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【101戦・勝率80%】新時代のロイヤル!マキマ抜き連携進化コントロールロイヤル



みなさんこんにちは。ゆちゃんと申します。
この度は本記事をご覧いただきありがとうございます。
今回HOR環境もロイヤルのみでGM到達することができたので、使用していた構築を公開したいと思います。
拙い文章ですが、最後までご覧いただけますと幸いです。




■今環境と構築経緯について


まずは今弾環境を整理しておきます。
非公式ではありますが、シャドウバースレーティングの使用率・勝率データがこちら。

https://xn--gck7ah6dsb1hyh.game-box.xyz
いずれもRatings for シャドウバース メタレポート様より引用(最終閲覧日2023年7月10日)



フム。





いや0%!!(迫真)



エリカさんさあ…どしたん? 話聞こか?



これがどれぐらいヤバいかと言うと、ロイヤルの希望のマ〇ト氏もクラス専の肩書きを投げ捨てて機械ネメシスに浮気するレベル。
(ちなみにマ〇ト氏は機械ネメシスで先日行われたJCG杯で優勝されていました。おめでとうございます。)


レートは通常のランクマよりもガチ勢の方が多いため、レートの使用率・勝率が競技環境における評価に近いということになります。
つまりロイヤルさんは底辺。


現時点での環境はゴーストNc、進化Nm、結晶Bの3強、次点で復讐VやマナリアW辺りが人気です。
今環境を生き抜くには、少なくともネクネメビショの3強相手にある程度渡り合えることが求められます。



■ロイヤルの評価が低い理由


今環境においてロイヤルの弱い要素はざっくり分けて3点あります。

①引きによって出力が違いすぎること

②後攻が弱過ぎること

③守護を撃ち抜けないこと

これらの課題を克服しなければロイヤルが環境で戦うのは厳しいと言えます。

①に関しては現代ロイヤルの呪いのようなもので、ロイヤルの強ムーブの全てが連携に依存しているせいで、連携を稼げなければ何も始まりません。

また、連携を稼ぐ手段があまりにもマキシマムジェネラルに依存し過ぎており、5ターン目までにマキマを引けるかどうかが勝敗に大きく影響します。
強カードのはずのマキマが完全に呪いになっている



マキマを引けなくても勝てる試合も勿論ありますが、そもそもロイヤルはドローソースが少なく安定感に難があります。


いい加減毎回アナタ引ける前提でカードデザインするの
やめてもらっていいですか?


②に関しては、今環境はロイヤルに限らず圧倒的に先攻有利のため、多少は仕方ない部分もあります。
ただ、現在主流の前寄せロイヤルにはあまりにも守護と回復が少なく、後手捲りの手段が殆どありません。


特にゴーストネクロ対面が顕著で、
先5マスゴ
→後5マキマ
→先6ジャイアントゴースト展開
→後6白銀(+双剣)
→先7ゴーストバニッシュ

という展開になり、相手が余程事故らない限り後手に一切チャンスがなく負けます。


守護や回復に長けている進化ネメシスや結晶ビショップが善戦していることからも、これらの要素はゴーストネクロ環境において必須であると言えます。

後手の負けパターン
回復も守護もないのでほぼ詰み
(ジャニゴブ進化も焼け石に水)


③に関してはロイヤルの抱える1番の課題で、他クラスが守護をぶち抜きながらリーサルを取ってくるのに対して、ロイヤル(特に双剣)は守護で簡単に止まるため、先攻を引けたとしても守護盤面で簡単に止まります。

ゴーストNc、進化Nm、結晶Bはいずれも面を一掃しながら顔を詰めた上で多面守護を展開してくるインチキムーブをしてくるので、多少押したところで簡単に捲られてゲームエンドです。

また、中盤のジャイアントゴーストやダイヤモンドマスターの守護盤面の処理にも苦労します。ロイヤルは疾走打点しか持ち合わせていないため、多面守護に阻まれ中々顔にダメージを通せません。


盤面を一掃しながら顔詰め+多面守護展開
モニカ+白銀でなんとか12点は通すことができたが…
御旗は人の手で掲げる!
盤面を一掃しながらのリーサル
仮にこのターンを耐えたとしても
この守護盤面を貫通するのも容易ではない


他にも、盤面ロックを解除する手段がないことなど足りていない要素はありますが、この3点が現状のロイヤルの主な課題と言えます。
逆に言えば、これらの問題が解消されればロイヤルも環境に出てこられる可能性があります。




いや、そんなことができるわけ。






そんな、回復しながら守護も立てて盤面処理もできて多面守護もぶち抜いてリーサル取れるような夢のカードがロイヤルにあるわけが…














見つけました!!




