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ハリーポッターと炎のゴブレットを読んだ。


あらすじ


ホグワーツ魔法魔術学校、ダームストラング専門学校、ボーバトン魔法アカデミーによる三大魔法学校対抗試合が始まった。
代表選手は、何百年も前から使用されてきた「炎のゴブレット」によって選ばれる。
不本意ながら選出されたハリーも、代表選手として試合に参加することに。
ドラゴンとの戦い、差別的な扱いを受けている屋敷しもべ妖精の問題、復活を果たす宿敵のヴォルデモート。
多くの波乱を含みながら、ハリー達のホグワーツでの4年目を描く。

差別を受ける屋敷しもべ妖精とハーマイオニーの正義感

屋敷しもべ妖精は、魔法界でお金持ちの屋敷や様々な施設で働いている妖精のことである。
屋敷しもべ妖精は、休みなく無休で叩くことが義務とされている。
魔法界にとってはそれが昔から普通のことであり、誰も気にしない。

そんな現状を見て、ハーマイオニーは
「こんなの絶対におかしい!」と差別に対抗するための団体を設立する。

屋敷しもべ妖精は、本人達がその労働環境を不満に思っておらず、むしろ当然だと信じている。
だからこそ簡単ではないし、すぐには受け入れられない。

それでも自分の信念のもと、
真面目でまっすぐなハーマイオニーの正義感が伝わってくる場面。

現実にも差別はたくさんある。
人種差別や、病気。
また外国人へのヘイトスピーチなどもある。

最近ではコロナにかかった人を攻撃したり、差別する動きもあった。

そんな時に傍観するのではなくて、
ハーマイオニーのように間違っていることは、間違っていると、
まっすぐに言える人でありたい。

ハグリッドの励まし


対抗戦の代表であるハリーは、2つ目の課題を前にして不安に押しつぶされそうになっていた。

課題の内容は、湖の中で1時間以内に人質となった大事な人を助け出すこと。

湖の中で呼吸をする方法がどうしても見つからない。
自分は失敗して、みんなから笑われる。

そんなハリーに、ハグリッドは

「お前なら絶対にできる。そう確信しているんだ。」
と励ます。

ハグリッドみたいな人がいたら、安心できるだろうな。

不器用だけど優しくて、
偏見なんて持たずに接してくれる。

一人でも信じてくれる人がいたら頑張れるもんな。

謎すぎるスネイプ先生

謎が深まるスネイプ先生
読者からも人気があり、謎深いキャラクターがスネイプ先生。

スネイプ先生はやっぱり敵なのでは??
と思わせておいて、しっかりと守ってくれている定番展開。

映画の時の、ジャイアンとか、バイキンマンみたい。

ダークヒーロー的なかっこよさがある。

まとめ


友情と恋愛、社会問題なんかも取り上げられた第四部「炎のゴブレット」
スネイプ先生はこれからどうなるのか。

復活を果たしたヴォルデモートとどう戦っていくのか。
次を早く読みたい。

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