また個人的に持っている価値観。それを元にお互いに送られるメッセージ。他人の目線の内面化と葛藤。「ありのまま」かどうかはわからないけれど、「これが私です」と生きていくことはできるかもしれない。見ることと見られること、他者とつながることについて、3人のゲストと共に考えます。

日時: 2019年10月31日(木) 19:30〜22:00(18:30開場) 
場所: 株式会社LITALICO本社 セミナールーム(東京・中目黒)
ゲスト:
石井政之さん
ユニークフェイス研究所 代表

生まれつき顔に赤アザ(単純性血管腫)がある。大学卒業後、国内外の顔に病状のある当事者についてノンフィクション「顔面漂流記」を1999年発表。同時にセルフヘルプグループ・ユニークフェイスを設立。当事者支援の活動を開始する。2002年にNPO法人化。(2015年に解散)。2016年秋、次世代のユニークフェイス当事者のための活動、「ユニークフェイス研究所」を開始した。 著書「顔面漂流記」「迷いの体」「顔面バカ一代」「顔がたり」など。


伊藤亜紗さん
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授


もともと生物学者を目指していたが、大学3年次より文転。2010年に東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻美学芸術学専門分野博士課程を単位取得のうえ退学。同年、博士号を取得(文学)。専門は美学、現代アート。主な著作に『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社)、『どもる体』(医学書院)、『記憶する体』(春秋社、近日刊)など。WIRED Audi INNOVATION AWARD 2017受賞。


藤岡千恵さん
NPO法人 大阪スタタリングプロジェクト

1976年、兵庫県生まれ。保育士、印刷オペレーターを経て、現在は医薬品メーカーで事務職に就いている。どもる大人のセルフヘルプグループ「NPO法人 大阪スタタリングプロジェクト」所属。
幼少の頃からどもり始め、小学校でクラスメイトとの違いを意識し始める。言葉の言い換えスキルを身につけることによってどもりが目立たなくなったが、30歳を目前にして、どもる自分を否定しつづけることに苦しくなり、2005年にどもる仲間のもとを訪れる。どもりへの抵抗を手放すことによってどもりの豊かさに気づき、世界が一変。
現在は運営メンバーのひとりとして毎週金曜日に大阪で開催される定例会や夏の吃音親子サマーキャンプなどを通じ、「どもりとともに豊かに生きる」を仲間と実践中。


「ありのままで」と言われても…


体格、顔のつくり、声や話し方、一人ひとりちがった「からだ」を持って、私たちは生きています。「ちがう」という点ではみんな同じはずなのに、ついつい自分と相手、他人同士を比べてあれやこれやと考えてしまう。

「人は見た目じゃないよ」とか「内面は見た目に現れます」とか、電車の中でチラチラと送られる目線とか、見ないようにしてスマートフォンの画面に集中してるフリだとか、望むと望まざるにかかわらず、「見た目」にまつわるたくさんのメッセージ受け取ったり送ったりしながら日々を過ごしている。

「ありのままの自分で」と、とある映画のプリンセスが歌っていたけれど、それが大ヒットしたのは「ありのまま」でいることの難しさをみんな知っていたからかもしれません。

見ることと見られること、関係性の中で見つける「わたし」の姿

生まれつき、あるいは後天的な疾患によってユニークな顔貌を持つ人たち。身体的・社会的・心理的な要因が複雑に絡み合って起こる吃音症状のある人たち。そんな、他の人とは違う「見た目」のユニークさを持つ人たちは、自分の身体や他者の目線をどのように考え、どのように付き合って生きているのでしょうか。

「気にしないで」と言われても、周囲の目線をいっそう気にしてしまう。うまく話そうとすればするほど、ますますどもってしまう。内面化された他者の目線が、自分の思考や身体に否が応でも影響してくる。その苦しみや孤独をつくっているのは、私たちが、集合的に、また個人的に持っている「見た目」についての価値観、そしてその価値観に基づく、他者からの(明示的な言葉も含め、無言の目線も含め)メッセージなのでしょう。

