見出し画像

腸内細菌小噺_005:Re

大麦に含まれるβグルカンと腸内細菌(プレボテラ)による「次の食事のときに血糖値上がりにくくなるよ効果(セカンドミール効果)」について表ではお話しました。

005_:Reでは、そんなこと言ったって、私にはプレボテラが居るの?

そう!それ!
自分に居るのかわからないので、食べても効果が得られるのか?血糖値測定するの?うんこ見てわかるの?

まったくもってそのとおり!


そこで、一つの解決法は、お金を払って検査するとある程度わかるとおもいます。こちらの記事で取り上げていますが、民間のサービスが受けられます。


値段は…、ナノバブルシャワーヘッドが買えそうですね😆


高いから辞めとくわ…。

そうですね、私も自費ならやっていないかもしれません。
やっても1回かなぁ。

ということで、プレボテラを持っていそうな人の特徴を紹介します。

✅ 古いオイル・揚げ物を食べると高頻度でお腹を下す
✅ 肉よりお米や麺をついつい食べちゃう

こういう人は、まず糖質制限ダイエットはやってはいけませんよ。というかお腹を壊すリスクが高いので、続かないと思います。

上記の✅は確実にプレボテラを見つける項目では無いので、どっちかと言うと当てはまらない場合は、セカンドミール効果は多分無い…かもしれません。

当てはまる人はおそらく食物繊維が好きな腸内細菌が多い人なので、プレボテラが居る可能性が他の人よりも高いです。

私も当てはまりますが、プレボテラはプレボテラでも、違う種類の菌でセカンドミール効果はあまり期待できませんでした。残念。


言いたいことは…

結局の所、前回の記事のバクゼンさんのコメントと私の返信にあって、

「個々人が食べてきたものとその経験を個人が意識すること」

これまでの食生活を見直してみて、そういえば毎回お腹壊す直前は焼き肉だったな…とか。にんにく多目にするとくだしがちだな…とか。

人間は、目の前の美味しい食事、
その後、例え下痢になったとしても、美味しかった良い経験を悪いものにはしたくないものです。

あ、胸焼けや胃もたれがする人は、
おそらく加齢による消化能力の低下です。
元気なのに、毎回くだしている場合は当てはまります。


でも焼き肉食べたい!

良いでしょう、私もそうです😆そんな人には裏技を。
どうしても、お腹を壊してでも焼き肉を食べたくなったら、
胆汁酸を補充すると良いです。

これは、人それぞれの中でも、お肉を食べるとお腹を壊してしまう人の特徴に基づいた、また、私の経験からのことになります。

これは、昔から飲まれていた熊胆(ゆうたん)のことで、その成分、ウルソデオキシコール酸を多く含む、胃腸薬として売られています。

脂をたくさん食べてもお腹を壊しにくい人は、もともと胆汁の分泌が多い人です。なので、飲まなくても平気です。

この胆汁の分泌が多いと、バクテロイデスという菌が増えます。(前回の記事でも出ましたね。人間にとって最も多く存在する菌です)欧米食を食べるとバクテロイデスが増えると言われているのはこのためです。欧米食が増やしてるのではなく、分泌する胆汁酸の量が決め手になっています。

バクテロイデスとプレボテラは、両方多い人は稀で、片方が多ければ片方が少なくなります。


目を向けるのは「私」のことを知らないアドバイザーより、

自分の経験でしょ!

自分から目を背けないで!



最後まで読んでいただきありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?