というのが今回のお話。




■構築紹介


3500辺りまでは色々と模索した


こちらが今回紹介するデッキリストになります。
レート3500辺りからこの構築を使用し、ロイヤル1本でGMまで到達しました。

レート3500→10000まで
101戦80勝21敗 勝率79.79%
でした。

追記.
GM帯 41戦36勝5敗 勝率87.8%
練度が上がってきているためか、GM帯の方が高勝率で安定しています。
(2023年7月13日時点)


大型連勝こそないがGM帯でも7~9連勝は
コンスタントに出せる
上振れも下振れもない超ド安定型デッキ


ちなみにこの勝率ですが、いずれの環境においてもランクマレベルだとTier1デッキを使えば勝率9割程度は出るので、勝率8割は体感Tier2~3ぐらいのパワーということになります。
それでも、今環境においてロイヤルでこれだけ勝てる構築に仕上がったのは満足しています。



構築経緯についてですが、構築を組む上でまずゴーストネクロ対面に後攻でもある程度拾えることが今環境における最大の課題であると考えました。

一般的な前寄せ連携ロイヤルも先攻であればそれなりのパワーはありますが、とにかく後攻が勝ちません。
序盤~中盤に削られる展開になり、ゴーストNcや結晶Bの先攻7ターン目のムーブを受ける手段がなく、そのまま負けてしまう展開が非常に目立ちます。


ルミナスメイジ型前寄せ連携ロイヤル
安定感はあるが盤面ロック展開に特に弱い
アドドモニカ→白銀双剣確定型ロイヤル
先6白銀さえ決まればパワーはあるが先2カシムで詰みがち
よく見る一般的なリスト
派生系は色々と考えられるが
いずれにしても守護と回復の少なさが目立つ



前寄せ連携ロイヤルもパワー自体は低くはないですが、前に寄せるならゴーストネクロの方が強いというのが最大の欠点になります。先攻を取れれば勝てますが、先攻を取れる前提であればゴーストネクロで良い、というのが正直なところです。


そこで、前寄せにすることを諦め、後ろに寄せて先攻はもちろん後攻でも勝てるようにする、ということを今回のコンセプトにしました。


後攻でも勝てるというコンセプト上、ゴーストNc対面の先6ジャイアントゴースト→先7ゴーストバニッシュを捌くムーブを考えることから構築をスタート。

そこで見つけたのがこのカードたち。


後6エスコート進化+大参謀(麗しき美技)+リララ
というとても美しい美少女三姉妹ムーブを発見。
この色気溢れる盤面の美しさには思わずニッコリ。

この3枚を投げることで、顔面5回復+5点AOEによりゴースト盤面を一掃しながら顔を守ることができます。




…顔面5回復+5点AOE?







つまりそういうことです。



この3人は力を合わせることで前環境の覇者達の力を得ることができるのです。あまりにもエモい。


それだけでなく、5/6と2/2の2面守護に加えて顔面バリアも付き、ミカエルを含めると7点回復しながら相手の盤面を一掃、逆に4面展開しつつゴーストバニッシュも通さない最強の布陣が完成します。
このムーブが誇張抜きに強い。

要求値が高いように見えて、エスコートで大参謀をサーチできる上に、リララがくっつかなくてもミカエル回復もあるのでバニッシュ連打ですらある程度耐えられるようになります。



先6ジャイゴス盤面でピンチに見えるが…
エスコート進化+大参謀で一掃!
ゴーストバニッシュを打たれるも
次の大参謀+ミカエルで6回復が見えている
耐えれば勝ち!


ちなみに先攻であればもっと楽に耐えられます。

そして、既にネタバレを含んでいますが、耐えた先はこのカード。


受け入れよ!


通称受け入れよ先輩(当社調べ)。
連携20かつ7回進化で相手の盤面を全消滅しながら3回攻撃が可能となる進化コントロールロイヤルの最強フィニッシャー。

大参謀の商人の鑑定から手に入る首飾りを付けることで相手の盤面を無視した21点OTKが可能になり、これが守護を立てながら回復してくる進化Nmや、バリア付き多面守護を展開してくる結晶Bに対して有効なリーサル手段となります。


双剣では詰んでいる場面
しかし…
敗北を受け入れよ!