OPEN LAB第4回の講義では、そんな「見た目」をめぐる私たちの思考や行動、他者との関わりや自分らしさについて、3人のゲストと共に考えたいと思います。

1人目のゲストは、ユニークフェイス研究所主宰の石井政之さん。国内外の顔に病状のある当事者についてノンフィクション書籍の執筆や、ユニークフェイス当事者同士がつながる自助グループの運営、メディアへの発信やサポート活動など、ユニークフェイス当事者としてさまざまな活動をされてきました。

2人目のゲストは、藤岡千恵さん。どもりとのつき合いは約37年、幼少期から大人になるまで長く吃音に悩まれてきましたが、自助グループとの出会い等を経て、現在はどもりの存在が心強いと感じられるようになった、自称「幸せなどもり」と語られています。

3人目のゲストは、伊藤亜紗さん。美学、現代アートを専門とし、目の見えない人たちや、吃音のある人たちへのインタビューを通して、人の身体や世界認識をめぐるさまざまな研究を手がけられています。

ユニークな見た目や症状との長い付き合いを通した、自己との対話・内省。同じ経験を持つ当事者同士のつながりや、共にいてくれる友人や恋人の存在。「見た目」との付き合いは簡単ではないけれど、そこから得られることもきっとある。ゲストの方々の生き方を見ていると、そのように感じます。

「ありのまま」かどうかはわからないけれど、「これが私です」と生きていくことはできるかもしれない。そのためのヒントを、3人のゲストと一緒に探っていきたいと思います。

講義への参加方法

①クラウドファンディングでの先行予約券の購入

LITALICO研究所OPEN LABは、社会問題と向き合う人のクラウドファンディング「GoodMorning」にて、6/11~7/7の期間、クラウドファンディングを実施中。地域・経済格差を越え、マイノリティ当事者をはじめ誰もがオープンにアクセスできる学びの場を作るための「開講サポーター」を募集しています。

開講サポーターのリターン(お礼のお返し)として、当日の講義に参加する先行予約券をご購入していただく形で、現在お申し込みを受け付けています。

・第4回講義の先行予約券: 6,000円(限定20枚)
・全講義のオンライン受講券: 5,000円(枚数制限なし)
・全講義の参加・オンライン受講・講義の合間に開催のゼミフリー参加券: 50,000円(限定20枚)

第4回講義に参加することができるチケットは上記3種類ございます。以下のサイトからリターンを選択し、クラウドファンディングのご支援という形でご購入いただければ幸いです。


②Peatixでの通常チケットの抽選申し込み
Peatixでの通常申込みチケットを抽選制で販売しています。通常チケットは4,000円(限定30名)となります。以下のページよりお申し込みください。

③スカラーシップ生としての参加
経済的に困難な状況にあるが、ぜひ講義に参加したいという方向けに、各回人数限定・選考制での無料参加「スカラーシップ生」枠を設けております。こちらも以下のページよりお申し込みください。

ぜひご参加ください!

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LITALICO研究所OPEN LAB クラウドファンディング「GoodMorning」で開講サポーター募集中!

オンライン講義やレポート記事・動画、スカラーシップ制度、会場での合理的配慮など、困難のあるマイノリティ当事者の方もアクセスしやすい環境整備のための資金を集めています。ぜひご支援ください。

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鈴木悠平

文筆家/インターミディエイター® 閒-あわい-を掬って書いたり編んだりしています。 LITALICO 社長室チーフ・エディター/ウェブマガジン「アパートメント」管理人/NPO法人「soar」理事

LITALICO研究所OPEN LAB

さまざまな分野で活躍する当事者・専門家・起業家の方々を講師としてお招きし、社会的マイノリティ領域の課題や解決策、未来のビジョンを受講者の皆さんと共に考える学びの場です。 障害や病気のある当事者の方、経済的な困難さや遠方におられる方も参加できる、「オープン」な知のプラットフ...
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