yuuhi suzuki

自分の気圧の中でしか生きられない、真実みたいなものについて。

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マガジン

  • はじまりのはじまり2022

    いつもの日記です。

  • はじまりのはじまり2021

    2021年の最初の1ヵ月間、”いま自分はどこに向かいつつあるか”を書いて探り続ける習慣です。

  • はじまりのはじまり2020

    毎年最初の1ヶ月間だけブログを書いてみるのは、自分も知らなかったジブンと待ち合わせをしてるから。

  • 100通の片道書簡

    ある人との約束で、100日連続で書いてみる日記のようなもの。

最近の記事

とにかく、くらってしまった。

あまりに疲れていた。だからしばらく日記更新を怠って、サウナに行くなり、10時間睡眠するなどしてとにかく体力回復に努めたここ数日。久々に”くらった”コンテンツがAbemaの「ラップスタア誕生」という番組だった。 https://rapstar.co.jp/ 数年前に「フリースタイルダンジョン」というMCバトルの番組が始まって以降、HIP-HOPの魅力にどっぷりと浸かった。番組観覧に何度か足を運び、友達とラップバトルの真似事さえした。今でも言葉を見つけると、韻を踏める言葉を探

    • 何も言わないために喋り続けている。

      まるで恋人に大事な話をしなければいけないのに、言い出せなくて、どうでもいい話を振り続けてしまうような。 じっくりと内省すれば、きっと、言いたいことがきちんとここにある。けれどそこにアクセスできないまま、noteを毎日更新するという目標のためだけに何かを書き続けている。 このままじゃダメだ。けれどそういう時もあるよね。そんな自分を許す日。

      • 1日

        年始から今日に至るまで、まともな休みを1日しかとっていない。急な虚しさや不安感、苛立ちに襲われるのはそのせいだろうか。今のペースのまま仕事をやり続けるのは危ないだろうな、と思いながら、それを断ち切る勇気とエネルギーが足りていない。というのは言い訳だろうか。 来週の面談でそのことを伝えて、それでも改善しなかったら。 ちゃんと居なくなろう。 できるかな。できるといいな。

        • 人が願いとつながり直すとき。

          昨日今日と2日間、臨床心理の技法のひとつ「ブリーフセラピー」の研修を受けた。両日とも10-17時のオンラインで、さすがに疲れてしまった。 キッカケは、昨年の旅だった。人生相談に乗ってくれる宿「あわ居」での滞在を通して、聞くという行為の可能性を強く感じた。そんな僕を見て、宿の主人が勧めてくれたのが臨床心理の本だった。 臨床心理と聞くと、不登校のスクールカウンセラーや鬱病を扱う精神科医など、何か病名のついたクライアントの相談に乗るイメージがあるかもしれない。 けれど、健常者

        とにかく、くらってしまった。

        マガジン

        • はじまりのはじまり2022
          18本
        • はじまりのはじまり2021
          30本
        • はじまりのはじまり2020
          31本
        • 100通の片道書簡
          36本

        記事

          頑張っている人間が、頑張っていない人間に気を遣う世の中になってきている。

          ひょんなことから、久々に名作CMを観直した。 なんかこういう、カッコ悪いことのカッコ良さ、みたいなことが減ってきたように思う。 スマートにやる人が増えた。いかに頑張らずに凄く見せるか。たとえ頑張ることがあったとしても、それさえもカッコよく見せようとブランディングされたものが多い気がする。 最後の最後は、うまくやる。テレビ番組含めてハッピーエンドが約束されているものが大半の中で、実際は、CMのように拙いながらも、つっかえつっかえ必死に取り組む姿をまざまざと見せられた方がき

          頑張っている人間が、頑張っていない人間に気を遣う世の中になってきている。

          共同創業婚からパートナーを考える。

          先日会社の人と話していたときのこと。こんな話になった。 「最近の結婚って、”共同創業婚”が増えてるよね〜」 いわゆる一般の結婚の価値観とは違い、二人で会社を経営するように、二人の人生と在り方をより良くするパートナーを選ぶという結婚のスタイル。確かに身の周りでも思い当たる人がいる。 二人という会社を運営する、という視点で結婚を捉え直すと、重視するポイントが変わってくる。人生をより良くする上での考え方や趣味が一致しているとスムーズだし、外見やセックスといったこれまで重視され

          共同創業婚からパートナーを考える。

          えらい。

          社長プレと役員プレが重なる厄日だったけれど、どちらもうまくいってよかった。この歳になると誰からも褒められないので自分で自分を褒める。 お疲れさま。ゆっくり寝てください。