受け入れよ先輩は、前環境のコントロールロイヤルでは連携が足りなかったり、進化回数が足りなかったり、サーチなしピン刺しで引けなかったりと若干頼りなかったですが、今環境のレーディエルは8ターン目にそこそこ安定して完全体が降臨します。

エスコートで耐えながら指揮官サーチで持ってこれるので引けない心配もなし。
体感ですが、先攻60%、後攻80%ぐらいで8ターン目に完全体レーディエルを投げられます。中々強い。
少なくとも連携20は達成しているので、モニカやミカエルと合わせて2~3面守護なら突破してOTKできます。


ちなみにですが、構築を組んでいる中でマキシマムジェネラルは自然と抜けました(試作段階では入れていた)。

本構築はとにかく大参謀を1枚でも多く引き込みたいため、指揮官サーチの邪魔になり、かつ大参謀が1枚デッキから抜けてしまうマキマはコンセプトに合っていませんでした。

マキマが抜けた分は他で連携を稼ぐ必要がありますが、マキマに依存せずに構築全体で連携を安定供給できるようにすることで、引きによる出力の差を緩和することができ、限りなく再現性の高いリストに仕上がりました。


ついにこのカードが抜けることに1時代の終焉を感じる




■採用カード解説


全てのカードは取り上げませんが、軸となるカードのみ掻い摘んで解説します。


見た目めちゃくちゃすき

大参謀をサーチしつつ、5/6守護を立てながら3回復する最強カード。指揮官カードを絞ることでレーディエルにもアクセスしやすくなっています。
実質1コスト1連携という連携効率の高さも強力なポイントで、何から何まで仕事をする理想のOL(?)。

6というケツのデカさも強みであり、後4に進化を切ることでミカエル+マスゴでは処理できないため、進化を強要させられます。

また、ゴーストバニッシュに関してもミカエル+ゴースト進化でもケツ6+リララを貫通できないため、リララバリアを剥がしてゴーストバニッシュを通すプレイを絶対に許しません。
あまりにも偉い。このケツが。このケツのデカさが。



夢のような恋でした

ちなみに進化後イラストはさらに色気が増す。
基本的に進化を切るため、この美しい背中とお尻を拝見できる機会は非常に多いです。
あまりにもプレイヤーの性癖を歪めるイケナイカード。このケツのデカさには6スタッツも納得。

ちなみにこのデッキを使い始めてから私の性癖も歪みました。エッッッッッッ。



イケボ

ロイヤル界最強の女。
ジャイゴスを一掃するAOE、タケツミ落ちの今貴重なEP回復、レーディエルのための首飾り入手と回復を同時に行うハイスペックぶりには目を疑う。

とにかく大参謀が何枚ゲームに絡めるかで勝敗が決すると言っても過言ではないため、指揮官サーチで全力で拾いにいきます。
前寄せ連携ロイヤルの欠点はこの最強カードを強く使えない点にあると考えています。

エスコートから大参謀を釣ってくるムーブがあまりにも美しく、相手の盤面は壊滅、こちらは美少女2人両手に花。どちらを選ぶこともできず悶々とした想いに心を揺さぶられることになる。

登場からスキン化を待ち続けたにも関わらず、ロイヤル1位になれなかったのが本当に悔しい。
バルバロスに投票した人、謝ってください。



バトルパスで女になれ

1コスト1連携、2ドロー、5/5守護とかいうバグみたいなカード。このカードに行き着いたことでデッキパワーが格段に上がりました。

マキシマムジェネラルが抜けたことで5ターン目の動きが空白になった分、そこをキリエ進化+2コスト×2で綺麗に埋めることができる点が強力。安定した連携供給に大きく貢献します。

男なのでそれ以上は特に語ることがありません。



盤面ロックされない騎士見習い

指揮官であることが弱そうで強かったカード。試作段階では大参謀サーチを阻害することから、このカードを採用することに懐疑的で構築に入れていませんでしたが、従来型では逆に手札が大参謀で溢れて動けなくなるという事態が発生。

そこでこのカードを採用してみたところ、トニーから引っ張ってくる動きや、後4のエスコート進化+2コスト+看守の動きがくっつきがよく、デッキの潤滑油として貢献してくれました。

