満員電車で消耗しないために

「ドア閉まりまーす、お身体お荷物お引きください、間も無く発車します、閉まりまーす」

朝も7時を少し過ぎると早くも駅員の呼びかけが窓の外から聞こえてくる。もうすぐ自分もあれに乗るのかーとか思うとげんなりする(ここで「やれやれ」とか書くと村上春樹だ。読んでないけど)。

満員電車に対する抵抗感が増した。都会で働いていて完全に避けることなど不可能なのだが、出来る限り乗りたくないなぁと思ってしまう。中央線沿いに住んでた頃は、若かったのかこじらせてたのかぎゅうぎゅう詰めでくっさい満員電車に乗せられる我らTOKYO民みたいな情感を勝手に抱き「東京で消耗なんてしてないぜ、別に田舎に行かなくたって過ごし方考え方次第だもんね、ふふん」なんて思ってたもんだが、もうなんか最近は体力的なアレと一緒に気力的なアレもアレである。満員電車つらい。

結果、極端な朝型になった。5時台とか6時台とか猛烈早い電車に乗ってオフィスに行くみたいなバカな対策をしている(今日はちょっと遅くなって見事にラッシュに捕まってしまったけど)。

そもそも東京の土地面積に対して人が多すぎるのだみたいな文句を言ってもマクロな状況は個人でひっくり返そうもないので、個人とかチームとか会社とかの単位で可能な限り柔軟な働き方を実現していきながら身を守るしかない。

たとえば、自チームの勤怠に関しては、それぞれのシフトの総量はあれど、出社時間については一律に9時とせず、8時半でも9時半でも10時でも選んでもらうようにしている。

ただ、個人の自由が組織の運営に支障をもたらすと感じさせてしまうと結局お互い窮屈になるので、チームの運用ルールとセットで見ていかないと機能しない。会議は何時以降にしか入れないとか、朝イチに急なチェックや作業依頼を差し込むなとか、仕事の受け方、総量や納期コントロール、優先順位の付け方etc.をうまいこと工夫していく必要がありますね。

あとは、人間、メンタル弱ってると同じ事象でもダメージ変わってくるので、「ちょっと今週来週は出社遅くさせてください」とか「仕事の量少し整理調整しようか」とか、ベースのルール+弱ったときの合理的配慮も重要だし、それを言い出しやすい組織文化つくらないといけませんね。

30年近く生きてきて、自分自身もけっこう揺らぎや浮き沈み大きめの人間であることを自覚しているので、結果自分の身を守るためでもあるんだけど。


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鈴木悠平

朝、起きてから

朝、起きてから考えたこと。
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