          えらい。

          呼吸困難

          三連休のうち2日働いたのに、今日は仕事ヤバすぎ…

          呼吸困難

          液体の恋

          今日は、今年最初に決めた、週に一度映画を観る日。最近友達からおすすめされた「鍵泥棒のメソッド」を観た。 感想は一言でいうと「お上手」。張り巡らされた伏線が回収されていく心地よさの中に、人が人生をいい意味で踏み外すに至る真実が散りばめられていた。素直にいい映画だった。 映画の中で、恋について女性が語る。「30歳を過ぎるとね、胸のあたりがキューンってなるマシーンが壊れちゃうの。」そうなんだよなあと相槌を打ちながら、今日のnoteはそれをテーマに書こうと思っていた。映画を観終わ

          液体の恋

          過去のどこかに未来がある。

          新作noteをアップすると、過去に自分が書いたnoteがリコメンドされる。そのアルゴリズムはよくわからないが、3年前の記事を読んで学ぶものところが大きかった。 あの頃の僕は、大切にされたがっていた。「他人に消費されすぎ」と友達から言われていて、その状況はまさに今の自分に当てはまる。同じところをぐるぐるしているなあ、と呆れると同時に、どうすればいいか、その先の答えを別日のnoteに記していた。 僕が大切にしたいことを、すでに大切にしている人がいると信じる。その人と出会いに行

          過去のどこかに未来がある。

          それしかないわけないでしょう

          今年最初の三連休初日は仕事に忙殺されるのがわかっていた。だから、ひとつ仕事を片付けた後、休憩をかねて絵本を一冊手に取った。ヨシタケシンスケさんの「それしか ないわけ ないでしょう」という作品だ。 僕はヨシタケシンスケさんの生粋のファンで、彼が出した絵本はほぼ全て持っていると思う。それでもこの本は買い忘れていて、先日友達からお薦めされるがままに購入したのだった。 「それしか ないわけ ないでしょう」。いいタイトルだ。というか、彼の作品はタイトルがすべていい。なんでも、タイト

          それしかないわけないでしょう

          過去は変えられる。

          先日、ゼミ生の卒業制作を添削していた。彼女は小説を書いていたのだが、これが初挑戦。初稿をみたときの感想は正直稚拙で、どこまでクオリティを高めてもらえるか不安だった。最終稿をみて、期待がいい意味で裏切られたことに驚きつつも安堵したのだった。 ひと通りフィードバックを伝えた後、長文の感謝のメールを送ってくれた。その中で触れられていたことが、僕の胸を打った。次のように書かれていた。 僕のゼミでは何かをつくる前に、徹底的に内省させる。当時彼女は、小説を書きたい自分に気付いていなか

          過去は変えられる。

          新しい一歩を踏み出そう。

          ということで、靴を2足買った。左がコーチで右がラコステ。 正直、スニーカーはいくつも持っている。わざわざ新しいものを買う必要はないのだけれど、買い物の衝動は理屈じゃない。とすると、自分の中にどんな潜在意識が潜んでいたのだろう。 おそらくファッションは買い物の中で、もっともアイデンティティの琴線に触れる。新しい自分になりたいとき、それを一番わかりやすく演出してくれる。そして靴は足元を装飾するもの。 ふと目を落とした時、テンションを上げてくれる。この世界に立ち尽くす様を文字

          新しい一歩を踏み出そう。

          摩擦を起こせ。

          今年の目標は「摩擦を起こす」になりそうな気配がしている。このキーワードを捕まえた経緯は昨日のブログの最後に書いたとおり。 僕は自分をあまり信頼していない。だから他人の意見を聞くとき、反発することなく咀嚼することが多い。だから意図的に摩擦を起こす。本当にそう思っているか?と自問する。その先に、相手を傷つける考え方が潜んでいたとしても、勇気を持って差し出してみたいと思う。 摩擦を起こすって、エネルギーがいる。でもそこを乗り越えて、相手と関わるということ。愛がなければできないと

          摩擦を起こせ。

          多様性ってなんだろう。4つの視点から考える。

          多様性、という言葉が氾濫している。それによって、特にLGBTQの方々に対する理解や受容性は随分進んだように思う。反面、まるでマジックワードのように、「とりあえず多様性と言っておけばいい」ともとれる場面に出くわすことも少なくない。 多様性って、そんな簡単なことだろうか。うまく言語化できない疑問が頭をもたげる。心の奥底に浸透させるためには、もっと、ある種の”しんどさ”を伴うショックやエネルギーが必要に感じられて。 ここ1年で僕なりの解釈が進んだ。その軌跡を書き留めておきたい。

          多様性ってなんだろう。4つの視点から考える。

          続けること。始めること。終わらせること。

          え、うそ。もう明日から仕事? 今年のお正月休みの体感速度は、ひょっとすると人生で一番早かったかもしれない。年末も仕事で忙殺されるがまま、そのスピードで駆け抜けてしまった。 今年は去年みたいだった。そうやって今年の最後を振り返らないために、何を変えて、何を変えないのか、自分の中で明確にしておきたいと思った。 ●何を続けるのか この問いを立てたとき、パッと何も思いつかなかったのが正直なところだ。それくらい昨年は具合が悪かった。強いて言えば、大学の講義とゼミの受講生たちに真摯

          続けること。始めること。終わらせること。