ただし、後半サーチで引いてきて弱い点は割と気になるので今後抜ける可能性はあります。




■採用候補カードについて


この辺りは好み

こちらが使用してみて、採用の余地があると感じたカードになります。現時点では、このデッキの自由枠は2枠だと考えているため、この中から2枚の採用をオススメします。


最も使用感が良かった無難なカード

現在使用しているのはフレイアになります。
後攻で1コスト1連携になれる点が優秀で、広くロイヤルフォロワーをサーチしてくれる点が無難に強いと感じて採用しています。

一方で、活躍が分かりにくいカードではあるため採用の可否は人を選ぶと思います。この枠はドローソースか2コスト枠の補強となるカードの採用をオススメします。



■不採用にしたカードについて


カードとしては強力だが環境や構築に合わない

こちらが使用してみて合わないと感じたカードになります。いずれもカード単体では強力であるため、別のコンセプトデッキに採用するのが良いと思います。


特に惜しかったカード

黄昏と白銀は試作段階から比較的長く入っていましたが、キリエと入れ替えに抜けました。
進化稼ぎ、兵士サーチと共に優秀ですが、キリエと違って5ターン目に打てないことと、大参謀と同時に投げられない(=消費したEPを即座に回復できない)ことが致命的で、6ターン目、7ターン目に大参謀を投げたいこのデッキと噛み合いが悪く不採用になりました。

このカードは5ターン目にフルパワーを出せるようになれば最強になります。



■マリガンについて


先攻
後攻

このデッキのマリガンは至ってシンプルで、連携カードとサーチカードをキープすれば基本的にOKです。
先攻・後攻でエスコート以外変わりません。
大参謀は今のところキープしていませんが、諸説あるので今現在も研究中です。


■環境における有利不利について


結論から述べますと、私個人のデータのみでは正確に計測することが難しく、またランクマと競技環境ではプレイヤーの練度が違います。

私のランクマデータを元にした、練度が同じだと仮定した場合の大体の相性感覚は私の中ではありますが、正確ではない情報を公開する意味はないので今回は伏せさせていただきます。


その代わりと言ってはアレですが、マッチングした時の私の感情をローウェンに表現してもらいますので、それでなんとなくイメージしていただければと思います。

なお、ローウェンの言動についてはあくまで私の感情を抽象的に可視化したものであり、環境における有利不利を保証するものではありません。
また、双方の練度や構築によっても有利不利が逆転する場合もあります。

そのため、実際の使用感については、使用してみて各々の中で結論を出していただければと思います。


〇vsゴーストNc

でもおいら負けないよ

〇vs結晶B

盤面ロックはやめてくださいお客さま

〇vs進化Nm

バリア貼っておけば大体耐えてるのはまだ優しい方

〇vs機械Nm

先678グレティナは耐えません

〇vsウヌエルB

盤面圧で不可侵の教会を置かせるところから

〇vs復讐V

めっちゃ助かる

〇vsマナリアW

ピギャーーーーーーーーーーーーーーーー


また、ランクマ101試合分のリザルトを本記事の末尾に載せておきますので、参考程度になればと思います。(ただし、進化Nmと機械Nmなどの見分けは付きません)


少なくともランクマレベルなら戦えるパワーはある



贔屓目なしに評価するなら、まだまだ構築の完成度は低いですが使用率0%になるほど弱くはないです。
今後の研究次第では、競技環境で選択されてもおかしくないぐらいのポテンシャルは感じます。



■まとめと今後について


長くなってしまいましたが、ここまで閲覧していただきありがとうございました。
今環境のロイヤルは、構築さえまとまれば世間の評価ほど弱くはないと考えています。
本構築に関しましても、まだまだ伸び代はあると思いますので、今後の研究に期待しています。


そして、


エスコートちゃんもそう言ってます


変態紳士の皆さん、頑張ってください。


今後も(滅多に更新しませんが)気が向いた時に記事を書いていくつもりですので、本記事、及びTwitterを拡散して応援していただけますと大変励みになりますので、是非よろしくお願いいたします。

それではまた (・ω・)ノシ



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■対戦履歴まとめ


スクショ貼っているだけです。
3500→10000までの101戦
10000→13100までの41戦
を載せています。
キリがないのでこれ以上の更新の予定はありません。
(最終更新日:2023年7月13日)



GM 35~41
GM 30~35
GM 25~30
GM 21~26
GM 16~21
GM 11~16
GM 6~11
GM 1~6


M 95~101
M 91~96
M 86~91
M 81~86
M 76~81
M 70~76


M 60~69
編集作業中に画像データを紛失しました( ; ; )
8勝2敗です

M 55~60
M 51~56
M 46~51
M 41~46
M 36~41
M31~36
M25~30
M 21~26
M 16~21
M 11~16
M 6~11
M 1~6


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