春は、本当に出会いの季節であり、お別れの季節だ。

今日は、患者さんが退院した。この患者さん、一年以上入院されていた。

私が入職する前から入院していて、私も思い出にいっぱい。退院できないかとも思ったが、トントンと決まり今日の朝退院となった。

看護師１０年以上にもなる私は、患者さんが目の前でなくなったり、お別れしたりすることが辛く、実はあまり感情移入しないように近年は働いている。これが看護師としてどうかというと、患者さんから冷たいなんで思われているとも思うが、距離が縮まるほど、感情を共有するほどに、患者さんとの別れが、私の心を喪失し、保てなくなるのであまり感情移入しないように仕事をしている、喪失した心を戻すのには時間がかかる。

今日は良くなっての転院だったけど、久々に思い出が思い出でさびしかったな。

患者さんとのお別れ、いとこの喪失。

ちょっとずつ、ちょっとずつダメージ受けてる。

ただ、甥は順調に中学生活をエンジョイしているみたいでほっとしている。

真面目な姉は、中学がお弁当であることで、お弁当作りに燃えている。甥が冷凍食品が嫌という希望にそって、

６時４０分に家を出る甥のために、毎日毎日料理をしているようだ。本当に姉の自分の決めた目標に対しての努力の仕方には、毎回脱帽する。

てなわけで、今日も元気に生きてます。